どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

雪の特異日

2016-01-24 02:59:25 | 日記

 

大寒の頃から盛岡は、大体雪の日が続く。そして大体真冬日なのだ。その中でも1月23日と2月3日は過去30年間雪が降るという特異日だ。24と25も確率95%で雪という日だ。

なお八甲田山の大遭難事件は1月23日だ。青森市も雪の確率が高い。東北では大寒のあたりは、要注意の日になっている。

さて午前中はそこそこのお天気だったのだが、お昼頃から曇ってきた。仕事もネタがなくて、ゆぴあすに泳ぎに行くことにする。

 

 

岩手県交通松園営業所から見える、マンション「カナダ」」。大家さんが「金田」さんなのだろうか。いつ見ても不思議なネーミングだ。そしてギター教室が気になる。

 

 

ゆぴあす近辺の歩道はきれいに除雪されています。こんな山奥郊外なのに立派なものです。

まあ駐車場の除雪用の機械があるから、ということだけなのでしょう。とはいえ市内の大通り商店街や菜園地区や、駅前なんてムチャクチャです。見習ってほしいものです。

 

 

さて時間もたっぷりなので、ゆっくり休み休み2500メートル泳ぎました。最近は週一なので、多少距離を泳いでもいいのかなと考えています。とはいえこの距離は久しぶりです。

最初は平泳ぎで25メーター30秒、クロールで25メーター30秒という方と一緒です。とても合わせやすいです。こちらが休んでいる間に彼が何往復したかで時間を測れます。なお彼の平泳ぎですが、手の形が海の平泳ぎなんですね。それで30秒というのはものすごいパワーということです。

次にきた方は、クロールで50メーター57秒~52秒という方です。合わせれますけど少し早い。なので頑張りました。私が頑張ると彼も頑張るので差は開く一方。ハードになったな~とボヤいていると、若いのが入ってきます。一気にスピードアップです。すぐに若いのが隣のコースに移ったので、助かった~という気分です。

最後に入ってきた方が強烈でした。バタフライでで25メーター35秒という、ある意味凄まじくパワフルな方です。荒波にもまれながらの最後の800メートルでクタクタになります。

時間が少しあったので5種類のジャグジーで体をほぐします。ただジャグジーって以外と水圧が高いので、ジャグジー疲れというのを起こしやすいところがあります。マッサージの揉み返しみたいなもんですね。しかも精度よく揉んでいるわけでないので、逆に疲労をためやすいというのがあるわけで、だから1分ごとに5種類のジャグジーを回るというのが理想です。2周でもすれば十分でしょう。だからそこの小学生、あんたの体は壊れやすいんだから3分も占拠するな。そこのお姉さんいくら何でも10分そこにいないでくれ。

ということでジャグジーの正しい使い方でした。

 

 

着替えて、15時10分ゆぴあす始発のバスを、15時8分から待っています。腕時計は一週間前に時刻合わせをしましたから大丈夫なんですが、この時間に始発バスがいないのは変だなと思います。で、12分でもきません。次のバスは1時間後です。

ん~、なんでしょうか。まず考えられるのは、運転手が時間を間違って早く発車した場合です。昔は始発ですらありました。バスについていた時計か、運転手の時計が進んでいた場合です。ただ最近はすべてのバスにGPSがつけられているので、車内の時計も正確です。なので岩手県交通でも始発時間は正確に15秒から30秒遅くなっています。ホントに客がいないかどうか確認する分少し遅くなるわけす。

ただ一番腹が立ったのは、30年前だが、始発のバス停で待っていたらバスが通り過ぎたのだ。実はローカルルールでバスの待合所に止まっているバスに乗り込んでいなければいけなかったらしい。バス停は、目印でしか過ぎなかったのだ。なお当時でも岩手県北バスは、乗り込んでいなくとも始発バス停に人がいれば止まったぞ。

とすると、故障でしょうか。代車が出るまで時間が多少かかるというものです。岩手県交通ですからあり得ます。何しろきた時のバスも降り口のステップの角に大きな穴が空いていて、地面が見えるしろもんです。東京都で酷使され、関東圏で走り回った末に岩手くんだりで走っているバスです。塗装を変えないのも有名で、30年前のバスの姿で走っています、というのはザラ。バスマニアの聖地とも言われている、雫石営業所を抱える盛岡です。「暖房が故障しております、皆様には大変なご迷惑をおかけしておりますが、何卒ご了承ください」というアナウンスがあったが、12分の運行区間だし、まあそんなもんかと思うのが盛岡市民。そしてあまり知られていないが、バスは以外と壊れやすい。もちろん乗客の生命を預かる機械だから重要部品の故障はない。ちっちゃな故障はある。でもそこで運行停止にするかどうかは、バス会社次第でもある。

とりあえず、もう一つの仮説があったのだが、その仮説から行けばしばらく歩いた方が早い。ゆぴあすから北松園はフリー乗降区間、つまりバスが来たら手をあげればバスは止まってくれるし、運転手に次の角の手前で降りますとあらかじめいえば止まってくれる区間だ。

 

 

ということで15分歩く。故障にしても代車を出す時間がかかったとしても、来ない。別な路線のバスが目に入ったが、歩道の除雪はさすがにゆぴあす付近に比べればよくない。走ることもできずに見送るしかない。もういいや、バスの多いところまで歩けばいいや、と開き直ったところのバス停にバスがちょうど来ました。

実は第3の仮説が当たっていました。運転手がバス路線を間違えたというものです。岩手県交通は比較的貧乏な会社です。とはいえ岩手県北バスのように倒産したわけではありません。堅実な経営をしているだけなのですが、市内の状況を無視した過密ダイヤを組みがちというところはある。そこにゆぴあす線のように1.5往復とか変則的なダイヤを組まれてしまうと勘違いが起きやすい、というのがあるわけです。特に盛岡では辺鄙なゆぴあす線は怪しいなと思っていたのですが、その通りでした。

勘違いした運転手が、別な路線を走っていたようです。それに気がついた別の路線の運転手が本社に報告、慌てて別路線のバスが急遽出動したのに乗れたわけです。

いいかな、僕はこの路線でUターンしたバスに乗ったことがあるのだよ。でも岩手県交通を非難することはないよ。バスの運転手を非難することもないよ。路線によってはガラの悪い運転もしているし、ムチャクチャなのもよく知っている。でも非難しないよ。運転手は必死なんだ。だって、親会社が悪いんだもん。ものすごく悪いんだもん。サイトに子会社一覧もないほどの会社だもん。


と思ったら、もう少し複雑。親会社、別な会社のグループになっている。あの会社は別な会社になっているのだが、なんでサイトデザインが同じなのかはわからないが、まあそういった大人すぎる事情なのだろう。だから、非難できないのだよ。地方としてはバスを走らせてくれるでけでありがたいわけで。

にしても、どうなの、コレ。まさかまだ創業者の銅像が事務所にあるんじゃないだろうね。

 

 

雪の特異日なのに、雪は降らず月が出た。ほんとこれでいいんだろうかと思う。でも一応雪雲は近ずいているらしいが、低気圧そのものが少し南にあるようだ。

40年に一度の大寒波と言われているが、たまたま南側に低気圧があってそうなっただけというのが、東北人としての感想だ。だがウエザーニュースで、九州や沖縄では3日分の食料、特に水道管の破裂に注意し、水を備蓄するようにと呼びかけているようだ。我々にも通用しそうな内容だが、東北出身だからといって車を出すなという記述がかなり面白い。

雪国出身で運転が慣れているとしても、周りのドライバーが慣れていなければ巻き込まれてしまいます。外出は控えるようスケジュール調整を。」

そりゃそうだ。

とはいえ40年ぶりの寒波であるが、これっていつもの弱い寒波でしかない。北日本にとってはそうとしか言いようがない。今年は暖冬で、シャッフルされているだけなのかもしれない。

だから南の方々には言いたい。ー10度以下になるわけではないのだから。なんとかなるでしょう。とはいえいきなりこの寒さはこたえるね。