さて今年もやってきました北東北大学野球春季リーグ戦です。写真は青森大学対岩手大学ですね。
青森大学はなぜか伝統的にスラッガーが好きなのでしょうか、巨漢が目立ちます。写真は4番打者の小本君です。パンフレットから身長177㎝85kgです。5番打者の森君になると身長175㎝117kgです。野球選手の身長・体重は大体の所、身長引く100に揃います。小本君は10%多く、森君は56%多くなっています。多分この数字は間違っています。多分二人とも100キロ大です。私の長年の経験からすればです。
なぜこうなるのかと言えば、パンフレットからすでに戦いが始まっていると言う事です。もちろんパンフレットに入稿するのが大体2月上旬でしょうか。体重測定などを真面目にしたとしても1月下旬に測定する事に成ります。ここからトレーニングで絞り込んだり増量したりイロイロあるので、当然体型は変わっています。
だけど、ちょっとだけ大きく書いたり小さく書いたりする事があります。ここがプロスポーツとの差に成るのでしょう。情報戦は既にはじまっているのです。
これが森君か。ファーストにいました。本当にデカいです。117キロっていうのも本当なのかもしれません。
さて今回は第2戦でしたが、第一戦の雫石球場は天候が悪く、とても寒かったそうです。20日の最高気温が8.3度、21日が4度ですから、野球出来る環境ではないですね。やっぱり21日は雨天順延に成りました。
第2戦4月28日の岩手県営球場は最高気温13.6度とひくいのですが、もの凄い強風です。13時で気温13度、風速が秒速7.9メートルで、最大が秒速19.7mでした。ここから計算すると大体体感気温が2.4度です。かなり過酷な観戦状況になりました。
ホームランが風で撃ち落とされて、ファールになったりするほどでした。
オマケに県営球場の自動販売機がほとんどコールドに切り替わっていました。3塁側スタンドの自動販売機にようやくホットを見つけた時には、それこそホットしました。缶コーヒで指先を暖めつつの撮影になりました。
さて今期の状況ですが、意外と順当な結果になりそうです。2強の富士大・八戸学院大は確定です。ただ今年は富士大以外のチームのピッチャーがあまり良くないように思います。八戸学院大と青森大学のピッチャーが、この名門にしては良くないと言うのが大きいです。盛岡大も八戸学院大と悪い試合ではなかった印象です。
残念ながら、寒さに負けて富士大と青森学院大の試合は見なかったのですが、練習を見る限り問題が少ないように感じました。
今期、青森大がどうなるのか、そこが見所かもしれません。カードとしては富士大対八戸学院大が5月25・6日、八戸東球場で行われます。これが見所になると思います。
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正直な所、今期かなり良い試合が続くと思います。今回も岩大の川村悠真選手がキャチャーのエラーで振り逃げで一塁に出て、次の若山選手がホームランを打って逆転しました。こういったプレーが今期多くなりそうです。
あとヤジ禁止令が出まして、これが身内にヤジを飛ばすんだったら良いだろうと言う事で各大学ともかなり面白いヤジを飛ばしています。岩大のヤジで面白かったのは、「ゴリラ打てよ!打つんだろ」と言ったら誰かが、「バナナだよ、バナナ」と分け解んない事を言いはじめて、「ごほうびあげるよバナナ」になって、実際打ったら「バナ~ナ!ごほうび!」「ごほうびあげちゃう」と言いはじめました。これ本当に面白かったです。そして彼、本当にバナナを貰いました。
見て損な事はないと思うのですが、やっぱりスタンドがちょっと寂しいです。これでもかなり増えた方ですが、マニアックですから仕方がないのかもしれません。でももし息子さんが野球をやっていて大学進学を考えているならば、見ておくのも良いと思いますよ。
とりあえず桜が咲いたと。ようやく春です。
こうなれば少しでも南の花巻球場なのですが、残念ながら大改修工事中です。グランドの土まで入れ替える予定です。かなり良い球場になるのではないのでしょうか。
なお花巻球場の隣に、花巻東高校があると言うのは偶然の一致ですよね。
5/5追記
岩大が富士大に圧勝している。ありえん。コールドゲームだ。詳細はネットでは解らないが、とりあえずは富士大のピッチャーがどうかしたとしか思えない。
私がどうのこうのと言うのはおかしいので、リンクを再度張る
ただ5月4日の試合が順延となっているので、5月6日にどうなるのかまったくわからない。
カオスな展開になってる。
5/9追記
岩手大学には悪いが、やはり富士大が強いのは間違いない。だがなぜこんなことが起きたのかと言えば、どうも富士大の多和田投手のある偶然が重なって起きたもののようだ。4回にピッチャーライナーを捕ろうとしてグラブで弾いてキャッチ。なぜかここから悪くなったようだ。次にもまた打たれてなんかグズグズになったらしい。おまけに審判の位置が悪くて守備妨害になちゃったりして、どうも荒んだ試合になってしまったようだ。
5/6日は富士大が勝ったが、最後に出た多和田投手は被安打3とあまりいい感じではなかったようだ。調子を崩しかけた時に、運悪く打たれてしまったと言う事なのだろう。
しかし岩大ごときに打たれたのが、そんなにショックだったのだろうか。だったらそれはそれで不味いことだ。ドラフトにかかる事必然の選手だからだ。
さて岩大だが、なぜかバナナが差し入れで入ってくると不思議がっていました。そりゃそうだよ。青大戦でのあのバナナヤジがあるから、もうだれもが「ごほうびにはバナナ」になっているのですよ。あのバナナヤジは素敵でした。
5/12追記
青森大学と盛岡大学の対戦が一勝一敗となりました。ちょっと青森大学に何があったのか解りませんがあり得ない展開になってきました。青森大学は、まだ富士大と青森学院大の対戦が残っています。まさかと思うのですが、盛岡大と最下位争いする可能性も出てきました。
上位3校も八戸学院大で決まりと言えばそうなのですが、万が一富士大に一敗すれば岩大と1位争いをしなければ成らなくなります。その可能性はない訳ではないのです。今の所八戸学院大のピッチャーが一番良いのですが、打たれているのも確かで、危ない試合もありました。かつての圧倒的な存在感はありません。岩大もなぜか盛岡大学には苦手な所もあり、実力差通りにはならない所があります。
5月26日の試合がどうなるのか、カオスが立ち現れる可能性があります。
6/2追記
さて富士大と八戸学院大が上位タイになり、盛岡大学と青森学院大が下位タイとなりました。ということでタイブレークの試合があるのかとなりますが、今の所インフォメーションにはそういった情報はありません。点数による差で決着をつけると言う考えもありますが、これは今の規定にないはず。今後この規定を盛り込むと言う話しがまたでてくると思いますが、どうなるのでしょうか。
岩大が絡むカオスではありませんが、カオスなのは間違いがありません。