どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

めんどくせぇ

2017-10-30 22:12:38 | 日記

 

泳ぎにゆく。今日はどうも集中できそうにもないから適当にゆく。

スポーツと言うものほど都市的文化だと思う。農村社会ではたまの村行事でしか発揮できないことのためにトレーニングすると言うのは無駄だ。目的がなければいけない。スペインのバスク地方の石を持ち上げて肩の上を回す競技とかは、農村社会で必要な能力プレゼンテーションであって、それが社会的地位になる。過去の話であったとしても、バスク地方では重要な話になる。

それでは大会に出るつもりもないし、健康維持にしてはそれよりは少し厳しいメニューにするのかといえば、単純に好きだからなのだ。

でも誰もが思う。なんで泳ぐのか。目的もなく目標もない。意味があるのか?逆に目的や目標がないことは無駄なのだろうか。

多分自分を確認したいからだと思う。このナゾな考え方はわからないと思う。

 

 

台風通過で不安定な天気になった。虹が出た。だが写真には映らないだろう。かすかに見えるだけだ。

クルディスタンの独立運動は、一旦終結した。国民投票の結果独立支持だったにもかかわらずなのだ。バルザニ議長の辞任で幕を閉じた。この経緯に関しては世界各国からの圧力があったと言われているが、もう少し違うようだ。JBPressの佐藤真紀氏の記事だがその内実を書いている。

要はクルド人自治政府でいいのだ。ただその権利をいかにあげるのかというのがあったかもしれない。

この記事から察するのは、そもそもこの投票に移民などが含まれているということだ。つまり厳密ではないといういことだ。熱狂のあまりに反対派まで賛成してしまい、避難してきたアラブ人もお祝い的に投票に行ってしまった。そもそも選挙民でない人まで投票してしまったわけで、そこをツッコまれる前に下げてしまったのは巧妙だと思う。そして投票もお祭りになっていた。その意味をバルザニは理解していた。

 

 

ということで同じく国民投票のスペイン・カタルーニャなのだが、かなりスペイン政府が悪いとしても、独立反対派の棄権が多過ぎた。で、今その反対派がデモを行なっているのだが、本質的な問題はなんで我々の税金が貧しい地域を潤すのがイヤというのが問題だった。現実に独立支持派と反対派は拮抗しているという。

 

 

貧しいが石油のあるクルドの独立運動はその利権もあって複雑だ。今回独立した場合の、トルコやイラクからさらなる迫害が予想される。その上クルド人たちも分裂しているようだし、汚職のうわさもある。このまま曖昧に推移させた方がいいのだろう。

スペインはスペイン内乱からフランコ独裁政権での地方自治の圧迫、それがあっての各地方の自治権運動や独立運動があって、今日の地方自治が大きく認められた憲法になった。それでも税金がスペインの他の地方に流れるのを嫌がった。

この構図はスコットランドの独立運動の時もあった。スコットランドには北海石油があったのにもかかわらず、そのお金はスコットランドに落ちずにイングランドに行き、スコットランドは貧しいままという状態になった。そこが許せないと独立運動になったが、結局は反対派が多く取りやめとなった。ところがイギリスがEUから離脱を決めると、スコットランドはEU残留と独立をまた言い出した。

カタルーニャはスペインから干渉されていると感じ、スコットランドはイギリスから頭を押さえられていると感じ、イギリスはEUから干渉されていると感じて、こんなことになった。だが実際のところはどうなのかといえば、ただ単にプッツンした政治家がいただけ。

 

 

スペイン憲法により、カタルーニャ自治政府の首相は追放され議会は解散される。

そして貧しく迫害に遭い続け、ISとの戦闘で実力を見せてイラク軍より強かった、そして独立が悲願だったクルドは、名を捨てた。

めんどくせぇ。

PS プッチダモン元カタルーニャ首相はベルギーにいるようだ。計算尽くで徹底してカタルーニャを独立させたいようだ。だがこのスマートな戦略はうまくゆかないと思う。時間との勝負になるからだ。亡命してカタルーニャ亡命政府を名乗ったとしても、時間が経つにつれシンパが減ってゆくのだ。

今後はやればやるほど自滅の道へ向かうだろう。なのでこの半年の間にアクションをどう起こすのかが重要だ。だが亡命したらアウトなのだ。なぜあえて刑に服さなかったのかが不思議だ。

頭がいいのかもしれない。だがイギリスのボリス・ジョンソンの方がまだマトモに思える。

人を煽って脱出したら、どんな英雄だって反感を買うぞ。

 


台風で1日雨でした

2017-10-30 00:55:38 | 日記

 

この時期にしては珍しく台風が近くを通り過ぎました。おかげで雨が続いて、スーパーのポイントセールにもゆかず、一日家の中で引きこもってカボチャと格闘していました。

途中で挫折しそうになって、寒天で寄せてカボチャ羊羹にするとかタルトにするとか、プリンにするとかも考えたのですが、雨で挫折。寒天も牛乳も卵もゼラチンもあったのですが、レシピ変更はちょっと大変でしたのでなんか変な食い物が出来上がってしまいました。ただロロンの味をまっすぐに出すのはこちらしかなかったですね。

失敗したレシピは、みじん粉と言うもち米の濃いおかゆを薄くひいて乾かした物を混ぜてカボチャ餅にすると言うものでしたが、みじん粉の量が少なかった。みじん粉の特有の匂いも気になった。そして米の打ち粉がなかった。くるみを刻んで、白玉粉をといて混ぜると言うのはうまくゆきそうでしたが、くるみの質が悪くて断念。多分あのくるみはローストし直してもまずかった。これでロロンの半分は失ったわけで、残った材料ではあれしか方法がなかったんですね。

なおかぼちゃのみで作るパンプキンポタージュのレシピでは、フードプロッセッサで破砕するときに、ご飯を重量比で10%程度入れるともっさりした仕上がりになり、飲みごたえのあるポタージュになります。ロロンはこの点粘質でごく甘い品種なので、ご飯は入れなくてもいいなと思いました。

ロロンでの変態おかし作りは、そのうち挑戦してみたい課題です。

しかしこんなくだらないネタを頑張ったものだ。

 

 

ハロウインでトランプさんがまたまたやっています。ホワイトハウス付きの記者たちの子供がホワイトハウスで「トリック オア トリート」をするのが恒例行事なのですが、又しても楽しいトークを連発しています。

子どもたちの訪問はハロウィーンの祝賀行事の一環。「レイア姫」や「バットマン」に仮装した子どもたちにお菓子を配りながらトランプ氏はまず、「メディアの連中にこれほど可愛い子どもたちがいるとは信じられない」とからかった。その後、「どうやったのかは知らないけど」とたたみかけた。

子どもたちが自身の近くに集まり始めても冗談はやまず、撮影するカメラに向かって「彼らを知っているかい? 友好的なメディアだ」と紹介。

さらに、子どもたちに「両親のように成長するつもりかい? 答えなくていいよ。答えたら私を問題に巻き込むからね」とも続けた。」

いやもうすでに子供達を巻き込んでしまっているよ。「どうやったのかは知らないけど」は、ないな。

ただねトランプさんの今までの傾向からゆけば、他人の子供は犬や猫と同じく黴菌を伝播する動物だとしか思っていないから。まあ仕方がないのか。

 

 


海を通ってエネルギーを増していた台風は、12時頃に温帯低気圧に変わった。幸い風もひどくなく、むしろ今の時間は平穏と言えるほど静かだ。


ハロウインなので料理しました

2017-10-29 20:11:49 | 日記

 

ハロウインですね。何か料理でも作りましょうか。ちょうど「坊ちゃん」カボチャがあります。「エビス」並みの粉質のホクホクしたカボチャだと種苗会社は言うのですが、実際は在来品種のような粘質のかぼちゃでして、煮物向きです。小豆といとこ煮にしましょう。なおこの坊ちゃんですが、下手なえびすの小さいものより大きいです。

 

 

丹波栗が手に入りました。100g100円でした。品種が「銀よせ」。とてもデカイです。

 

さて小豆と栗とかぼちゃでは、炊く時間が違います。小豆から炊いて、栗を炊いて、かぼちゃを炊きます。小豆と栗は1リッターあたり100gのグラニュー糖、かぼちゃは1リッターあたり60gのテン菜糖で水から炊きます。それぞれ火をかけて沸いたら弱火にして、消して煮含めてゆくのを何回も繰り返します。かぼちゃの煮物といえばギリギリの水量で煮るのが多いと思いますが、粘質のカボチャの場合は水分は多めの方がいいと思います。煮くずれしにくいですから。粉質のえびすとか白化粧は水が多いと皮と簡単に剥がれてしまいます。

ただし、最後に全部合わせますので全部がジャブジャブだと大変なことになるわけで、その辺加減しましょう。小豆は150gです。あとは計っていないんで。いい加減です。

 

 

全部の材料がちょっと硬い程度に煮えたら、全部混ぜて煮ます。小豆は皮が破れないように炊くと綺麗に上がります。

 

 

ラグビーかぼちゃ「ロロン」です。これもホクホクして美味しいと言うのですが、明らかに粘質です。ですがかぼちゃの中で一番甘いとも言われています。かぼちゃの風味の中にカキの甘さがあります。下ごしらえは全部レンチンで。いきなり手抜きですね。8分の一に切ったものを2対づつビニール袋に入れて500W6分がめどでしょうか。冷めてから皮をむいてフードプロセッサーで粉砕します。

 

 

粉砕したのに、コンソメ3個を少量のお湯で溶かしつつ柔らかくしたものを入れて再度撹拌し、ビニール袋に入れてまたレンチンして、もう一回フードプロセッサーで撹拌した物を、適当にとって牛乳に解いてパンプキンポタージュの出来上がりです。

 

 

焼き菓子も作っておきましょう。先の粉砕したもの200gにテン菜糖40g入れてフードプロセサーで撹拌、レンチンしてまた撹拌したものを絞り袋に入れて絞り出します。140度15分焼いて180度10分焼きましたが焼き目がつきませんなぁ。

昨日から試行錯誤していたのがコレ。米粉を入れたり色々していたのですがうまくゆかず、カボチャと砂糖だけの生地だと柔らかくて丸めることもできずに、打ち粉と言う手はあったがちょっと買い物にゆくのも面倒な天気なので、まあそもまま焼いてしまえとなりました。下から竹串なんかで刺して、「トリック オア トリート」とやってきた子供に渡すとさぞかし喜ぶことでしょう。「わーい、×××だぁ!」。Dr.スランプを思い出しました。

なおカボチャあんのあんぱんなんて作るのもいいですけど、かぼちゃの形に成形するのが大変で…

なお私、砂糖を使うのが臆病でして結構少なめに書いています。お菓子としては少し少ないです。

 

 

ではハロウインといえばやっぱりミートボールスパゲティでしょう。ひき肉をよくねって、マジックソルトを入れてよくねって、みじん切りの玉ねぎを炒めて粗熱をとったらよく混ぜて、団子にして多めに油をひいたフライパンで焼いて、油を半分以上キッチンペーパーで吸って、唐辛子2本とニンニクを1かけ入れてちょっと炒めて、玉ねぎを刻んだのを入れて一緒によく炒めて、トマト缶を入れてコンソメ一個入れて煮込んで出来上がり。

あとは茹でたパスタをぶち込んでいただきます。

さああとはパスタネットをかぶって出かけるか。ってあれは正装か。アメリカでは運転免許の写真にも使えるからなぁ。ビールの河が流れる天国っていいね!


今日は仕込み

2017-10-29 01:15:07 | 日記

 

今日は隣の大学で「スポーツリーダー養成講習会」というのがあったようだ。スポーツ少年団とかの指導者になるための初級資格のようだ。定員20名だがもう少しいるような気がする。少し体格のいい人が多いのでそれとなくわかる。だが、何と無くだらしなさそうな人が多い。

スポーツ昔やっていました、だけでは今のスポーツ指導者にはなれないと思うのだが。ある程度鍛えていないと説得力がないと思うのだが。歩き方ぐらいはなんとかしろよと言いたい。

 

 

今年のハロウインはどうしようかとネタを仕込んでいるのだが、ウンウンうなっているだけで全然進まない。しかもとてもしょっぱいネタなので、さてどうしようか。10月31日前になんとか終わらせないと。

 

 

ハロウインの馬鹿騒ぎが話題になるが、日本にクリスマスが導入された大正の頃も大顰蹙を買っていた。古い漫画でクリスマスといえば三角帽子と付け髭のおっさんとかが出てくるが、アレ。宗教的に厳粛なはずのクリスマスが酒飲んで大騒ぎをする日になった。当時のカフェ(今とは全く違う形。永井荷風でも読んで)がイベントではじめて飲食街が全部習ったというのが起源のようだ。そのせいか大正期から昭和初期のリバイバル拡大版が、昭和30年から40年頃まであって、さらに馬鹿騒ぎになるのだがその後徐々に低調になり、「恋人たちのクリスマス」となった80年代には馬鹿騒ぎは収まっていた。多分核家族化と男性の地位低下が大きかったのだと思う。その上宗教的な意義やらなんやら入って、家族で過ごす日になりあんなバカ騒ぎは無くなった。

大晦日のカウントダウンイベントも厳粛さをどこかで求める時代だ。バカ騒ぎをするのはどんどん限られた機会になっている。

しか〜しなのだ。バカ騒ぎする口実はみんな欲しかったのだと思う。それがハロウインだと思う。何しろキリスト教とは断絶している行事だし、仮装という要素がある。ただ。子供が仮装するのがもともとだったのだが、世界中で許される場なら仮装する大人が増大した結果、とってもゆるい日本で広がったと思う。

ただその前にアメリカのこう言った文化をわかりやすく出したのは、多分スヌーピーの漫画だったと思う。あそこではハロウインもイースターもあった。ただここまで許容されるのに40年はかかったわけだ。それではなぜこんなに急激にはやるのかといえば、やっぱりSNSではないのか。

SNSのお作法で、楽しんでいる映像を出すというのはある。その最大イベントとしてハロウインはあるのだろう。仮装というのはSNSと親和性がある。SNSは匿名性が大きく広がる理由だった。その後あんまりなので実名制のフェイスブックやグループチャットのLINEがはやるのだが、そうなると意外性とかが重要視されて、広がって、さらにインスタで広がって広がって広がって…

100年後には確実になくなるよ。このムーブメント。

 

 

選択できる社会は、コンセンサスの形成を阻害する。