どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

1月5日

2016-01-05 23:17:47 | 日記

 

高松の池の凍結は、まだゆるい。

温暖化というのをいうのはどうかと思うが、今年は暖冬だろう。ふきのとうが出ていたという目撃情報があった。

3月あたりにガタガタ震えていなければいいのだが。

 

 

正月明けというのは、ゴミ問題だ。お正月近辺にゴミ回収が少なくなるので、一気にゴミが出る。特に年明けは多い。

 

 

今日からゴミ出し週間になる。月に一回しかない古紙回収や月2回の資源ゴミが並ぶ。だから今日と明日は緊張する。

なぜって、寝坊できないからだ。

 

 

カラスがなあ。みんなで飼っている野生がなあ。


よくある1月4日

2016-01-05 01:00:42 | 日記

 

盛岡は雨からみぞれ、雪になった。ただそんなには降らなかった。そういえば昨年も総合プールに初泳ぎに行っていたようだ。ブログサービスで知った。そうすると2日にゆぴあす、3日に総合と泳ぎ尽くしていたことになる。今から思えば、健康にはいいが体には悪い。

新暦のお正月を祝うのは日本くらいで、後は旧暦だったり、休日にしていても祝日ではないという国の方が多い。なので日本人のお屠蘇気分の抜けない1月4日というのは、世界中で起きたいろんなことが全部のせでやって来やすい。なので東証の大発会後、暴落するということが多い。

今年も3%ダウンというリーマンショック並みの動きだったが、取扱い数が少なく金額が小さかったために荒れたということであって、暴落ではあったが全体での損害は少ないだろう。

その原因は中国だ。例の島から飛行機を発着させたり、2隻目の空母を建造し始めたり相変わらずキナ臭い。香港の中国批判本を作る書店の店主が相次いで行方不明とかかなりムチャクチャだ。だが工業指数が二つとも下がってしまったということはとても大きい。これに関しては日本の株式はすでにそれを織り込んでいて、実は中国関連株はそこまで下がっていない。だが中国上海市場では指数が7%ダウンすると市場が閉まるという、サーキットブレーカーが発動した。1時間半早く市場が閉まったというのだから、恐ろしいことだ。

中国の場合、機関投資家がまだ未成熟、つまりプロが少なく、工業指数が低くなったからと言って今後のサービス業の伸びに期待とかそういった判断できる人が少ないという。個人投資家も成熟した動きがなく、パニックになりやすいとも言われている。なのでサーキットブレーカーが発動したというニュースそのものが、明日の暴落を予想させるものだ。昨年の暴落のときもそうだったが、底根狙いの投資家とかそういった存在もあまり見当たらない。国営企業も買い支えに動ける余裕はなさそうだし、さてどうなることやら。30%ダウンとかはあるかもしれない。

ただ、この中国より厄介なのはサウジアラビアの動きだ。

 

 

サウジアラビアは2日、同国シーア派の宗教指導者ニムル氏を処刑した。わからないのは公開処刑かどうかということだが、多分公開処刑だろう。斬首かどうかというのもわからない。

なぜこの時期に処刑したのかもわからない。ただ現在の国王になってから、何か抑えがきかなくなっているような気はしていた。イエメンの内戦に空爆で介入、シーア派ゲリラを狙っていると言われているが、これで国家の赤字が10兆円になるという。油田の多い東部にはシーア派が多く、この対策もあったとは言われているが、国家への喜捨の増額すら可能性がある(サウジアラビアには税金がないが、この喜捨を指定するザガート税というナゾの税がある)。この増税が行われた場合、清廉とは全く言えない王家への反発がある中で、国民が納得できるとは思えない。ましてや、王族の中でも反発するものが増えるだろう。

ただメッカに近いところにいる宗教指導者というのは、また別格だ。その彼を殺したというのは、しかもこの時期というのはどういった意味があるのだろうか。

ほとんどないのだ。むしろカオスを深めただけだ。確かにアメリカがイランの経済制裁を解除し、国交を復活させるという、サウジアラビアにとっては最悪のことはあった。だがこの最近イランはミサイル発射実験を行い、アメリカが再度経済制裁を発動しようかと言い始めている時点だった。サウジアラビアには好都合だったはずだ。確かにサウジはアメリカを頼ることができなくなってしまった。

ただイエメンでは確かにイランと対立していた。だが代理戦争という位置付けだった。そうなればなんらかの変化があれば終焉するものだったはずだが、ここでなぜ火に油を注ぐのか。アメリカも対応できないだろう。

当然サウジ内でのシーア派のデモが起きた。ただそれ以上に、イランでサウジアラビア大使館への襲撃事件が起きてしまった。当然国際問題になるわけだ。そこで3日にサウジアラビアはイランと国交断絶を宣言した。4日はバーレーンとスーダンも国交を断絶した。アラブ首長国連合は大使館の縮小を行う。そしてイラクではスンニ派モスクが襲撃される事件が起きた。

ロシア外務省は仲裁の用意はあるという。確かにアメリカより中東情勢に詳しそうなのが、ロシアだ。ただ、国交が戻ったとしても、絶対元に戻らない。

NHKがとても珍しく、普通のニュースで「カリフ制の時の対立が起源」と言っていた。ようやくマトもになったか。あの時勝ったのがスンニで負けたのがシーアなのだ。その対立が今はっきりしてしまったのだ。しかもサウジアラビアが急先鋒の可能性が出てしまったのだ。

イラン外務省のスポークスマンは「サウジアラビアは口実を探している」、と言っている。これは正しいだろう。それではあえてなぜメッカの太守が宗教対立を望むのだろうか?異端だとしてもシーア派の巡礼を拒否できないのに、なぜ対立を煽るのか。

サウジアラビアの二元論のバランスが崩れたのだろう。王は神の鉾、神は王の盾、この世界のバランスが新国王になって崩れたのだ。そこにはアメリカとイランの国交回復もあったし、ISISの問題もあった。そう、なぜサウジアラビアのウラマーたちは、ISISに対して声明を出さないのか、全く不可思議だった。むしろ肯定しているとしか思えないのだ。そしてすべて肯定してきた歴史がある。

エジプトでISISへの反対声明が出た時には、ホント驚いた。でもあれが正しいのだ。

ワッハーブは二元論の世界に飽き足らない。一元論を求めているのだろうか。だとすれば、原油先物が2%上昇しただけで済んでいる4日は平和だったとなるだろう。

アメリカはシェールオイルがあるから大丈夫。ヨーロッパも少なくなったが北海油田が健在。ロシアがなんとかなれば、なんとかなる。その点日本はけっこう危うい。

真面目にラマダンの頃と、巡礼の月の頃に何が起きてもおかしくないのが、今年だ。

なおこの対立の根本は、どちらの派もあいつら地獄行きだと思っていることだ。間違った教えだから救済しなければいけない。でも拒否する頑迷な人たちは地獄行きだからしょうがないでしょ。付き合うのも嫌だ。それが1000年以上続いている。

 

 

ムクドリの群れで衝突が目撃されたことがない。彼らには宗教も金もないから、衝突しないのかもしれない。