ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2017-18 映画「息の跡」を観て

2017年03月05日 | 日記
これは被災地の
陸前高田の小さな種屋さんの3年間のドキュメンタリー映画である。

あの3,11からの3年間
小さな種屋を営む佐藤さんの記録である。

佐藤さんが苦手である英語を独学で学び震災から3年間を綴った本を出版。

なぜ英語か
母国語では辛くて表現できないから、そして震災のことを
外国の人に発信したいという願いからであった。

彼は何でも自力でたくましく生きていける力があるのだった。
井戸を掘り、プレハブを自力で再建。

種で生きる力を地域に発信したいと
地元では半数が死亡。
その中で残った自分の使命感を静かに強く抱き生きていくのだが。

外国の人には詩人的と映るような感性が散りばめられているのだった。
心に残る作品だった。
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