ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-25 最近の出来事から 少子化対策

2023年02月04日 | 日記
「愚か者めが。このくだらん選択をした者どもを絶対に忘れん」

2010年、丸山元オリンピック担当大臣が民主党政権が所得制限のない
「子ども手当て」を導入した時、こんな野次を飛ばしたと。
それが現政権で今回は所得制限のない児童手当てをすることになったわけで
あきれた発言内容に注目されている。
子どもは各家庭で育てるものから少子化対策として社会で育てるとシフトした考えで
以前に比べ変容したことの表れで考えが進歩したことはよいが、
あの発言は過激であり議員の資質が問われるものだ。

少子化対策として保育や学童の充実も欠かせない。
教育費、保育費などの充実など国の予算はOECDで最低年レベルである。
問題になっている軍事費は政府予算案が通れば世界3位になるのだ。
昨年、保育所での不適切保育が問題になった。
当人の資質もあるのかもしれないが、多くは人員不足で慢性的疲労感に陥っていたのではと推測される。
長時間労働、学校と同じだ。
学校は標準法が40年ぶりに改定され2021年度から5年かけて40人から35人に。
しかし、保育は73年間、改善されていないのだ。国の配置基準の見直しこそ必要である。
そして教育、保育、介護に関わるようなケア労働者の処遇改善、賃上げが今、求められているといえる。
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