ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2019-33 忖度が司法にまで

2019年04月12日 | 日記
ジャーナリストの伊藤詩織さんを知っているだろうか。

2015年に元TBSのY記者に性暴力被害にあう。実名で訴えたが不起訴になってしまった事件だ。

警察は空港で逮捕直前までいったのに逮捕令状は止められ潰されてしまうのだった。

証人などがいるのも関わらず、起訴もされない。
司法が不当に関与しているとしかいいようがない。

Y記者は総理の友人。閣僚の元秘であり、時の権力者と親しい間柄と吹聴。

そして今年の2月、なんとY記者は伊藤詩織さんをこともあろうに反訴したのだった。
1億三千万の慰謝料請求。

セクハラ被害運動で、昨年、世界的に女性運動として広がりのある運動を見せた。
こんな結果になり先進国では信じられないことだ。日本はこの点では後進国に近い。

先の講演会で前川元事務次官はこの点に対しても触れられていた。

この実名で戦っている伊藤詩織さんの事件に関して
総理の友達なら犯罪ももみ消してもらえる事実。

司法まで忖度してしまったら正義は時の権力者のよりそい、時にゆがめられてしまうのだ。
なんとも恐ろしくなげかわしいことである。

そして実名で不正を許さない、犯罪として追及しと戦っている伊藤さんは
実に勇気ある人物である。









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