遊就館を見たあと長女としばらく戦争について話ながら、北門から出て左に曲がり
お堀の方へと向かった。
途中機動隊の物々しい警備とバリケードが敷かれ、なにやら仰々しい様子だ。
道路の半分が閉じられたそのバリケード脇を抜け、歩いているといきなり
機動隊員に「どちらへいかれますか?」と、強圧的な態度で止められた。
「え~と・・・飯田橋駅までです・・・。」と答えたところ
「この先は朝鮮総連があるので、道路の反対側を歩いてください!。」と・・・。
そういえばテレビで報道されていたことを思い出した。
こうして都内を歩いていると、予期せず政治的意味合いの強い建物に
遭遇することが多くびっくりさせられる。
お昼ご飯を飯田橋駅近くのファーストフードでとり、長女の希望で秋葉原へ
行ってみることにした。
アニメ、AKB、メイド喫茶・・・私の中では秋葉原はいまだ電気街のイメージがあるが
歩いて見てその変貌には驚いた。
それでも何に使うかわからない電子パーツや工具を売る電器店も残っていて
古き良き昭和のアキバの姿も未だ垣間見える。
否定や偏見はまったくないが、私にはかわいい女の子のアニメの良さはわからない。
そして・・・AKBの良さも正直わからない。
AKBで誰が良い?と聞かれたら「横山由依」と答えはするが・・・。
ドンキホーテの8FにあるAKB劇場、秋葉原駅ガード下のAKBショップも
長女がいなかったらおそらく行くことはなかったはず・・・。
AKB48カフェ&ショップでは、その横山由依のドアノブステッカーを見つけ
「記念に買っても良いかなぁ?。」と、長女に恐る恐る遠慮げに聞いたところ
かなり冷ややか~な視線が返ってきた。
またメイド喫茶の呼び込みのお姉さんを「かわいいね~!」と正直に言ったところ、今度は
「パパキモッ!?」と言われる始末だ。
「う~ん・・・お年頃の女の子は怖いな~。」
女性アイドルに対して一種の嫌悪感を抱くのは、思春期の女の子の特徴なのかな?。
帰宅後、「あ~・・・ステッカー買っておくべきだった・・・。」と後悔したのは言うまでもない。
長女とのデート楽しかったな。
また行きたいなぁ・・・。