なんでもルーキー

『禍福は糾える(あざなえる)縄のごとし・・』 
我が身に降りかかる災いと幸せに、一喜一憂することなく生きたい。

輸血でHIVに感染した事件

2013年11月29日 | 思うこと

先週の木曜高校以来実に二十数年ぶりに献血したことは以前にブログで載せた。

人生において二回目の献血だった。

献血を避けていた理由は、一言で言えば無知故の得体の知れない恐怖からである。

「献血をしたがゆえにエイズに感染してしまう恐れがあるのでは!?。」

「誤って一度使った検診針を使われてしまうのでは!?。」etc・・・。

子供時に学校の保健室や病院で、針を代えずに次々と流れ作業のごとく注射を打たれた世代には

後にそのことによって肝炎ウイルスなどに感染した事例もあり、現在においても注射自体にどこか

不信感不安感を持っていることは否めない。

さてそんな矢先の先日3日前、TVニュースを見ていると「HIV感染の輸血で60代の男性が感染した」と言う

事件を目にした。

献血を受ける前の以前の私であったら、この記事を目にしたところでおそらく聞き流してしまっていたことだろう。

しかし今は違う。

事件の概要をざっくり言うと。

ある40代の男性が今月上旬に献血を行った。

この男性その日の2週間前同性(男性)どうしの性的接触があった。

6ヶ月以内に男性どうしの性的接触があった場合献血をしてはいけない。

にもかかわらず献血を行った。

そして検査の結果『HIV感染』が確認された。

また2月にも献血を行っていたがその時の検査ではウイルス感染は確認できなかったので

より精度の高い方法で血液の再検査をしたところエイズウイルスが検出された。

その2月の検査ですり抜けたこの血液を輸血された60代の男性がHIV感染してしまった・・・。

というわけだ。

問題はいくつか上げられる。

① 6ヶ月以内に男性どうしの性的接触があったにもかかわらず献血を受けたこと。

    献血前にパンフレットを手渡され、また問診でも説明を受けるので知らなかったとは言えない。

    知ってて受けたことがわかりこれは重罪だ!。

② 自分がエイズウイルスに感染してるかもしれないと半信半疑だった。

    それを確認するために献血を使って検査しようとしたこと(いわゆる検査目的)が問題。

③ 献血によってHIV感染の検査ができると、おそらく誤った認識を持っていたこと。

    検査によってエイズウイルスに感染してるかどうか、厚労省は知りうるがしかしそれは本人には伝えない。

    なぜ伝えないか、もし伝えるようにすれば検査(HIV)目的の献血者が増加してしまうからだ。

④ 献血後検査結果の知らせについての誤解。

    献血後希望者のみに知らせてくれる検査項目は、血液型、生化学検査(7項目)、血球計数検査(8項目)

    であり、検査で異常があった場合に知らせてくれるのがB型、C型肝炎ウイルス検査、梅毒検査及び・・・

    HTLV-1検査である。

     HTLV-1検査?。

     このHTLV-1は、ヒトT細胞白血病ウイルス-1型の略称でHIVとはスペルは似ててもまったく違う。

     実際私は、これを最初HIVと勘違いしてしまった。

 

献血について知れば知るほど自分があまりに知らなすぎたことに気づく。

献血でHIV感染の有無を知ることはできない!保健所に行くこと!!

このことを知ってる人はどれほどいようか?。

もっもっと広く知らしめるのが大切なのでは。

また男性どうしの性的接触だとか不特定の異性や新たな異性との性的接触など、未成年には教えづらい内容でも

献血が16歳からできることを鑑みれば、教える必要があるのでは。

 

いや~・・・それにしても自身の献血でここまで勉強するとは思わなかった。

「4X歳(♂)献血はじめてです!!」と、ドキドキしながら受付で伝えた時、いろいろと勘ぐられたのだろうな~。

 

 

 

 

 

 

 


インフルエンザの予防接種

2013年11月23日 | つぶやき

昨日は「いい夫婦の日」。

「いい夫婦とはなんぞや?。」

結婚して14年。

いまだによくわかりませんなぁ~。

まあそんなこととは全く関係のない11月22日・・・インフルエンザの予防接種を打ちに行った。

インフルエンザの予防注射代は家族4人が打つと1万円以上かかる。

しかも子供は2回接種、料金はきっちり2回分。

気軽に打ちに行こう!なんて思えない。

金銭面で打つのやめようと考える家庭も多く、それが小学校などでインフルエンザが蔓延する要因の一つに

なっていると私は思う。

私が子供の頃は強制的に学校で打たれたものだが、副作用の恐れを考えると今はそれはできない。

せめて希望者だけでも親の判断で子供に無償で打ってほしいのだが。

妻子優先のため私だけ打つのを控えた年もあったが、9年前罹患した時のあのインフルエンザの辛さを

思い出すとやはりつい打たざるをえなくなる。

仕事の合間に少し時間をもらい、職場から歩いて5分ほどの病院へ。

この病院は去年から会社の健保と提携を結んでいて、インフルエンザの予防注射代は本人のみだがなんと

全額健保負担になった。

一人分とは言え、これはたいへんありがたい。

待合室には見事な熱帯魚の水槽がある。

院内に流れるヒーリングミュージックを聞きながら、一心に水槽を眺めつつ呼ばれるのを待つ。

「あっ!?ニモ~!!!」

年甲斐もなく心の中で叫んでしまうのは、おそらく私だけではないはず。

「それにしても昨日も献血だったしな・・・。」

「当分注射はいいや。」

 

 

 


献血〈大宮へ〉②

2013年11月21日 | つぶやき

鐘塚公園で献血への協力を叫ぶお姉さん達の声に背中を押され、気づくと大宮献血ルームウエストのある

ビルの入口に着いていた。

しばらく入口前で決心を固めていると、二人続けて20代の女性が何のためらいもなく立て続けに

入って行った。

「もしや・・・サクラか・・・!。」

いやいやそんなわけはないだろうが、あまりにスッと迷うことなく入ったのでつい私も引き寄せられるかのように

中へ足を踏み入れた。

献血川柳やら、AKB48の献血パネルやらを見ながら奥へ進むとこんなパネルが目に!。

「お~!アルディ(大宮アルディージャマスコット)は献血応援団のキャプテンなのか~!。」

「私も献血応援団になろう!?・・・かな・・(・・;)。」

興味を惹かれながら、献血ルームのある6Fへと向かった。

おや!?。

6Fに着くやそうそうアルディージャのオフィシャルフラッグを抱えているけんけつちゃんが迎えてくれた。

(でもこのけんけつちゃんって・・・女子トイレの案内だった・・(・・;)。)

他にも中にはアルディとミーヤの人形や、アルディージャのポスターが貼られていて大宮サポの私には

かなり落ち着く雰囲気。

(しかし・・・なぜか閲覧用のサッカー雑誌はレッズのみ・・(・・;))

まあよい・・・本題の献血はというと、最初に受付で住所氏名年齢等を記入し身分証明書を提示した。

この時に「400ml全血献血を希望!」と伝えた。

初回登録を行ったあと、血圧測定をしタッチパネルで健康状態などの問診への返答を行った。

献血ができる基準や条件はかなり多く、一つでも該当すれば受けられない(⇒献血ができる人の基準参照)

ここまで済んでいよいよ献血ルームに入れるかと思いきや、献血無知の私は健康診断の血液検査時と

同様に血糖値が上がることを危惧し朝食をとってこなかった(・・;)。

これはまずいようで、すぐさま看護士さんにアクエリアスとカロリーメイトのような物を渡され食べるよう指示された。

迷わず(おい!迷えよ・・・(・・;)って?)週間浦和レッズマガジンを手にし、興梠慎三「エースの責任」を読みちょうど

食べ終えた頃手渡されていたブザーが鳴り響いた。

「さあ・・・いよいよか・・・。」

中ではまず血液型と血色素量(ヘモクロビン)の検査をされた。

「血液型はB、血色素量は16.1g/dLで問題ないですね~。」

次に検診医による問診を受け、ここでも朝食をとってないことを伝えると、再度待合室で今度はココアを飲むように

言われた・・・(・・;)。

熱くて甘~い普段ならまず飲まないであろうイチゴ入りのココアをイソイソと飲んでいると

コップ半分ほどのところで再びブザーが鳴ったので、慌てて中身を捨て中へ・・・(・・;)。

そして献血のベッドへと案内された。

ベットには各1台TVがついていて献血中に見てられた。

途中まれに気分が悪くなったりめまいがしたりする人もいて、そういった症状を防ぐために足をクロスして足首を

伸ばしたり太ももに力を入れるなど絵を見せられて説明を受けた。

注射針をさされようやく献血開始!。

時たま「グルグル~」という音と共に、血がチューブ内に吸い取られていくのを感じる。

献血は10分ほどで終わった・・・。

体調が悪くなることはなかったが、いくぶん軽い疲れやけだるさのような感覚はあった。

ベッドを下りる前に血圧を測られると、献血前より10前後低い数値が出てた。

献血後30分休息し塩分のある煎餅を食べ、水分を補給するために冷たいココアを飲んだ。

帰りに止血バンドを外して返却用のカゴに入れて外へ出た。

(こちらはもらった献血カード)

成人して初めての献血を終えてみての感想、それはこうして採取された自分の血液が誰かの助けに

なると思うと人助けできたようでなんだかうれしい。

献血が趣味という人の気持ちが少しわかったような気がした。

また同時に考えさせられたこともあった。

エイズウイルスや肝炎ウイルスは感染初期に強い感染力をもつにもかかわらず、最も鋭敏な検査方法を

用いても検出できない期間がある。

もしそういった感染に不安がある人が献血時の検査により確認しようとすると、血液を使う患者にウイルスを

感染させてしまうことになってしまう。

これは大変おそろしいことなのだ。

つまり検査目的の献血は、絶対にいけないことだ。

私の場合もγーGTPの数値を知る血液検査のための献血だった。

これはどうやら検査目的とは言わないようだが、次回は「献血のための献血」をしようと思う。

と、反省してすぐだが2週間後に届く血液検査の結果が待ち遠しいし不安でもある。

禁酒38日の効果やいかに・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


献血〈大宮へ〉①

2013年11月21日 | つぶやき

禁酒も今日で『38日目』になった。

目標であった1ヶ月もそれほど苦なくクリアすることができ、あとは血液の再検査で

「γーGTP」の数値が2ヶ月前の『108』からどれくらい下がってるかを確認するのみだ。

当初は健康診断を行った病院へ行こうかと思ったが、病院へ行かずとも『献血』をすると

希望者にサービスで7項目の生化学検査と、8項目の血球計数検査を調べてくれることを知った。

気になっているγーGTPも実は、これで知ることができるのだ。

これは使わない手はないではないか!。

しかし献血の重要性は理解しつつも「いざやってみようか!」と思うと、なかなか踏ん切りがつかない。

「血液を必要としている人のために、ぜひ私の血を役立ててください!」という殊勝な人ならいざ知らず

私みたいに「主たる目的が血液検査にあり、献血はその手段にすぎない!」と、幾分動機が不純な輩には尚更

である。

まあそれでも動機がどうあれ、ジュースを飲みに行ったりお菓子を食べたりできるのが楽しみで献血をする人もいる

わけだし、いずれにせよ「献血をする行為自体素晴らしいことである!」このことは間違いないのだから。

と、こうして言い訳じみた事をだらだらくどくどと言っているが、要するに私は正直「献血が怖い・・・」のである。

恐怖感を解消するには、まず献血について知ることから始めようと思った。

まず献血は大きく分けると、「全血献血」と「成分献血」の二つに分けられる。

(詳しく知りたい方、興味のある方はこちらを⇒献血について

全血献血は文字通り血液中の全ての成分を献血することであり、400ml献血と200ml献血がある。

ようするに400mlか200mlの血を全て取られるってこと。

一方成分献血は血小板や血漿といった特定の成分だけを取り出し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内

にもどす。

ただ成分献血は一旦体外に出した血液を再び体内にもどすので個人的は少し抵抗がある。

どちらを選択すればよいのかよくわからないが、体に負担が少ないのは成分献血のようだ。

ここまで献血について知ったところで、いざ献血ルームのある大宮へ向かった。

「いや~快晴快晴。」

「雲一つない青空だ~。」

結婚して7年間暮らしていた街「大宮」。

愛娘二人が産まれた街「大宮」。

そして・・・アルディージャのある街「大宮」。

ここはそんな街・・・「大宮」。

「こんなに天気が良いし、あえて献血なんてしないで遊びに行こうかな~。」

ここまで来ても不安がよぎり決心が揺らいでしまう情けない私。

駅から5分ほどの鐘塚公園(後ろは大宮のシンボルソニックシティ)では、「献血にご協力お願いしま~す!。」

と、声をあげて叫ぶ若い人達の姿があった(写真左下の3人)。

この声を聞いた時、献血をする決意が固まったのだ。

大げさな・・・。

(次回へ続く・・・)

 

 

 

 

 

 

 


いよいよ冬到来ですね~。。。

2013年11月09日 | 愛犬

私にとって・・・辛い季節がやってまいりました(by ルーキー)。

毛布にくるまってすごす毎日になります・・・。

でもどんなに寒くても、「ルーキー散歩いく?」と聞かれると・・・

「呼びました?。」

「行くに決まってるではないですか!。」

ベロを出した私はちょっとマヌケですが・・・。

いたってまじめです(べ~)。

「早く散歩に行きましょう~!。」

 

さて話は変わりますが・・・主人は今日で『禁酒25日目』です。

思えば主人が禁酒をしたのはちょうど2年前の今頃、軽い心の風邪にかかった時以来です。

あの時はお腹のぐあいも悪く、たしか2週間ほど続けてたでしょうか。

今はすっかり(?)回復したようですが『私の癒しの力が大きかった』と言ってくれてます。

今回の禁酒はどうやら肝臓の数値が良くないみたいで、見た目は元気だしどうせ3日も続かないだろうな

と思ってましたが予想に反してがんばってるようです。

夜中に目が覚めることも減り、私も安眠を妨害されることがなくなりうれしい限りです。

『そろそろ血液検査を受けてみる』、と言ってます。

まだまだがんばりましょうねご主人!・・・私のためにも(by ルーキー)。