夕暮れ時

夜勤を終え帰宅し、昼からビールをあおりしばし眠りにつく・・。

子供達が学校から帰宅するまではあと３時間・・。

静かに一人ゆっくり眠れるほど、我が家は広くない（部屋がない）。

今のうちに眠っておこう（鬼の居ぬ間に・・・）と、眠りに入った瞬間「ピン・ポーン・・・生協で～す」。

「はいはい・・ただいま・・・。」

さて・・・眠りなおそう・・。

夢の中で、また・・「ピン・ポ～ン・・・ピン・ポーン・・ピン・ポーン・・・」

「はいはい・・（今度は）どなた～？」

インターフォンのカメラで来客者を確認すると、「あれ～」とキョトンとした表情の長女の顔が・・・。

帰宅時いつもいるはずのないパパの声に、驚いたご様子。

元気に笑顔で帰宅した娘の姿にホッとするも、内心では「こりゃ・・もう・・寝れんなー」と、寝るのを

あきらめて、長女と学校での出来事について話をした。

そういえば・・・日勤時は私が帰宅する頃は、もう夜（遅くはないが）になってて、こうして子供の帰宅を

うちで私が待ち受ける事ってほんとにない事・・・。

今日の学校での出来事など・・・ゆっくり聞いてあげた事って、皆無かも（反省・・・）。

この後長女はバスケの練習へ向かい、私は次女の帰宅後一緒にルーキーの散歩に・・。

 「お姉ちゃ～ん・・早く下ろしてくれぇぇぇ～・・・」

いつものコースをのんびり歩く・・。

途中お友達とたくさんすれ違う・・。

（おいおい　パパより知り合い多いなぁ～ルーキー）

しかしまだまだ外は暑い時間・・。

次第に、ルーキーのべろがダラ～んと。

これだけ歩いたら満足かな～！。

ぐったりしながらも、うれしそうな顔をしてるよ～。

（※　言い忘れてた事が・・・私の禁酒２０日間で終了（断念）

　　　良い休肝にはなったかな。）

　　　

 

天覧山

埼玉県飯能市に天覧山という名の小さな山がある。

飯能市はほとんど（７割）が山で、この山から西に奥武蔵の山々が連なっている。

「関東平野もここまでか・・・。」

以前と言っても、もう７年も８年も前になるが、長女がまだ幼稚園に入園する前の頃は

トレッキング（登山ではない）にはまってた時期があり、埼玉県西部の奥武蔵の山々によく

登ってた。

ここ飯能や、横瀬町、秩父、小川町あたり一帯を「奥武蔵」と呼び、標高1000メートル前後の比較的登り

安い山が多くある。

都民のほとんどは奥多摩や丹沢方面へ向かうし、奥武蔵はほとんど無名の山が多いが、そのため観光地化

されてないので人も少なく、一人静かにトレッキングするには最適な地域と言えよう。

さて・・・すっかりトレッキングはご無沙汰であるが、たまには運動がてら山に登るのも良いかなと

思い、次女を連れて登ることにした。

車は飯能市民会館の駐車場に停める。

ここは公園も併設されてて、しかもきれいに整備されている・・。

道路を挟んで、すぐのところに「天覧山入口」の看板があるので迷うことはない・・。



標高200メートルにも満たないとはいえ山は山・・。

だんだん坂も急になり、中腹を過ぎたあたりからは未舗装の山道に・・。



息を切らしながらも、20分も歩けば頂上へ到着。





この天覧山の名前の由来は、明治天皇がこの山で陸軍演習を統括したのをきっかけに付いたという。

途中登山ルートが二手に分かれるが、左の岩場ルートに行くと、徳川綱吉の母「桂昌院」が奉献した

十六羅漢石像がある。



頂上からの景色は低山と侮るなかれ！。

飯能の町並みや、天候次第では遠く都心や奥武蔵、奥多摩の山々・・・その先には富士山まで見えるという。

また、山登り始めようかな・・・。

急遽・・・香川へ

先々週の土曜の事。

香川のばあさんが室内で転倒し、大腿骨を骨折して入院したと連絡を受けた。

高齢者の大腿骨骨折は、たとえ手術が成功しても、リハビリが思うようにはかどらず

そのまま寝たきりの生活になり・・体力が落ち・・痴呆なども進行するなど・・・同じ怪我

でも、若い人とは比較にならないと聞いた。

香川の親戚からの話だけでは、どんな状況か一向に解からないし・・・。

遠く離れたこちらは不安が募る一方であるし・・。

姉と相談の上、急遽香川に帰ることに・・。

 

帰郷したのは先週の金曜。

仕事から帰り姉を車で拾い、片道８００Kの長い道のりへ。

車での香川への帰郷は・・・かれこれ今回で６回目になるが、深夜の長距離運転前は毎回緊張する。

夜９時に狭山日高ICから高速に乗り、最初は中央道の諏訪湖SAまで走る・・。

その後は、暗くて長い中央道をひたすら南下し、約８Kにも及ぶ恵那山トンネルを超えた恵那峡SAで２回目

の休憩・・。

小牧JCで名神に入り、次なる休憩は滋賀の多賀SA。

その後は、時々休みながら京都～吹田と走り続け、中国自動車道、山陽自動車道、瀬戸中央自動車道へと・・。

瀬戸大橋を渡る頃には、すでに朝になっている・・。

いつもこのあたりで・・「あ～帰ってきた・・・」と眠気と疲れでボーっとしながらも、感慨にふけるのである・・。

「こんな事でなければ・・・帰郷も楽しめたのに・・」と思いながら高速を坂出北で下りた。

 

少し仮眠したあと、ばあさんの入院する病院へ・・・。

古い病院特有の、消毒液と排泄物の染み付いたようなあの独特のにおいは、私をいつも不安にする・・。

手術は無事成功したとの事でホッとするも・・・普段は気丈なばあさんの、痛みに耐えながらも孫に会えた

ことを喜び涙する姿に、私も思わず涙が出た・・。

 

これからも長くて辛いリハビリ生活が続くとのこと・・・。

月曜には姉も私も仕事があるため、翌日の朝には香川を発った・・・。

がんばって・・・元気になって・・・退院しようね・・・！「ばあちゃん・・・」。

 

余談だが、帰りの高速で人生初「高速渋滞２９K」を経験した。

TVで見ながら、「よくこんな渋滞の中運転するよなぁ～・・・」。

と、思っていたが、この日は偶然にも「高速休日1000円」の最後の日だった。

大月あたりから小仏トンネルまで抜けるのに、なんと！2時間を要した・・・。

帰りの高速は13時間かかったが、事故なく無事帰ってこれてよかった・・・。

 

 

 

 

夫婦って・・・

たわいない事ではあるが、「夫婦って考えが似てくるなぁ～・・」とよく思う。

長～く付き合って、お互いの事をよく知りえた上での結婚ならいざ知らず、私らは知り合って

半年で 結婚したので、まあ最初は合わないことだらけだった。

よく喧嘩してそして妥協しながら・・・いつのまにか双方が落ち着く考えにたどりつく・・。

そうこうして一緒に生活して行くうちに、趣味やら好き嫌いやらもどんどん似てきた気がする・・。

そんな一例が、先日起こった思わぬ偶然である。

それは先週のこと・・・。

我が家のボックスティッシュがなくなった。

と言っても、使い切ってなくなったわけであるが、通常ならすぐに（今日明日中にでも）買いに行くで あろう。

だが、我が家ではティッシュがない日がその後3日間続いた・・・。

3日間・・・『今日こそは妻が買っておいてくれるはず・・』と毎日思い過ごした。

だが・・・ついに4日目。

ティッシュがないことに我慢できなくなり、やむなく仕事帰りに買って帰った。

帰宅すると妻が一言・・『ティッシュさっき買ったよ～』と・・。

そして次なる偶然。

禁酒をしてる事は前回話したが、禁酒中やたらと炭酸が飲みたくなる・・。

普段はほとんどジュースを飲まないが、これまたティッシュを買った次の日の事であるが、

仕事帰りに スーパーで（ビールの代わりに）コーラを購入。

 

帰宅し冷蔵庫を開けると・・・ペプシが。 

そしてさらにその翌日・・・。

これまた仕事帰りに、「スナック菓子がたべたいな～」と、スーパーに立ち寄りオーザックのわさびマヨネーズ味 を購入。

 

帰宅し妻に見せると、なんと・・妻も似た色のお菓子を買ってるではないか。 

偶然とは思えないこの類似・・・。

極めつけは・・・今日。

私は会社近くのユニクロで、靴下とTシャツを購入した。

帰宅した私が目にしたものは～・・・。

そう・・・妻は今日・・うちの近くのユニクロで、ドライメッシュのポロシャツを買ったそうな・・。

４日連続・・・ここまで重なると恐ろしい・・・。

明日は・・・何が起こるやら・・・。

思うこと・・・・

禁酒を始めて今日で２週間。

ここのところ会社での人事異動、またそれによる妻の失職（パート）、それに加えて・・香川のばあさん
　
が大腿骨骨折で入院したと、昨日連絡を受けた・・・。

高齢者の大腿骨骨折は、手術が成功しても、寝たきりになり痴呆が進み、最悪死に到る可能性が高いとのこと・・。

そういったストレスや心労が溜まり・・「あ～・・お酒の力を借りようか」と、ふと思ったが『お酒はストレスを

解消するどころか、反対にストレスの原因になる・・』と言うアレン・カー氏の言葉を思い出し、なんとか飲まずに

いられてる・・・。

しかし・・夜寝られない・・。

深夜3時頃目が覚めてしまい、ウトウト朝まで眠いのに眠れない状態が、3日ほど続いてる・・。

「あ～・・俺って、ストレス発散は酒だったんだ・・」と改めて思うと酒がうらめしい。

こんな時にお酒を飲みたくなること自体、自分がアル中（定義はあいまい）であると思い知った・・・。



まあ・・・こんな時には・・なおさらあなたに癒されますよ・・ルーキー。

喜ぶもんだから、ついついいろんなジャーキーを与えすぎて、ごはんを食べなくなってしまった。

こまったこまった。