これで見納めになるのか！さいたまダービー

埼スタへの出陣前・・・。

ルーキーにもアルディージャウェアを着せて記念撮影。

負けてはいけない大事なダービーを意識してか、心なしかルーキーの背中が

たくましく見える・・・！（のは私だけ？）。

 

武蔵野線、埼玉高速鉄道と乗り継いで浦和美園で下車。

真っ赤に染まった集団に囲まれて午後４時到着。

後半開始早々の森脇のゴールで、私の中で何かがポッキリ折れた。

勝ち点３を取らなくてはいけない試合で３点ビハインド。

もはやこれ以上応援する気には、どうしてもならなかった。

大宮で育ち、大宮の心臓になり、大宮を捨てた男・・・青木。

彼が出てきた時、サポ失格だが「こうなりゃ５点目は青木が決めて

引導を渡してくれ～。」

と、自虐的になりさえした。

勝ち負けにこだわることなく、アルディージャを応援していればそれは楽しい。

だがここまで深くアルディージャに染まってしまった私には、敗戦がそして

このままでは必ず訪れるであろうJ２への降格がなによりつらい。

声を出して応援するのが、チームへの最大の愛だ。

ブーイングをかけるのも、そこには愛があるからだ。

しかし８割がたのアルディージャサポは、試合後選手を「無言」で迎えた。

愛のある拍手もブーイングも、声をかけることすら躊躇われた。

ここまで落ちれば、普段は気になる心無いレッズサポの誹謗中傷にも

もはや何も感じない・・・。

〈栗鼠をゴミ箱へ。〉

〈J2に落ちて２度と上がってくるな。〉

〈消えろ雑魚ども。〉

〈さいたまの弱い方。〉

数え上げればきりがない悪質な言葉の羅列。

「あんたらに言われなくても、自ずから突き進んでますよ・・・。」

完膚なきまでのダービーでの敗戦。

茫然自失しながらも、この悔しさを胸に焼き付けるべく

レッズの選手とサポーターが歌う「We　are Diamonds」を

最後まで見届けた。

「さようなら・・・浦和レッズ。」

がんばって今年こそ優勝しろよ～。

「さようなら・・・さいたまダービー！。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さいたまダービー前夜

明日はさいたまダービー・・・。

「埼玉ダービー？。」いや・・・「さ・い・た・ま・ダービー」である。

浦和レッズVS大宮アルディージャ。

今は同じさいたま市である旧浦和市VS旧大宮市の戦いでもある。

では真ん中の旧与野市はどちら側？。

以前興味本位に与野駅、北与野駅周辺を歩いて見た。

北与野は大宮の隣（埼京線）の駅だが、駅を出ると赤いフラッグが目に飛び込んでくる。

Jリーグに興味がない人にはどうでもよいことだろうが、同じ市にJ１の２チームが

存在するのは、日本ではさいたま市だけなのだ・・・。

さてそんなさいたまダービーも、ひょっとすると明日が見納めになるかもしれない。

首位を走る浦和レッズに対して、大宮アルディージャは１７位。

１６位から１８位は自動降格の憂き目にあい、翌期はJ２に舞台を移す。

思えば明日のさいたまダービーのチケット発売日・・・。

即売り切れを懸念し、翌日ローソンでチケットを購入したはよいが

その後いつまでたっても完売せず・・・。

昨日レッズのHPで残数を確認したが、アウェーは売れ残っていた・・・。

「例え降格してもレッズには一矢報いる」と意気込んでいたのも最初だけで

幾分拍子抜けし、今日は前日なのに至って気持ちが盛り上がらない。

悔しいがレッズサポは負ける気はこれっぽっちもないんだろうな。

この悔しさ腹立たしさを、明日は勝って「赤」にぶつけてやろう。

まだまだ首位を破れば勢いづく。

これが浮上へのラストチャンスになるやも。

 

歓喜よ・・・もう一度。

 

 

 

 

 

 

横浜中華街へ

夏休みももうあと少しで終了。

子供達も大きくなり夏休みといっても習い事だ部活だと忙しく

おまけに私は不規則な勤務体系、妻はほぼ土日出勤と家族が

揃って出かけるのも年々難しくなってきた。

旅行となると尚更だ。

しかし妻が「月曜休みを取るのでどこかへ行こう！」と言うので、あわてて

ホテルの手配をし、かねてチケットだけは購入していた横浜八景島に行くことにした。

日曜の夕方、妻が仕事から帰宅したその足で、ルーキーをペットショップに預け

一路横浜へ。

高速道路は思いのほか空いていて、７時には横浜へ到着。

駐車場に車を止め、中華街に向かった。

朝陽門（東）前で記念撮影。

その前に山下公園に行き、夜景をみることにしよう。

写真では暗くてよくわからないが、港町横浜の夜景はきれいだった・・・。

ほとんどのベンチにはカップルが座り、この暗さが相まって良い雰囲気だ。

夜景を堪能したあと、中華街方面に戻り夜ご飯を食べることに。

下調べすることなく来たので、評判やおいしさ、料金的なことはまったくわからない。

中華街大通りを歩きながら適当な店に入ることにした。

中華料理「彩香」。

お値段も手頃だし、悩んでもきりがないのでここに決定。

妻と私は無難に坦々麺にし、子供たちはチャーハン、サイドに餃子と春巻きを注文。

この店は台湾系だとか・・・。

子供が嫌う中華料理特有の香辛料臭さもなく、どちらかというとあっさりと

した味付け。

ご飯のあとは、中華まんを食べた（別腹、別腹）。

１０年以上前ここ中華街に来たときに、長女が自分の顔ぐらいある大きな中華まんを

両手に抱えるように持ち、おいしそうに頬張っていたのを思い出し一人ほくそ笑んだ。

そしてお土産物屋では「ホテルで食べよう！」とくるみ入りの月餅を購入。

しばらく街の雰囲気に酔いながら、いろんなお店を覗き９時に駐車場に戻りホテルへ。

しかし翌日早朝八景島に向かうのに、なぜか妻が予約したホテルは「新横浜・・・」？。

「あれ・・・逆方面だけどなぁ？。」

まあ旅行計画の全てをお任せしているのだから、文句を言えた筋合いではないし・・・

我が家ではよくあることだし・・・。

１０時ちょうど、新横浜駅前の新横浜グレイスホテルに到着した。

今日は多少夜更かしOK。

チェックインを済ませたら、外に散策に出ようね～。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天皇杯３回戦 （ｖｓ湘南ベルマーレ）

仕事を終えてEさんと大宮へ向かう。

天皇杯３回戦、今日の相手は湘南ベルマーレ。

いよいよカマタマーレのリベンジを果たす時がきた～（違うか！！）。

ここまでJ２の首位を独走中、昨期のうち（←アルディージャ）のような急降下はしない

だろうから、来期は間違いなくJ1だ。

かたやうちはJ1の１７位。

J2降格も視野に入ってきた。

カテゴリーは違えども、両極端のチームによる対戦。

うちにとっては天皇杯に力を入れる余裕はないが、一つの勝利が流れを

変えることを考えると、ここは是が非でも勝ちたい。

一方湘南にとってはJ1大宮に勝って、来期を視野にさらなる飛躍を遂げたいだろう。

大宮公園に到着し、お互いの健闘をたたえ合って、湘南サポEさんと別れる。

平日の夜開催ということ、またバックスタンドとゴール裏が同料金、そしてなによりも

ここまでの大宮の体たらくが、客足を鈍くさせているのだろう。

ゴール裏はガラガラで湘南側のほうが多かった。

当初は座って応援しようと上段にいたが、次第に気持ちが高ぶってきて

試合開始前にこの位置に降りてきた。

スターティングメンバーは、泉澤、高瀬、藤井といった新加入トリオに

福田、両ボランチも増田と金澤、FWもズラタンではなく長谷川・・・。

スタメン１０人を変えて望む・・・。

試合は５６分、またしても懸念されていたセットプレーから先制点を奪われる。

ゴール裏は「またか・・・」。

重い空気に包まれるが、ズラタンの個の力で逆転し「２－１」で勝利した。

勝つことの喜びをず～っと忘れていたので、終了時には誰かまわずハイタッチ。

後ろの年配のおやじさんは、目に涙をためていたな。

「泣くなよおやじさん・・・こっちも泣いちゃうだろうが・・・。」

「でもわかるなぁ～・・・うれしいよなぁ～ほんと。」

今日の試合は、泉澤、高瀬がよかった！。

泉澤が相手DFをまく時には、「お～！お～！」と歓声があがり大拍手。

この二人がカウンター攻撃する時のスピードの速さ。

若い力のがむしゃらな躍動感、スタメン組は見習ってリーグ戦で見せて欲しい。

※それから菊池俊介選手、石川選手！大きく育っていつか大宮へ（Eさんに怒られそう(・・;)。）

 

第１８節 浦和レッズレディース VS INAC神戸

いよいよプレナスなでしこリーグ２０１４レギュラーシリーズも大詰めを迎えた。

レッズレディースは、勝たなくても引き分けでも優勝。

懸念はここ３試合がスコアレスドロー。

今日の相手は王者INAC神戸だ。

私は猶本ファンからレッズレディースを応援するようになり、今でもまだ選手の

名前を覚えようとしている段階にすぎず、それほど勝ち負けにはこだわっていない。

まあ・・・私のようなにわかファンも大勢いたのだろう、観衆は５０００名を超えた。

しかしそんな私でも、途中からは力が入りっぱなしだった。

審判のあきらかな誤審が何度もあり、サポーターからのブーイングは激しかったが

冷静に見てしまうと、「これもサッカー・・・」と言えよう・・・。

審判の誤審がなかったら勝てたのか？。

レッズのシュートはどれも中途半端でキレがなかったし

なによりも攻めに焦りを感じた。

少ないチャンスを決め切ったINACがうまかったのだ。

それにもかかわらずスタジアムのヤジ、ブーイングは凄まじく

審判どころか、INACの選手にも汚い言葉を浴びせていた。

これには辟易させられ興ざめした。

「やはりレッズがレッズなら、レディースもレディースなのか！？。」

そんな中、うまくなだめていたコールリーダーには好感が持てた。

「お前みたいなにわかサポには言われたかない！。」

「はい・・・ごもっとも。」

売店横のサイン会場で、竹内選手＃１５と三谷選手＃２８にサインと握手をしてもらい

にっこり微笑んでたし、会社のMさんの大好きなINAC仲田選手を目で追ってたし・・・。

でもこれでしっかり名前を覚えたので、これからは応援します。

試合後の選手達の涙には、思わず私ももらい泣き・・・。

まだエキサイティングシリーズは続く・・・。

闘う女の涙は美しい。

「がんばれ・・・猶本～。」（スポニチより画像拝借）