この人の作品が凄く好きです。建築家、中村拓志さん。同い年(笑)。
好きになるきっかけは「Dancing trees,Singing bird」と「HOUSE C 地層の家」。
建築家特有の過剰インテリジェンスを感じさせない、楽しさと喜びで一杯になる作品ばかり。
この前には「恋する建築」という本を出していて、その爽やかさにど肝を抜かれました。
今回はその素敵な作品群の発想のスタート地点がもっと具体的に明かされています。
その視点と発想は非常に刺激的で、読んでしまえば普遍的とも思えることですがその「気付き」が本当に凄い。
そして良いと思うのは、これらの文章より実際の作品の方が更に面白いということ。
つまり頭でっかちではなく(充分天才的ですが)、優れた感性に忠実に仕事をしているということだと思います。
建築家は逆が多いと思うのでこういうところが更に尊敬です。
久々Newsをチェックしたら羽田空港ターミナル(どこからどこまでかは未チェック)までやっているではないですか。
あれこれ世界のコンペでも勝っているようだし、どこまでも行って下さい。
本当、この人の作品は共感出来ますし何より建築が改めて好きになります。
建築に限らず音楽やアート関係で「ミニマル」に行き詰っている人がいたらお勧めです。
建築界のトップはいつの時代も夢がありますね。今後もチェーック。
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