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弧考のハイパー哲学

史上最大の哲学  

HyF 自分を知る者 VS 知らない昆虫型の者

2016-07-07 09:35:01 | 日記
 存在とは物理学的変化だという仮定からはじめることで、どんなことがらでも、それがどのように変化してきて、これからどのように変化していくのかを(それが物理学的エネルギー変化パターンのどのような組み合わせであるか推定できる範囲において)推定予測できる。
 自分がなにか誰も知っていないとしか考えられない小説家、芸術家、詩人、評論家、エッセイスト等 は全員物理学をとことんまでつきつめたことはおろか、量子力学や相対性理論を学ぼうとしたことさえない。
 また、哲学者の肩書でなんらかの表現をしている者も皆、自分が何者かを知っている者がいるはずがないと考えている。
 なぜなら、彼らは皆、考えることができるのは、考えることができる者の中に形成された、≪情報を処理して仮定推定予測選択する能力≫によるという最も基本的なことを知らないからだ。
 そのことさえわかれば、何かを知るには、それが、どのような変化パターンの組み合わせであるかを試行錯誤を繰り返すことで、少しでも知ることができるとわかる。
 昆虫のように身の回りのわずかな変化の中についてしか、考える能力をもたない者は、広大な宇宙のエネルギー変化パターンに関わることができる存在はどのようなもので、そこに向かう進化の為に考えることで、インセンティブ効果を得ている者を想像することさえできない。
 汝自身を知るとは、今現在どれだけの範囲のことについて、仮定推定予測選択能力を持つ者かを知ることだ。
 この宇宙のなかでより淘汰されない存在への進化を試行しているのがハイパー哲学だ。
 ハイパー哲学を使うことができるようになれば、大金持ちも、権力者も、名声を持つ者もすべて淘汰される者だと考えることができて、彼らに対して、不要な劣等感をもたなくなれる。