石段を昇ると、宇夫階神社本殿が見えてくる。国登録有形文化財に指定されている。
宇夫階神社は、日本武尊の皇子武殻王が讃岐国阿野郡(あや)に封を受け、巡幸中、暴風雨に遭い困惑していると、小烏が飛来し道案内してくれたという。小烏が泊島に飛び去ったので泊島(本島泊浦)に祠を建て、向かいの浜(津之郷)に遥拝所を設けたという。「小烏大明神」という。地元の人は、それを「宇夫階神社」と称した。祭神は大己貴命。
宝亀10年(779年)社殿を再興し、大同2年(807年)現在地に遷座した。永禄11年(1567年)地震により社殿が損壊するも、生駒氏が再興。
昭和48年(1973年)不慮の火災により、社殿全焼。昭和52年(1977年)伊勢神宮外宮第一別宮多賀宮の旧正殿古材を賜り再興。豊受皇大神を合祀した。
平成23年6月撮影。
→宇夫階神社と万葉集~網之浦【宇多津町】
←宇夫階神社参道【宇多津町】
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