

亜細亜の東日出須る處 聖濃君の現禮満し轉 布流幾
天地刀邪世累霧を 於本ミ比果里尓隈那く者ら飛 教
あ末年久美ち明希九 治め多ま弁類御代尊
恵乃波盤八洲尓餘り 御稜威の風は海原越え亭 神の
与佐勢る御業越弘免 民の左嘉行く力を能半し 外津
國々能史尓も著く 留め堂満へる御名佳之古
秋の空澄ミ菊乃香高き 今日の与幾日乎皆寿支天 定め
まし計る御憲越崇馬 諭し萬之遣累詔勅を守り 代々
木廼杜乃よゝ東越し邊に 仰ぎ奉ら舞大帝
明治節の歌 堀澤周安
アジアの東 日いずるところ
聖の君の 現れまして
古き天地(あめつち) とざせる霧を
大御光(おおみひかり)に 隈なくはらい
教えあまねく 道ひらけく
治め給える 御代尊(みよとうと)
恵みの波は 八州(やしま)にあまり
御稜威(みいつ)の風は 海原越えて
紙の依させる 御業(みわざ)を弘(ひろ)め
民の栄ゆく 力を展(の)ばし
外国国(とつくにぐに)の 史(ふみ)にも著(しる)く
留め給える 御名畏(みなかしこ)
秋の空すみ 菊の香高き
今日のよき日を 皆ことほぎて
定めましける 御憲(みのり)を崇(あが)め
諭しましける 詔勅(みこと)を守り
代々木の森の 代々(よよ)とこしえに
仰ぎまつらん おおみかど
善通寺市、乃木神社にある「明治節唱歌歌碑」。昭和13年、建。
碑文のうち、赤い字の箇所が変体仮名。
現在使われている平仮名は、明治33年の小学校令施行により定められたものであって、それ以前は同じ音でも複数の仮名(字体)が存在した。
平成22年7月撮影。
→旧陸軍第十一師団工兵第十一大隊正門へ
←明治節唱歌歌碑(乃木神社)と堀澤周安へ
お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。



