何故、率直に報道しないのか!!
国会中継を観て、
形振り構わず、政権固執の麻生総理と、
主客転倒の代表質問!!
麻生総理から聞かされた、演説の真骨頂は『解散は、私が決めます!!』と言うものであった。それ以外は、何ら新味も、リーダーシップも感じられない。それは投稿者ばかりではあるまい。それは、まさしく頭のすげ替えに過ぎないからだ。
しかし、伝家の宝刀に麻生総理は酔っている。それは解散権というものである。『解散は、私が決めます!!』という、在り来たりの文句が、異様に際だって耳に付くのは何故だろう。
そうか、彼は唯一の武器を誇らしげに繰り返す理由は、総理大臣の絶対の武器だからである。解散、解散と言って、ちらつかすのも武器なら、『解散 は、私が決めます!!』と言って、居座るのも総理大臣の最大の武器だからである。ここに、内閣制の政治手法の独裁権原がある。『ばかやろう!解散』の双璧 である。
今頃気が付いたが、かの増田大先生の不気味な予言は、 これだったのだ。当たっているか否かは定かではないが、おそらく、麻生総理は、解散をしないのではなかろうか。決定的に情勢は不利である。今後よくなると 言う予測も立たない。しかし、居座ることは出来る。居座って解散権をちらつかせながら、総理大臣の強権を発動するのではあるまいか。
それが長引くと、次第にリーダー不在の政界に虚像のリーダーシップが生じないとも限らない。それに、一触即発の危機を誘発して、それこそ、自作自 演の『社会工学的』な出来事が誘発され、その救世主のごとく、総理大臣の指揮権など発動する事態になれば、情勢は変わる。恰も、9.11事件後のブッシュ のようにである。
増田大先生は、その事を指して、不気味な予言をされたとしたら、彼は、エージェントである。しかし、賢明な日本国民は、騙されない。騙されてはならない。
全くの、勘であるが、国会中継を通じて、麻生総理大臣はそれをも辞さない品性を感じた。と同時に、政官業癒着は、カルトと通じてそれすらも辞さない危機感を抱いているに違いない。注意を怠ってはならない。
第二のオウム事件があるとすれば、この時をおいて他ないと警戒するのだが、杞憂であることを望む。
【転載開始】威風堂々の民主党小沢代表所信表明演説
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-e5ca.html
10月2日に行われた衆議院の代表質問で、小沢一郎民主党代表は、民主党が政権を担うことを踏まえた所信を表明した。麻生太郎首相は、所信表明で提示した民主党への質問に対する十分な答弁が民主党から得られなかったとの不満を表明した。
偏 向メディアの大半は事実を正確に伝えないが、小沢代表の演説は、民主党の政権公約を明確に示すものであり、極めて内容の濃いものだった。代表質問で野党が 所信を表明するのは変則的な行動だが、これは、麻生首相が所信表明で代表質問を行ったことに対する「意趣返し」であり、麻生氏が苦情を申し立てるのは筋違 いである。
麻生氏の所信表明演説は、民主党への誹謗(ひぼう)中傷に終始する、聞くに堪えないものだった。鳩山由紀夫民主党幹事長が指摘したように、「品格を欠いた」演説だった。鳩山幹事長は、野党には答弁権が認められておらず、代表質問のなかで答弁しろと言うのなら、答弁時間を確保するべきであると発言したが、当然の主張である。
小 沢代表は、「首相の省所信表明とは首相の政治理念とビジョンや政策を明らかにするものである」と述べた。小沢氏の所信表明は、政治理念、ビジョン、政策を 明確に示すものであったが、麻生氏の所信表明演説には、明白な理念も具体的なビジョンも政策も、まったく示されていなかった。
与 党と野党が逆転した所信表明、代表質問だった。国会では、各政党が異なる主義主張を正面から提示して、「建設的な」論戦を交わすことが期待される。民主党 の小沢代表が威風堂々と党としての政治理念、ビジョンと政策を具体的に提示したのに対して、麻生首相の発言は民主党に対する誹謗と中傷に終始したのであ り、どちらの行動に非があるのかは明白だ。
→②に続く