へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

釣瓶(つるべ)が水面に当たる時!!

2008-10-30 12:07:09 | Weblog

全く、同感!!
投資アナリストの言葉尻に乗るのは、
オレオレ詐欺に引っかかるのと大差ない!!


 マネーから逃げよ。マネーはお足である。実体の経済に活用されてこそ『善』である。実体経済に投じられたマネーは、何らかのインフラに化ける。金融に投じられたマネーは、胴元に吸い込まれる。これは、真理である。

【転載開始】釣瓶(つるべ)が水面に当たる時

り転載


Chosyaphot01
http://www.y-asakawa.com/message/kinkyu-message49.htm    



「秋の日の釣瓶落とし」、秋の日の暮れやすさを歌った一句であるが、井戸の中をまっすぐに落ちていく釣瓶(つるべ)がまもなく底に当たろうとしている。その後には、水面から花火のような水しぶきが上がることだろう。


日 経平均で言うなら毎日が7%を超す500円前後の下げが続いているこの数週間、まさに釣瓶落としの状況である。今日もまた朝方、250円近く上昇したもの の、それから750円近く下落して、結局、終値は490円安の7162円、6年前のバブル崩壊後の最安値をいとも簡単に抜いて、実に26年ぶりの安値であ る。


かねてからこうした事態を予測し、警鐘を鳴らし続けてきたにもかかわらず、聞く耳を持たない多くの投資家諸氏が今青ざめて、顔面蒼白の状態を迎えている。
今年の初めに、2008年の株価予測を1万5000円から2万3000円と予測していた有名なアナリストが昨日のテレビでは、なんと、今年の終値を5000円から1万円ですと、へーへーとした顔で述べていた。 まさにお笑いである。


新聞やテレビに出ている経済評論家やアナリストの99%が皆この類(たぐい)である。彼らは競馬や競輪の予想屋とちっとも変わらないのだ。そんな輩の言を信じて株やドル債券を買い増ししてきた投資家も投資家であるが、評論家やアナリストたちの罪は重い。


証券会社といえども同じ穴のムジナである。野村證券であろうが大和証券であろうが、皆さんに接する社員の経済に対する先見性などほとんどがゼロに等しいと思っておいた方が良い。在職当時、私が時々教えてやる情報に驚いていたほどだから、その程度が知れよう。


株 式投資や債券運用、為替相場のまっただ中にいた私が言うのだから間違いない。2兆円近い運用資金を抱えた大口顧客でさえ、取引先の証券会社から役立つよう な情報などまったく入らぬに等しかったのだから、一般の投資家に先見性のある情報がもたらされるはずがない。私はこれまでに、証券会社から進められた投資 で儲(もう)かったなどという話を聞いたことがない。彼らは会社の方針に沿った商品をただ勧めているに過ぎないのだ。

 

経 済紙の雄たる日本経済新聞とて同じこと。皆さんには結構な記事が掲載されているように思えるだろうが、よく見てみれば皆後追いの記事ばかりである。そのレ ベルは、終わった野球の結果を屁理屈をつけて解説しているプロ野球解説者と少しも変わらないのだ。ウオール街から流された情報を鵜呑みにして本社に送るし か能のない記者ばかりだから、当然といえば当然である。


その証に、3ヶ 月、6ヶ月前に、いや1ヶ月前ですら、今日の状況を先見性と勇気を持って的確に予見した記事など一遍たりとも見当たらなかったではないか。それゆえ、独自 で勉強し、政治や経済の裏をしっかり掴んでいない投資家にとっては、株式投資や債券投資が儲かる、損するは運次第、まさに丁半博打(ちょうはんばくち)で しかない のだ。なにを隠そう、これがこの世界の実体なのである。


どうや ら、いよいよその丁半博打相場の潮時が訪れたようである。三菱UFJ、三井住友、みずほの三大銀行株がそろってストップ安で終わった今日の相場がそれを告 げているようである。1兆円の自己資本増強を余儀なくされてあわてふためいている天下の三菱が、世界金融の「救世主」ともてはやされて、アメリカのメガバ ンクに1兆円近い 資金を融資したのは、わずか2週間前のことである。


そ の投資先の銀行株は急落し、既に数千億円近くが消えてしまっている。株主から、三菱UFJ銀行の経営者は、まったく先をの見通せてなかったと言われても致 し方あるまい。他の2行とてやっていることは一緒である。経営に参画する能力も意欲もないのに、数千億、1兆円の資金を投入するなど、狂気の沙汰である。 これでも銀行の経営者かとその頭の中を疑いたくなってくるのは、私だけではないはずだ。

                                           
  

 

暗い先行きを暗示するニュースが次々と流れてくる。


イギリスの7~9月期のGDP(国内総生産)の成長率がとうとう前期比マイナスとなってしまった。これは単に終わりの始めに過ぎず、これからは期を追うごとにマイナスの幅が大きくなっていくに違いない。


ドイツの自動車大手のダイムラー社が12月11日から1ヶ月間、生産を中止することになった。1ヶ月間休業と言うことはただごとではない。1ヶ月間にわたって天下のダイムラー社が車を1台も作らないのである。来年の新車販売台数の大幅減が思いやられる。


恐らく20~30%を超す売り上げ減は免れないであろう。08年の7~9月期の当期利益が前期の6分の1(260億円)に急落していることを考えると、来期以降の決算が大幅なマイナスに転じることは火を見るより明らかである。


更 に、フィリッピンの株式市場が27日、市場閉鎖に追い込まれた。このまま下落相場が続くようなら、発展途上国の市場閉鎖は今週から来週にかけ、次々と発生 することになるに違いない。それより、欧米、中国、それに我が国の市場とて何処まで持ちこたえられるか分からなくなってきた。下手をすれば来月半ば過ぎ当 たりから市場閉鎖が主要国の中でも発生することになるかもしれない。


先を見通す人々の予測で共通しているのは、11月半ばから年末にかけて、また年初から2月にかけて市場はさらなる大激変に見舞われることである。それは、これまでの常識や経験則がまったく通用しない時代の到来を示唆している
と考えておくべきである。


具 体的にどういう事態に立ち至るのか、それにどう対処したらよいのかは、各自が少しばかり頭を働かしてもらえればすぐに分かるはずだ。「未曾有の金融危 機」、「かってなく、これからもない危機」という言葉を頭に入れて考えてもらえれば、自ずとその答えは出てくるはずである。


マウリツィオ・カヴァロ氏の講演会とインタビューが終わった来週には、「終末」のさらなる予兆が始まっているかもしれない。
私はこれから上京し、1万5000光年の彼方からやって来ているというクラリオン星人の語る、地球と人類の近未来に耳を傾けてくることにする。【転載終了】


資本主義経済の終焉!!⑨

2008-10-30 11:51:03 | Weblog

資本主義経済の本質はバブルにある?!
良くも悪くも、好きであるか嫌いであるかに関係なく
バブルが崩壊すると、資本主義経済は破綻する!!


永遠に続くマルチ商法はあり得ない!!
 

 であるから、『カイザル(シーザー)のもの(貨幣)は、 カイザルへ、』とイエスは言った。『地の倉庫は、虫や錆や盗賊にによって蝕まれる。』だから、『天の倉庫に、宝を積め』と言った。『天の倉庫は、安全倉庫である。』と言っている。



  資本主義は、観念を欲によっているから、有限である。神に御手は、欲には働かない。欲に働くのは、人間の恣意である。時として、悪魔の邪手に握られる。そ れがバブルの崩壊である。バブルの崩壊は、崩壊によって失った者もいるが、忘れてはならない、ごっそり掠め取った者がいる。その事に気がつかないことがお かしい。有限であるが、質量不変の法則は、経済にも例外ではない。実物の富は、増えもせず減りもしない。移るだけである。

 バブルとは、実物の富を何倍にも拡大して見せる一種の詐欺である。その詐欺に引っかかって、一時のバブルに酔う者も多いが、弾けて寒天に酔いを覚
ます。資本主義は、資本をバブルする事によって、経済活動を活性化する手段である。手段は手段であるから、否定はしない。そこまでは、認容できる手段である。


  欲に際限はないから、経済活動をさておいて、その結果を先読みしてコマーシャルペーパーを増刷して、バブル化する。これが金融商品である。さらにヘッジと 称して、担保証券と称して、バブル化する。ついには、水も空気(環境)も証券化する。止まるところを知らない。いずれも架空のCPであることに気がつくは ずである。それを操り、架空の富を創造し(信用創造)一足飛びに経済活性を図る。これも百歩譲って、人間の恣意ではあるが智恵とも考えて許す。し
かし、悪知恵が入ると掠め取りが始まる。崩壊は悪知恵のなせる業であり、その正体は明らかである。


 ある意味で、グリーンスパンは賢いという下記記事は、正しい。しかし、勿論、論点は違う。

《ぶらぶらと上野から神田へ(@w荒

Tokyo_kitty

http://blog.livedoor.jp/tokyokitty_seed_destiny/archives/2008-10.html#20081028

<前略>さて、最近の金融バブルを招いたと言われ攻撃されることも多く、この前の米下院公聴会でもヴォッコヴォコにリンチされて「自分が悪かったかも」とをもわず認めてしまったグリーンスパンだが、ヲレの評価は少々異なる(@wぷ

シホンシュギの核にはカジノそのものの証券市場と商品市場があり、利益への飽くなき追求そのものの結果であるバブルの危険を常にはらんでいる(@w荒

1929年の大恐慌は結局ニューディールでは救うことができず、
第二次大戦による戦争バブルで救われた(@wぷ


バブルの傷はバブルでしか癒すことができない。

アメリカはS&Lによる不動産バブルの傷をITバブルで癒し、
ITバブルの傷はテロ戦争によるバブルで癒された(@wぷ
テロ戦争によるバブルを再び不動産バブルで癒そうとしたが、
今度の不動産バブルには癒すバブルがまだ登場していない、
そういうことさ(@wぷ


バブルにバブルを繋げようとしたグリーンスパンは明らかに
正しい。
それがシホンシュギの本質だからな(@wぷ


グリーンスパンがしきりに喚いている長期金利の低位安定の「謎」(conundrum)の本質とは、新しい輸出国である中国が為替安定のために大量に米国債を購入し長期金利が上がらなかったことだ(@wぷ

彼は本の中でもしきりに不思議がっているが、
本当は理由がわかっているのがヴァレヴァレ(@wぷ》