へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

資本主義経済の終焉!!④

2008-10-16 10:09:33 | Weblog

今般の金融崩壊は
只、単にひょんなヘマから事態を深刻にしたなどと言う
夢想は受け入れるわけにはいかない!!



  その理由とは、素人でも分かる無謀な金融小細工、あきれた金融派生商品(バーチャルリアリティー商品)、博打家もあきれるオッズ《レバレジッジ(テ コ)》。それを、金融という美名で実体経済GDPの数100倍もの規模で、バーチャルマネーが世界を巡る。これは全くの賭博場である。

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<カリフォルニアの山火事(但し、去年):記事に無関係>

  それを金融資本主義などと言って後生大事に持ち上げるのは、経済学者の名をかたる闇金融策士と大差がない。グローバル経済という実態が、その本質におい て、金融資本主義にあるというなら、これは罠である。そして、そのグローバル経済の中で、企業が金融市場において熾烈な競争を繰り広げているなどと言う妄 想は、特に竹中平蔵ごときグローバル経済学者の説は、罠に追い込めるプロパガンダ以外何ものでもない。企業活動を投機市場に投げ入れて、絶え間のない不安 定の基礎の元に置こうとする罠である。


 物の価値を通貨という手段を仲立ち として、円滑に交換する発明には効用がある。しかし、その通貨を、いわゆるマネーとしてそれ自体が独自の価値を主張するに至ったことは異議を感ずる。その マネーのサプライ(供給)権が、得体の知れない銀行という金融業者に委ねられたことにさらに異議を感ずる。さら
に又、サプライ指数が準備率という任意の倍率でもって、増減出来ることに異議を感ずる。そもそもそこに信用創造というマジックが始まった。信用創造があれば、信用収縮がある。つまり、架空のマネーが経済を自在に操るという構造が出来上がったのである。


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<カリフォルニアの山火事(但し、去年):記事に無関係>

 これは、供給するマネーが現今の10倍であれば、10倍のバブル経済を表出するのである。それは一見多大の景気を喚起するかも知れないが、10倍
のツケを後代に積み残すことでもある。それはさらに10倍の経済の拡大を持って帳消しになるかも知れないが、その循環は止まることはない。やがて、膨れるだけ膨れたバブルは破裂する。これは猫でも分かる。


  そして、そのサプライマネーには、ことごとく利息が付与される。その利息は、得体の知れない銀行の懐に入る。銀行は際限なく肥大化する。肥大化した銀行 は、その元本を保全する手段として、コマーシャルペーパー(CP=証券)として、第二のマネーを創造して、金融市場を創設し、第一のマネーを吸収する。さ らに第三、第四のマネーを考案し、市場化する。これが担保証券その他のデリバディブ(金融派生商品)である。市場はその活性化の手段として、オッズ
(レバレッジ)を高くして、射幸心を煽る。これは何を意味するか。


 (ここで言う、銀行とはマネーサプライ権を持つ銀行のことで、一般の銀行ではないが、その総称でもある。)


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<カリフォルニアの山火事(但し、去年):記事に無関係>

 誰が考えても分かるであろう。最終的に富はマネーサプライ権を持った銀行に集まり、その余はバブルが破綻すれば、ツケだけが残る仕組みではない
か。これが、金融資本主義の根幹である。これを詐欺と言わずして何というか。結局、全ての富を収奪し、経済的支配権を得る仕組み、これが現今の資本主義経済の本質がある。


 そうではないというのなら、是非、その本質においてそうではないとの証明をしてほしい。


 結局、どんなにバブルが弾けても、その根幹であるところのマネーサプライ権を持つ者は損はしていない事に気が付く。紙くずを掴まされた者が、損をしたのであって、それは最初にサイコロを振り出す胴元は損をしない仕組みがかいま見える。

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<カリフォルニアの山火事(但し、去年):記事に無関係>


 富とは何か。日々生み出される製品、価値、サービスを言う。このようにして、この富は不断に循環しながら、最終的には一カ所に吸い上げられるので
ある。定期的にこの作用は働く。今回の金融崩壊も、基本的には何ら変わるところがない。そこで、さらに救済処置として、多大の公的資金が投入される。これらはさらに次代のツケである。


 (断っておくが、これは原理的な説明であり、解析である。ツケと言うからには、国債かその他の債権かなどという、形式論ではない。論点を歪曲しないで頂きたい。)


  そもそもマネーは、交換の手段として存在するのか、富の尺度として存在するのか。その両方であるが、現在は富の尺度と言うよりも、富の手段として存在して いる。もっと、細かく言うならば、富を増やすための手段として機能し始めたことがある。それは利息である。もう一つは、為替取引と為替差損であ
る。勿論、マネーそのものは富の象徴であることに変わりがない。


 マネーがマネーを生む仕組みの原点がそこにある。同時に、マネーが富を失う仕組みもそこにある。つまり、マネーが投機性の上に立って、一時たりと
て、 安定することはないのである。そして、それはマネーが支配する経済とマネーを絞り、拡散する仕組みがそれを助長する。マネーサプライ権である。準備率制度 である。それに基づく信用創造であり、信用収縮である。さらに、第二第三のマネーを生み出すコマーシャルペーパーの金融工学である。


  誰にその権限を与えたか。銀行にである。銀行はマネーを自由に手繰り、ある時には景気を煽り、ある時には一斉に収奪し、富を支配し、コントロールすること が可能となった。そして、その権限は、いつの間にか実質一部の勢力に手の内に集約されている。これは事実である。一旦集約され握られた権限は、うまくカモ フラージュされ、恰も、国家の法律に従って運用されているように装いながら、実は、そうではない。マネーが国家を、法律を越えて一人歩きをし始めた。言い 換えれば、マネーが巧妙に世界を支配し始めた。と言うことは銀行が世界を支配しているのである。

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<カリフォルニアの山火事(但し、去年):記事に無関係>


 どんなに金融恐慌が叫ばれようとも、失われた世界の富は銀行に吸収されている。恰もブラックホールのように銀行引き込まれていく。一般の銀行・証
券・ 保険会社がその為に潰れようとも、企業が破綻しようとも、最終的には銀行の中の銀行、金を生み出す銀行に吸収されていく仕組みがある。最終的には、公然と 世界は一つの銀行に統一されるであろう。そして、銀行によって制御される政府に統一されるであろう。その政府の元に、軍事も警察も行政もそして司法も統一 されるであろう。それが世界統一政府の目論見である。


 それは許されない。それを唯一防ぐことの出来る方法は、マネーからの離脱、現在のマネーからの離脱、もしくは新たな経済制度の構築以外、根本的な解決はない。


三浦和義元社長死亡の深層 !!

2008-10-16 10:00:20 | Weblog

植草先生が推察する
三浦和義元社長死亡の深層 !!
苦難の実体験者だけに
その信憑性に一目を置く必要がある!!


 三浦和義元社長サイパン逮捕劇については、2度拙稿でも扱った。『ロス疑惑識別検証!!三浦和義は真犯人か?!!』と『こういう見解も一理ある!!』とである。

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  前者は、心証的に『ああ、やっぱりな!』という思いも確かにあった。それに江頭の動画と重ね合わせて面白く感じられて、投稿したモノである。日本とアメリ カは主権が違う。時効がない。そこをどうして見誤ったか、と言う思いもあって、三浦元社長も年貢の納め時か、と、実感したのが事実である。

 後者は、思い起こせば、昨今のアメリカは、本当に自由の国かと思い当たることがあったので、投稿したモノである。それはユダヤレビュー法の存在である。手放して賞賛出来ない問題があると改めて認識した時の投稿である。

 この度の植草先生の見方は、そのいずれにも属さない、斬新なモノである。真相は検証すべき情報は、メディアに依るしかないので分からないが、先生の掘り下げは先生の実感に基づくモノで、傾聴に値する。
 
 ましてや、この度の自殺騒動、これははっきり言って一つのショックであることは間違いがない。個人的に三浦元社長に面識はないし、印象と言えば、メディア
報道によってすり込まれたモノ以外ない。それを度外視すれば、全く、公平な立場煮立つべき者である。ロス地裁の判断も、殺人罪には一事不再審の原則を適用したことは、むしろ、喜ばしい判断と感じていた。これから、真相が判明すると期待もした。それが自殺とは!??。

 不自然である。残念である。真相究明が待たれる。

 いずれにしても、推測の域で人の罪科を判断することは危険である。これは本当に難しいことであるから、公正な捜査と公正な審理を尽くさねばならない。それが、自殺とは、一切が闇に閉ざされることであるから、断じて防がなくてはならない事であった。

 とすれば、自殺、又は他殺であれ、三浦元社長のサイパン逮捕劇が何を意味し、彼が亡き者となって何を意味するかとの推察は改めて必要な真相(深層)究明が必要になる。その意味で、植草先生の視点は斬新で、瞠目の記事であると感じた。

【転載開始】三浦和義元社長死亡の深層

Photo

植草一秀の『知られざる真実』

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-a257.html

ロサンゼルス銃撃事件で米当局に逮捕された三浦和義元社長(61)の自殺が報じられた。三浦元社長が逮捕されたのは、2008年2月22日金曜日だった。


この直前、2008年2月19日に海上自衛隊イージス艦「あたご」が、千葉県の漁船「清徳丸」に衝突し、「清徳丸」が船体をまっぷたつに切断され、乗船していた2名の漁師が死亡する事件が発生した。


自 衛隊によるインド洋での米軍への給油活動を定める旧テロ特措法は、2007年11月1日に有効期限が切れた。海上自衛隊はいったんインド洋から撤退した。 政府が2007年10月17日に提出した法案は007年11月13日に衆議院で可決されたが、2008年1月11日に参議院本会議で否決された。


福田政権は同法案を同日再可決して法律が成立し、自衛隊によるインド洋での給油活動が再開されることになった。日本国内では、政府が衆議院の数の力に頼り、参議院の決定を無視して給油法案を可決成立させたことに対する批判が渦巻いた。


海上自衛隊のイージス艦衝突事件は、こうした状況下で発生した。インド洋での給油活動を日本に強制しようとしていた米国にとって、最悪のタイミングでの事件発生だった。


事件が発生したのは火曜日だった。日本のメディアは連日イージス艦事件をトップニュースで伝えた。石破防衛相の引責辞任も当然の流れになった。週末の情報報道番組はイージス艦事件、給油法の是非をめぐる論議一色に染まることが確実な情勢だった。


そこに、突如降ってわいたニュースが三浦元社長のサイパンでの逮捕だった。テレビ報道はイージス艦事件報道から、三浦元社長逮捕報道に全面転換した。単なる偶然とは考えられない。


三 浦氏の逮捕は、一事不再理の原則から判断して、明らかに無理筋だと考えられる。三浦氏は常識的な法律解釈からすれば、当然釈放されるべきものであったと考 えられるが、早期に釈放すれば、不自然な逮捕の背景に対する疑惑が取りざたされる可能性が高かった。米国は三浦氏を早期に釈放できない状況に追い込まれた と考えられる。


時間をかけて審理しても、有罪立証するには、あまりにも無理があり過ぎたと考えられる。釈放もできず、有罪にもできない、難しい情勢のなかで、三浦氏自殺の突然の報道が伝えられた。


私 の2005年の裁判における第2回公判で、事件の不自然な多くの事実と疑惑が明らかにされた。疑惑を伝える大規模な報道が予想されたが、公判当日の朝、突 然、国松元警察庁長官狙撃事件の容疑者が逮捕された。報道はこの逮捕報道に完全に占領された。結局、逮捕された容疑者は勾留期間を経過して、証拠不十分で 釈放された。事件発生から長い年月を経た段階での逮捕で、結局、証拠不十分とされた逮捕は、不自然さを象徴するものだった。


三浦元社長はテロ特措法の犠牲になったのではないだろうか。政治権力は恐ろしい存在であることを知っておかなければならない。【転載終了】

9.11自作自演テロを告発する、圧巻の作!!⑮の1

2008-10-16 09:55:19 | Weblog

9.11自作自演テロを、常識人の目で徹底告発する力作!!
反論するなら、同じレベルで反論するべき圧巻の告発!! 転載 第15弾


 このサイトを知るに至った経緯は、最も信頼する一人である『リチャード・コシミズ 独立党支援ブログhttp://dokuritsutou.main.jp/newversion/2.17kouenkai.htm のサイト管理者nanasi911さんに依る。


  読み進んでいくうちに、多くの具体的で驚異的な疑問の数々が浮かび上がってくる。いや、著者の渾身の指摘が疑問を浮かび上がらせる。なるほど、なるほどと 只ひたすら感心させられるばかりである。これらが公開された資料並びにネット上で収拾した資料のみで、構成されたとはオドロキであると同時に、敬
服と驚嘆を禁じ得ない。


  真実は、真実を真剣に求める者の前に、門戸を開く。そして、同じく真実を求める人々に慈雨のようにしみ込む。そして、広がり盤石の真相として打ち立てる。 そういう時を迎えたのである。執拗に拒否する勢力は、拒否する理由があるのである。それは仕方がない。全ては良きにつけ悪しきにつけ、理由なく行
動は起こらない。拒否する理由のない多くの人々には、受け入れられるであろう。


  拒否する理由のある人々。それは真実に最も近い人々である。そして、その人々によって恩恵を受けているか、受けようと思っている人々である。ここで言う真 実とは、9.11テロが、自作自演であり、それは邪悪な狙いの元に計画され、今なお、その計画が続行中であると言うことである。だから、真実は隠され続け る。その計画の裡にいる者は、どのように真実が暴露されようとも、拒否し続ける。根っからの犯罪者は、決して口を割らない。口を割ったように見せかけて、 真実をはぐらかす。

9/11 South Tower
http://jp.youtube.com/watch?v=vml2wBuw0uQ


【転載開始】『見ればわかる9・11研究』より

http://doujibar.ganriki.net/12wtc2-horizontalcollapse.html  
《11月3日 第2回 9・11真相究明国際会議にご参加ください!私も参ります!》(バルセロナさん)
 



[最初に結論を持つ人は、その結論を守るために、都合の悪い事実を無視しようと努める]

WTC第2ビル全面崩壊の研究

巨大な板状で落ちる壁

 第2ビル崩壊の写真の中でも、ひときわ奇妙な写真が次の2枚である。

 左の写真には何枚もの巨大な板状になって落ちる第2ビル外周壁が写っている。

 右の写真は
FEMA(米国緊急事態管理庁)がWTC崩壊研究報告に採用したものだが、

元は左右ともにAP通信である。下に写るビルはWTC第3ビル。

         
Wtc2fallingwall1

Wtc2fallingwall2

 
 

 崩壊開始後10~11秒ほどのタイミングだろう。落下物としては早い時期のものである。

 ここにも第1ビルの「吹き飛ばされた巨大な壁」にあるような数ユニットが縦方向に真っ直ぐにつながった外周壁の構造が写し出されている。WTC第3ビルの外側は第2ビル北西側の面から40m以上離れていた。2枚目の写真で第3ビルのさらに外側を落ちていく外周壁は50~60mほど水平方向に飛ばされている。

→⑮の2に続く



9.11自作自演テロを告発する、圧巻の作!!⑮の2

2008-10-16 09:55:01 | Weblog

→⑮の1より続き

 しかしここで奇妙なことに気付くはずである。落ちつつある外周壁に明らかに異なる2種類が存在する。一つは灰色の「尻尾」を引っ張る今まで見てきたような外周壁、そしてもう一つが黄色い何かのものと一体になった奇妙な外周壁である。   この黄色い物体と一緒になった外周壁には大きな特徴がある。まずアルミニウムの外装板が取れていないこと、次にその「切り口」がほぼ直線状になっているこ とである。外周支柱が2本ほど飛び出しているように見えるがこれはアルミニウムの外装板が残されたものであり、鋼鉄の支柱ではない。次の拡大写真ではっき りする。

Wtc2fallingwall5

 これらの壁には窓がない。ここはメカニカル・フロアーおよびスカイロビーだった部分である。特別に頑丈に作られたこれらの階には窓が無く、スパンドレルの幅が広く外周支柱の形も周囲よりやや幅広になっていた。したがってアルミニウムの外装板も他の箇所よりはずれにくい。この点は第1ビルからウインターガーデンに飛ばされた外周壁でも同様である。

 またこれらの階の上下は、他の部分と異なり、外周ユニット同士の境目が横に真っ直ぐにそろっていた。これらの階は「特別扱い」だったのだ。そしてここではちょうど4階分、このメカニカル・フロアーとスカイロビーをあわせた部分だけが、他の外周壁から外されて落ちていきつつある。


 タイミング的にいってこれは74~77階の部分に 間違いないが、この黄色い色は何なのか? 他の外周壁が全て白っぽい灰色の「尻尾」を引きずっているのに、これだけが不思議な黄色の物体と一緒になってい る。このメカニカル・フロアーには何か特別なものでも置かれてあったのだろうか? しかし、よほどの資料が発見されない限り、これはもはや永久に分からな いだろう。

 次の写真にはも のすごい光景が写っている。第2ビルから80~100mほど離れたウエスト通に突き刺さっている外周壁の板なのだが、3枚に割れた状態で地面から突っ立っ ている。その右側には膨大な数の外周ユニットが山のように積み重なっている。下にいる人間と比較すればその大きさが想像つくだろう。

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 次の写真も同じ外周壁を上空から写したものだが、この壁にも特徴がある。

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 外周支柱を横につなぐスパンドレルの幅と間隔が上下で大きく異なっている。下の部分はメカニカル・フロアーとスカイロビーであり、その上に通常のフロアーの壁を乗せているのだが、これが元々上についていたのか下についていたのかは分からない。この三つに分かれた壁はこの航空写真の左側にも別角度から写っている。


 左に見える幅広い部分はユニット4つ分、他の2つは2ユニット分の幅があり、合計で8ユニット分、24mということになる。高さは最高の部分が7階分、
26mほど。もともとひとつながりで飛んで来て地面と激突した際に3つに分かれたのだろう。もっと多くのユニットが付いていたのかどうかは分からない。そ
してこれらがつながって飛んできたことは、第1ビルの残骸で観察できる外周壁の巨大な板群と共通している。大きさもほぼ一致している。


 また74~77階のメカニカル・フロアーが落ちてきたタイミングは最初の写真のとおり崩壊開始後10秒ほどだが、どのような写真やビデオを見てもそのタ
イミングでこのような壁がこの位置に飛んでいく姿を発見できない。またこの部分だけがメカニカルフロアーだけではなく上(あるいは下)の階を含んでより遠
くまで飛ばされたというのも不自然である。おそらくこの三つに割れた壁は41階から始まるメカニカル・フロアーのものであり、粉塵に隠れてここまで飛ばさ
れてきたのだろう。

  しかし、41~44階を含むものだとしたらその高さは150~170mほどであり、そこから水平方向に80mほど飛ばされたことになり、平均で水平方向に 秒速13~14mで飛んできたことになる。ただしこの数字は空気抵抗を無視しており、ビルから離れた瞬間の速度はもちろんはるかに大きかった(秒速20m を超えていた)だろうが、これ以上のことは分からない。またこれらの鋼材の重量についても、中層階の外周鉄骨は上層階に比べて相当に重かったと思わ
れるが正確には分からない。


 しかし第1ビルの「まとめ」にもあるとおり、巨大な重量の外周壁の一部が板状のままで飛ばされたことには特別の意味があるのだ。それが、まず板状のままで外周壁から切り離されなければならない。さらに壁面に対して垂直な莫大な力が瞬時におよそ均等に働かなければならない。そしてこれらの壁の存在は、実際にそのような力が働いたことを意味するし、それ以外のことを意味しないのである。


(巨大な板状で落ちる壁を記録したビデオ)
※ 重要だと判断されるビデオはできる限り早くご自分のPCにダウンロードして保存することをお勧めする。
9/11
South Tower

http://www.youtube.com/watch?v=vml2wBuw0uQ&NR=1

【転載終了】