円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

生徒は良いよ感謝でいっぱい

2018-06-21 20:30:53 | 2018年度雑記
カテゴリー別目次 
2018-6-21
たとえばの話ですが。
今週文化祭。
来週体育祭。
そんな行事設定はありえますかね。

そんな感じで、たとえば高2年1組の授業は今日20日ぶりだった。20日……。
1組は最も安定したクラスでどんなスピードで進めてもついてくる。
ちょっと抑え過ぎた感じがあるが、指示すればどんと開いて明るく動く。
1組で良かったよ。

他のひとクラスと、一年生は落ち着かずに僕もピリピリした三週間だった。
でも、このブログで読まれた記事を自分で読んで、考え直した。

叱っても無駄。
叱ってはいけない理由が山ほどある。

「減らしたい行動は、無視する。
 増やしたい行動は、ほめる。
 危険な行動はすぐに止める」


生徒の行動は無視するが、生徒は無視しない。
なかなか難しい。
難しいけど、今はその練習になる生徒が山ほどいる。

今日は、覚悟して、深呼吸して、五つの教室に入った。
だが、どのクラスも落ち着いていたり、明るかったり、感じが良かったりした。
だから、何もしなくていいわけではない。
全力でやりましたよ。
外から見たら分からない全力を尽くしました。
笑顔を絶やさず。
いい行動を見つけ、その瞬間に指摘する。
「**くん。あなたは本当に言葉のセンスがある」
「**さん。全部合格ですね。拍手してあげてください」

5コマ連続してあると、とても良い授業でもヘトヘトになる。
良い授業だと、頑張るつもりがなくても、よけいに頑張ってしまう。
だめな状態をたたき直すより、ずっとましだけれど。

夕方、授業が終わって職員室で座ると、もう立てない気がする。
ぐったりしたまま、隣りのかたに言う。
「今日は本当に良い授業ばかりでした。この幸せな感じはいいですねえ」
抜群に幸福な疲労感だ。

生徒は良いよ。生徒は。感謝でいっぱいです。
授業という仕事は良いよ。他の仕事の人には伝わらないと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高校2年国語4月授業全記録2011③ | トップ | 高校2年国語5月授業全記録2011① »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2018年度雑記」カテゴリの最新記事