円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

映画・カラフル

2010-10-25 18:41:06 | blog映画Diving
2010/10/25upわかる目次
映画・カラフル

始まってすぐ、
「絵が粗いなあ。やっぱりジブリと違うなあ。」
と、しらける。

生き返った主役の男子が、なんともださい。
こんなさえない顔かたちに生まれたら、がっかりだよな、と思ってしまう。
やっぱり、姿かたちは人生を左右するな。
もし、向井理が生まれ変わって、俺の顔かたちだったらスゲー落ち込むだろうな。
佐々木希が俺の顔とスタイルになったら、死にたくなるんじゃないかな。
そんなことを考えてしまう。

原作は読んだがずいぶん前だから忘れている。
そうだった、そうだったと思うが先は思い浮かばない。
この程度の話だったかな、などと思う。

からんでくる美術部の女子がまた、うっとうしくて見た目が悪い。
まったくどいつもこいつも、さえない登場人物ばかりだ。

ところが、いつの間にか男子の顔が変わって見える。
あれ?
いつこんないい顔になったのだろう。

お母さんは母というより色気のある嫌ないい女だ。
それが自然にけなげな母親に思えてくる。
お父さんは情けないひょろひょろ顔だ。
それが、気づかぬうちに凛々しく見えてくる。

あの世の関西弁男子の言葉が耳障りだ。
と思っていたら、だんだんかわいくなってくる。

ああ。そうか。
友達って、こういうものだったな。
家族って、こうやって作っていくものだよな。
お兄さん、かっこいいな。
主役の男子。ほんとに良かったね。

帰り道にそんなことを考える素敵な映画でした。
原作『カラフル』文庫本を買い直そうとしたら売り切れでした。
あした買います。

映画『カラフル』公式サイト

2010-09-03 19:28

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