制御屋の雑記

気になる出来事や感じたことなどを、すこしばかり言ってみようかとw

防衛事業庁「ミサイル地上統制装備米国から購入」

2006-10-02 | 半島関連


 国防は金がかかるものです。
 しかし、買うのはいいけど、肝心要のものを売ってくれないんじゃどーするんだろう。
 ヽ(´ー`)ノ


 【ソウル30日聯合】防衛事業庁は30日、韓国軍の次期誘導兵器事業(SAM-X)導入に関連し、ドイツのパトリオット装備余剰分を導入するが、地上統制装備は米国から購入する方針だと明らかにした。報道資料を通じ述べたもの。ドイツからはパトリオット発射台、誘導弾、レーダーなどの中核装備を購入するが、地上統制装備はドイツが販売していないため、米国からの購入を検討しているという。両国に提案要請をした段階で、価格規模などはまだ不明だ。  

 SAM-Xは、老朽化した空軍のノキアミサイルに替わるものとして進められている事業で、1兆1000億ウォンを投じ2008年からパトリオットミサイル48基を導入する計画。  

 防衛事業庁は、「SAM-Xは韓国の対空防御能力向上を図るもので、米国のミサイル防衛(MD)体制との関連性はない」と説明した。
 (連合ニュース 2006/09/30 13:13)
 http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432006093000300


 こんな話もありますがw

 国防省が購入しようとするパトリオットミサイルが、1990年代初盤にドイツが使った事実上”中古製品”であるために論難がおこっていると韓国日報が2日報道した。パトリオットミサイルは、91年湾岸戦争当時にはイラクスカッドミサイルのキラーに名前を馳せた。

 新聞によれば、防衛事業請負会社が「次期重度武器事業の対象装備を、ドイツ空軍のパトリオットミサイルと決め購買提案書を提出した」と明らかにした。

 次期重度武器事業は、現在の防空(防空)ミサイルである古いナイキミサイルを全て交換する事業であり、すべて事業費は1兆1000億ウォンで今年から100億ウォンの事業費が執行される。早ければ2008年から48機のパトリオットミサイル(2個大隊)を実戦配置するという計画だ。問題は購入を推進中のパトリオットミサイルが、ドイツが使った余剰装備ということだと新聞は伝えた。

 ドイツは最近ミサイル部隊を縮小しており90年代初盤から運営した旧型PAC-3の売却を決めたというのだ。

 また装着されたミサイルは、ミサイル要撃より戦闘機要撃に重点を置くPAC_2型弾であることが判った。PAC-2型弾の命中率は50%程度で、最新鋭 PAC_3型に比べると性能が大幅に落ちる。これによって、”性能改良に莫大な予算が必要となる”という批判が出ていると新聞は報道した。防衛事業請負会社は予算のため新型をあきらめるしかなかったと明かしたと言う。実際に空軍は当初、ナイキと一体装備で最新鋭のPAC-3を購買することを予想し2兆5000億ウォンの予算を提示したが、国防中期計画で予算が保留されるとチープなドイツの旧型装備に目を向けた。

 防衛事業請負会社は「在韓米軍と旧型と新型を半分ずつ保有している」と「ドイツから購入される装備は、私たちが必要とする対空防衛能力を強化させるのに一番適切な最先端兵器である」と明かしたと報道した。
 朝鮮日報(韓国語)
 http://www.chosun.com/politics/news/200610/200610020229.html


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