制御屋の雑記

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核開発:北、万塔山付近に観測所…追加核実験の準備完了か

2007-01-06 | 半島関連

 どうあっても核保有国として認めさせようとしているのでしょうか。
 どうあがいてもそれは無理だと思うのですけどねー。

 自滅の道を突き進んでいるようにしか見えませんが…
 ( ̄ω ̄)



 米国のABC放送は5日、米国防省高官の言葉を引用し、「北朝鮮が追加の核実験準備を終えたようだ」と報じた。ABCは「国防省高官が“北朝鮮は何の予告や警告もなしに核実験を行うあらゆる準備を終えたものと思われる”と述べた」と伝えている。  

 この高官は、「北朝鮮は核実験を実際に行うかどうかについては分からないが、北朝鮮が取っている措置は、昨年10月9日の核実験前に取った措置と似ている」と語ったとのことだ。ABCは、北朝鮮が1回目の核実験をする以前にも米国防省高官の言葉を引用し、同様の報道を行っていた。


 ◆「ボタンさえ押せばいい状態」  

 ソウルの複数の外交消息筋も、「北朝鮮が昨年核実験を行った咸鏡北道葛州郡付近で、2回目の核実験を行う準備を終えたものと見られる」と述べた。さらにそのうちの1人は「北朝鮮が昨年核実験を実施した場所からわずか数キロの所に、核実験観測装置や観測台が設置されていることが確認された。核実験はボタンさえ押せばいい状態になっているようだ」と語った。  

 これについて政府当局者は「北朝鮮の核実験施設があると疑われている地域の周辺で、一部動きが見られたが、2回目の核実験と直結する特別な兆しはない。核実験の可能性は常にあるので、政府は徹底してそれに備えている」と述べた。韓米両国は、先月の6カ国協議が成果なしに終わった直後から、北朝鮮の追加核実験の動きについて注視しているといわれる。


 ◆観測用建築物を建設  

 北朝鮮は昨年10月9日に咸鏡北道葛州郡豊渓里でTNT当量0.8キロトン(TNT火薬800トンの爆発規模)の核実験を実施した後、追加核実験の可能性を示唆してきた。情報消息筋は「咸鏡北道葛州郡豊渓里一帯に人や車が往来し、核実験観測所と思われる建物が新たに建てられている」と話す。北朝鮮が葛州郡万塔山付近で1回目の核実験を行った後も、人や車の動きが絶えないのは事実だ。だが山の奥深いこの一帯に、用途が確認されてない小さな建物が建っているのは、核実験に何ら関係しているのではないかと疑う材料には十分」と消息筋は言う。こうした動きは昨年12月に6カ国協議が終わった直後から、さらに活発になったという。


  ◆切迫した兆候の確認は困難  

 政府当局は「切迫した兆候はない」としているが、核実験は地下で行われるので、その兆候を事前に知るのは難しい。発射台への装着や液体燃料注入などの兆候が観測された昨年7月のミサイル発射とは状況が別だ。  

 昨年10月3日に北朝鮮が核実験計画を公表するまでは、韓国の情報当局は核実験が迫っている兆候に気づかなかった。10月9日に核実験が行われていた時点でも、国家情報院長は国会情報委員会に「特に差し迫った兆候はない」と報告していた。こうした中、ある軍事専門家は「北朝鮮が2回目の核実験を6カ国協議の交渉カードとして使う可能性についても対策を講じなければならない」と話している。

 劉龍源(ユ・ヨンウォン)軍事専門記者
 李河遠(イ・ハウォン)記者
 朝鮮日報/朝鮮日報JNS 記事入力 : 2007/01/06 17:00
 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/06/20070106000030.html
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