高橋靖子の「千駄ヶ谷スタイリスト日記」

高橋靖子の「千駄ヶ谷スタイリスト日記」

7月5日と15日  誕生

2005-07-17 | 千駄ヶ谷日記
5日は誕生日だった。
実はこんな写真も撮っていたのだけど、やっぱり気恥ずかしいな、
と思って、、、ちょっと時期をはずして出しました。
生まれてから60年以上経っているけど、誕生日はイヤじゃない。
やっぱり、人生のおまつりの日だもの。
十年ぐらい前、人生上のショックにやられていたときの誕生日は友だちという友だちから、いっぱい花がとどいて、家じゅうが女優さんか、タレントさんの楽屋みたいに美しい花で溢れた。
徐々に私も心の異常事態から抜け出して、友人達も手綱をゆるめてくれている。(それでも毎年贈ってくださる湯川さん、稲木さん、後藤さん、今後も歓迎です、、、)
私の妹は2年前に亡くなったが、その娘である姪が今日、女の子を産んだ。
それで私は、母親代わりに立ち会ったうえ、赤ちゃんと誕生日を共有することになった。

15日。
今日は浜野安宏さんの起業40周年記念のお祝いの会。
キヨシローさんも35年記念だったし、テレビマンユニオンも重延さんの受賞と35周年のお祝いをしたところ。
考えてみれば、私も40周年に近いな、と思うけど、はじめはいつだっけ?
と考えても、そこのところはあいまいだし、いつの間にか、、、だしね。

お祝いの会に行く前に、表参道のアンデルセンで、評論家でアート・ディレクターの河添剛さんと会う。
河添さんは「Tレックス・ファイル」(シンコー・ミュージック)のなかで、私のTレックス体験をシンパシーをこめて書いてくださった。
今日は、川添さんデザインのTレックスのオリジナル・ポスターをいただき、触発される話をいっぱい聴いて、別れた。
30日からリンゴ・スター監督の「Born to Boogie」が吉祥寺のバウスシアターで上映されるが、初日の30日には鋤田正義さんと河添さんのトーク・ライヴがある。

浜野さんの会は大盛況で、講演会場が人で溢れているのをいいことに、はみ出した場所で、「レマン」の創始者、勝見茂さんと思いっきりおしゃべりをした。
パーティ会場ではガリバー(現在は絵描き)、サンペイさん(現在は西麻布で「アムリタ」という店をやっている)と同窓会。ふたりとも70年代の仲間だ。
というわけで、授業そっちのけで騒いでいるもとワルガキという感じでした。
浜野さんはエナジーいっぱいで、新しいプロジェクトに挑戦している。
近い将来、青山通りが美しくなるということだ。
それと、美しい女性カメラマンに声をかけられた。
同じ千駄ヶ谷住人で、うれしいことに私のブログをよく観てくださっている
とのことだった。