落款を彫る。
やっと・・・・・・・・・・・。1個。
一昨年S氏より「刻書」なる6冊シリーズの本をいただいた。
この時から、いつでも取り掛かれるようにと、印材と彫刻刀も買い揃えていたのだが。
気持ちが、向かずに今日までほったらかしにして、来てしまいました。
これからボチボチと本物に近づきたいと思います。
ボチボチとね。
少し落款の知識に触れてみたいと思います。「刻書引用」
完成した作品に、作者が姓名・雅号・捺印など入れたものを落成款識、略して「落款」とか「款識」とかいいます。
古く古銅器などに刻された銘文の陰核されたものを「款」、陽刻されたものを「識」と呼んだ名残でしょう。
そして、主体に良く調和した静かな脇役になるのが、好ましい「落款」です。
始めるのは簡単ですが、直ぐに「迷路」に入り込み、好ましい作品とまでいかずに、自己満足で終わり!!が私のいつものパターンです。
[こんな自分を打破したいものですね]