月曜日、ひどく混乱した。
珍しく朝食が食べられなかった。
昼食はきゅうり1本。
気持ちを落ち着けたくて、何度も抗不安薬を飲んだ。
肝臓のこともリンパ浮腫のことも体のことが全部いやになった。
だから浮腫んだ右腕を壊してしまおうと思った。
二股に分かれていたミートフォークで腕を突いてみた。
家にある包丁はどれも切れが悪い。
これだけが、新品で先が尖っているものだった。
何カ所か刺してみて、斜めに刺すと血が良く出ることがわかった。
床にできた血だまりを見て、少し安心した。
それで少し眠ることができた。
最初にうつ病と診断された20年ほど前、傷と血をみると心が落ち着いた。
またその時がやってきたのかもしれない。