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星空は楽しいBLOG2

天体写真を中心に、普段の中での紹介したいものをアップしたいと思います

onstep2台目

2024-08-31 22:03:11 | onstep
半年前 ONSTEPを導入するために、国内のヤフオクでセット機材を25,000円で購入しました。ONSTEPは非常に便利なシステムで、現在は満足のいく運用が出来ています。
そうなると、予備用にもう一台欲しくなります。WEB上では簡単に組み立て導入できるとか、中華製が安いとか出てきます。自分で、パーツから組み立てたいという思いもあり、まずは中華製を購入して少しいじってみようと、aliexで完成品を購入するこにしました。知人からビクセンGP2をいただき、急遽購入に至りました。

Aliexの評判は良い悪いと2分されるのですが購入数の多いshopを選びました。また新学期応援価格のようなセールがあり、購入時は2,000引きでした。通常15,000円からのようですが13,000円余で購入できました。ありがたいです。8/25注文、8/31着。中国からですが早かった。


とりあえず自分の購入したものを備忘録として画像で残します。この商品をお勧めするというものでもありませんのでご注意ください。LITEとPRO版があるのですが今回はLITEです。ビクセンGP2用にEXOS2-Liteを購入しました。

梱包されていたパーツ一覧
説明書(裏・表)

説明書は英語版と中国語版です。組み立て図がないので不親切と思っていましたが、バーコードから、youtubeで組み立て動画が見えますので、これが役に立ちます。
組みあがり図

約30分弱でセット完了です。操作ソフトはもともとのONSTEPの操作をしているPCを使用しました。手順が分かっているので迷うことなく操作できます。Wifiもつながりました。しかし、wifiパスワードが説明書には記載が無いようです。Youtubeを見れば出てくるのか分かりませんが、私は以前に購入した時のonstep器機のパスワードで繋がりました。単純にpasswordです。

訂正) 説明書 Quick Startの最初に『password』と記載されていました。

あと、初期入力が必用なものは、北緯と東経、標準時です。35, -135, -9を入力すればokです。ステラナビから観測場所を入力すると、自動的に組み込まれるようです。

今日は台風通過の影響で星が見えないので、仮想で導入テストしました。ホームポジョンは筒先が北です。スタート位置から、仮想の天体導入、ホームポジションに戻るも確認しました。音もしずかでした。あとの確認は星を追いかけての操作ですね。

ハンドコントローラはついていないですが、通常sharpcap4.1でプレートソルブで導入しますので無くても十分です。兎に角コントロール基盤が小さく、モーターの下にセット出来るのは有難いです。

ここに取り付けです。



onstep赤道儀、チョッピリ改造

2024-02-22 21:35:15 | onstep
Onstep化した赤道儀を高速で動かすとむき出しのプーリーとベルトが気になります。

ここはやはりカバーが必要です。よく拝見しているスターパーティHPに100円ショップのケースでカバーを作成されていたので真似をしました。

当初100円ショップのケース1種類を用意しましたが、赤緯のモーターカバーにはサイズ感が良かったのですが、赤経モーターにはちょっと窮屈だったので、少し大きめの物を用意しました。参考しているHPでは同一のもので工作されていたのですが、私には調整が難しい感じでしたので別サイズのものとしました。

ケースを取り付けるには赤緯のケースには25mmのスペーサがあれば丁度よい高さになります。私の赤経カバーでは、更に10mmの素通し白いスペーサで高さを上げっています。

カバーの外部とクランプ、カバーの内部とプーリーと隙間は1mm程度で微妙な間隔です。とにかく、接触しなければ問題なしです。


今回、必要なパーツ類は非常に安価に住みました。しかし、プラをカットするのにノコでは非常に心もとないので、道具を入手しました。こちらの経費が予想以上にかかりました。


ビクセンGPDをOnstep化④(過積載と高速GOTO)

2024-02-14 12:39:22 | onstep
昨夜はGPDに12kgオーバー(筒+バランスウェイト)を載せて、スピードを最大でgotoさせてみました。幸い脱調はなくて気持ちよいGOTOをしてくれましたが、見た目にはGPDをいじめているようにも感じます。まあそのうち過酷な運用にも慣れるのかもしれませんが・・・。でも、ウエイト棒の長い物に変更して2kg軽量できればと考えています。昨夜もAndroid端末は使用していません。

また、昨夜はC8の縮小コリメートの運用を始めました。2000mmの焦点距離を2インチアイピース42mm+CCTVカメラレンズ8mmで計算上380mm(F1.9)です。

今回はfilterをLPS-P2を使用して、波長の透過率を上げましたので2秒でよく写りました。また、ダークは引いていないのですが、撮影中にディザリングを自動で施しているので、赤・緑などの縮麺も出ていません。Gainが高
てもきれいに仕上がります。sharpcap Pro様様です。


しかし、課題も残っています。以前から悩んでいる、縮小コリメートをすると写野がご覧の通り丸くけられます。こうなるとプレートソルブが出来なくなります。焦点距離を変えたり、ROIでけられた部分を除いたりして小さい写角で全面にしたり試行しましたが、プレーとソルブに嫌がられます。ここが突破できればと、悩んでいるところです。課題はいつまでも残ります。

あと、縮小コリの周辺部の星像の悪化もカメラレンズ変更で解消するのか心配な部分ではあります。







ビクセンGPDをOnstep化③ (PCのみで操作)

2024-02-13 03:30:14 | onstep
今日のテストは
  • Androidスマホ・タブレットを使わず、PCだけで操作が可能か
  • Gotoのスピードを変更(高速化)して、脱調せずに移動できるか
です。結果は両方ともOKでした。

PCだけで完結するためにAndroidエミュレータ経由でOnstep controller2を動かします。いくつかエミュレータがあるようですが、今回インストールしたものはBlueStacksを使いました。いろいろなソフトをインストールするのには抵抗があるのですが、エミュレータなしでは動作出来なさそうなのでトライしました。このソフトの前に別のエミュレータをインストールしたのですがそちらはだめでした。
ウイルスに感染しないかいつもソフトのインストールはびくびくやっているのですが、天体用ノートPCは万一の場合はリセットを掛ければいいやという気持ちでソフトを導入しています。ソフトのインストールはよく検討されて自己責任でお願いします。

PCでのOnstep controller2の操作手順はAndroidスマホ・タブレットと同じです。次にスピードの変更ですが、同架の重量が先日より重いです。先日は 総重量約5kg、今日は筒5.4kg+バランスウェイトが3.7kgで合計9kg。GPDの搭載可能10kgにギリギリです。GOTOスピードは標準の360倍速をまずは1.5倍の540倍速に変更しました。この状態で何度か移動させましたが脱調はなかったです。今日はとりあえず成功です。

実際に写真を4天体撮影しましたがとても簡単で楽でした。AZ-GTiであれほどバックラッシュに苦しんでいたのがばからしくなります。もっと早くOnstepを導入しておけばと後悔しきりです。また、Sharpcap4.1でプレートソルブが出来るので、例えばM65,66,NGC3628を同一画角に捉えるとき,星図上で3天体の中央をクリックして、そのあとプレートソルブボタンをクリックすれば簡単に導入できます。

darkは使用していません。

次はC8セットを同架してのテストです。

ビクセンGPDをOnstep化②

2024-02-09 02:01:50 | onstep
先日Onstep化をしたビクセンGPDですが、星空への投入がまだでした。一番の懸念のプレートソルプ(shaepcap 4.1)が可能かどうかでした。が、結果は成功でひと安心です。使い方手順と使い勝手です。

手順①
まずOnstep端末に電源投入です。私が入手した物は電源のON-OFFスイッチが無いのでコンセントにAC-DC(12V)アダプターを100Vに差し込んで行います。
・Onstep制御用のソフトをアンドロイドタブレットから立ち上げます。
・タブレットのWiFiをOnstep端末に合わせます。
・ソフトの画面で接続OnStepに接続・時間設定・恒星時開始などをタップしていきます。(初回は数値を入力する場所がありますが2回目以降はタップするのみです。)

以上で赤道儀が恒星時で動いてくれます。恒星時回転の時は、Onstep端末のLEDが点滅するので分かり易いです。
これ以降Androidタブレットに触れることはありません。

手順②
次にステラナビゲータを立ち上げます。私はバージョン11を使用しています。
・観測  > 望遠鏡コントローラの画面を出します。
・ここで【メーカー】ASCOM, 【望遠鏡】ASCOMを選択します。そして接続で終了(事前にOnstep のASCOM driverのインストールは必要)

手順③
ステナビの星図画面で適当な明るい星を選んで導入ボタンで導入します。もしずれても気にしません。(sharpcapが立ち上がってからわかることですが、ここからプレートソルブの活躍です。)
まずsharcapを立ち上げて、マウントの設定、鏡筒の焦点距離を指定して、CMOSカメラを接続すれば、プレートソルブのコントロール部が見えているはずです。
ここで最初導入に使った星が画面の中央になければプレートソルブのボタンを押せば星は中央に移動します。この時点で同期すれば観測準備が出来ました。この時にピント合わせを丁寧にしておくと良いです。

初めての星空のもとでの操作でしたので、忘れている操作もあるかもしれません。

今夜の観測は適当な極軸セッティグでも大丈夫かどうかもテストしています。AZ-GTiのセット感覚で北に向けてぽんと置いた状態で始めました。一応極望は覗きましたが、中央あたりに北極星が見えていたので、まあ、これぐらいでも大丈夫だろうといった大雑把なセッティングです。
子午線超えも気になっていたのですが大丈夫でした。当初リゲルでピント合わせして近くのM42を導入。次は東のM81へGOTOしました。やはりはずれはありました。しかし、プレートソルブが良く効いてくれます。次にもう一度西に向けてみました。バラ星雲です。こちらの子午線超えも大丈夫ですが、案の定、バラ星雲も中央には来ていません。しかし、こちらも1回のプレートソルブで中央移動しました。

面白いのは子午線超えの時は一度天の北極に向くのですが、そこでスピードが落ちるようです。
また、今回西から東、東から西に随分移動させました。天体の方位角差でいえば140~150度ほどです。移動に約2分程度かかりましたが、遅いといった感じではないです。スピードは初期設定ですので、もう少しはやくできるかもしれません。
赤道儀は写野が回転しないのでうれしい。

プレートソルブ使用の前後



今回の鏡筒は軽い60CBです。今後5kgのBKP130, 6kgのC8の同架でのテストを予定しています。