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星空は楽しいBLOG2

天体写真を中心に、普段の中での紹介したいものをアップしたいと思います

紫金山・アトラス彗星見たい

2024-09-02 10:55:09 | 日記
紫金山・アトラス彗星がまだ健在との情報もあるので、とりあえず観測地のロケハンをしてきました。この彗星は近日点通過が9月27日です。なんとか、崩壊せずにいてほしいです。

観測好機と言われている10月中旬以降は夕方で見やすい高度なのですが、予想光度の明るさは2等級です。しかし、9月末は高度が低くてチャンスが少ないのですが、光度は明るく-2.3等です。香川では9月末の高度は2~4度です。天文薄明開始が4時35分頃、5時頃までは何とか撮影できるのではと考えています。

高度が低いので天候に大きく影響を受けます。狭い香川ですが、東西で雲の出方も変わるので写真撮影できそうな場所を2カ所確認してきました。2カ所の距離は直線で約60km離れています。我が家からは30km(50分)と50km(80分)の場所です。
ここは、父母ヶ浜も見える場所です。通常、星の観測には不向きな場所ですが今回は一押しかな?。東方向の明かりの確認していないのでもう一度夜にロケハンです。カノープスが見やすい場所です。

もう一カ所は我が家からは髙松を超えて出かけます。
昨夜、空全体の明るさ確認のため魚眼レンズで撮影。灯台の明かりはありますが、大丈夫ではと考えています。
ここ大串公園は今年改装され芝生が敷き詰められています。昨夜も一グルーブ4名がシートを敷き星空を堪能していました。流星観測にも適していて、カノープスも見える場所ではと思っています。秋の天の川も目視できます。昨夜も昇って来たペルセウス座付近の天の川も確認できました。

県内のほぼ中央付近に位置して、こんなに星の見える行きやすい場所は少ないです。半島の東寄りで髙松の明かりを少し避けるだけでとても良い星空公園になりそうです。天の川が見える、流星も観測できる、カノープスも見える羨ましい環境です。







ペルセウス座流星群2024の動画

2024-08-19 21:35:58 | 日記
先日撮影したペルセウス座流星群の動画をYouTubeにupしました。
今回はBGMを入れることが出来ましたので、編集された約3分の動画時間も早く感じます。30分間で捉えた流星が23個を写しこんでいます。


動画はこちら

本当はフレームレート30で撮影したいですが、天の川を画面に残すとなると私の機材では秒コマ8枚が精いっぱいのようです。

秋の天の川

2024-08-19 07:07:30 | 日記
オリンパスの魚眼レンズ8mm(F1.8)を入手してからもう1年が過ぎました。使用するチャンスに恵まれないので、夏と冬の天の川の共演を撮ろうと取り出してきました。

このレンズは周辺まで良い星を映し出してくれるので以前から人気があり、個人でフードを切り落として円周魚眼に改造する人がいましたが、私の工作技術では不安で躊躇していました。また、オリンパスのボディから外した状態では最小絞りになり、コレを回避するには、オリンパスボディにつけた電源onの状態でレンズを取り外すというアラワザの紹介もありましたが、そのためにはわざわざ使わないボディの購入が必須になります。以上の2点で諦めかけた昨年に、知人からレンズ改造の声を掛けて頂き入手した物です。

入手後テスト撮影だけで終わっていたのですが、前述の季節を超えた天の川の共演を思い立ち撮影です。


しかし、昨日は月齢13の月がありました。月の没入から、薄明開始までのわずかな時間を狙うことになりました。20~30分程度しか時間がありません。久々のレンズ使用なので触っているうちにピントを外してしまってしばらく操作に明け暮れていましたが、何とかピント合わせをして撮影が出来ました。


雲の襲来があり意図とした写真にはりませんでしたが、淡い秋の天の川(カシオペヤからペルセウス付近の銀河)が写っているようにも見えます。今日はこれで良しとします。・・・雲かな?



善通寺市内で観望会2024(8月)

2024-08-18 14:09:40 | 日記
昨夜は地元善通寺市内での観望会がありました。

小学生がたくさん来られていて、遠くは髙松市内からお母さんと子供3人の家族が来ていました。先日の地震の影響で、予約していたまんのう天文台が閉館していた為こちらに来られたとのことでした。


しかし、空はほとんど曇天の様子で夏の大三角もまともに見えず、見えていたのは牛飼い座のアークトゥルスぐらいでした。西の低い空にやっと顔をみせた金星も、鉢伏ドームからは見えない、また、南の低い位置の月も山陰にさえぎられて望遠鏡を使っての観望はできませんでした。

しばらくは、見え隠れしながらもすこし顔を出した、北斗七星と夏の大三角の説明です。

私は今回も電視観望です、薄明中は極軸も合わせられず、薄雲でプレートソルブもできない状態でした。やっと20時過ぎにベガ付近の雲が開き始めたので、M57から電視観望をスタート。といってもあとはM27で終了です。南天の散光星雲M16, M17, M20, M8は鉢伏天文台からは観望できません。

眼視だと晴れているように感じるデネブ付近。5cm150mm(F3.0)の広角で北アメリカ星雲を狙いましたが、散光星雲は薄雲に弱いことを再認識させられました。輝度の低い散光星雲を薄雲のなか見る方法はないのだろうか?。


ペルセウス座流星群2024

2024-08-14 01:16:51 | 日記
夏の大三角に刺さるペルセウス座流星群。今年も動画撮影に挑戦です。
当初の撮影方法は
 ①NikonZ5(ISO25600) + NOKTON 10.5(F0.95)で動画
 ②CANON 6D + TAMRON15mm(F2.8)でタイムラプス
 ③ASI533MC + NOKTON 17.5(F0.95) で動画
を予定していましたが、
①は感度不足ですぐに諦め。②はレンズがニコン仕様だったので、変換リングを持っていたが、取り付けできず。自宅でカメラ+レンズのセットをしていればと悔やまれた。
結果、③のCMOSカメラにNOKTON10.5(F0.95)を接続して、動画撮影となりました。

昨年はASI585MCだったのではくちょうしか座しか入らず、今年はASI533MCなので夏の大三角の全体を収めることが出来ました。
今年の新たな撮影方法にASIMETEORCAPを使用するはずでしたが、調整がうまくいかず、結局SharpCapで動画撮影になりました。天の川を表現するためGainはMAX、シャッターは1/8秒にしました。シャッター速度を1/15秒にするとデータ転送が間に合わずコマ落ちが起きるので、1/8秒です。しかし、これでも書き込みに時間がかかっているようで、撮影に隙間時間が出来てしまうので、その間に流星が飛びはしないかとハラハラです。撮影時間は1分を連続で写しています。しかし、出来上ったデータは各々16秒間ですので、動画編集ソフトで1分に戻しています。

動画編集は時間がかかるので、とりあえず静止画でアップします。

ココからは備忘録です。
動画(AVI)をステライメージの詳細編集モードを選択しての画面の空白領域にドロップしてやると、動画編集(切り抜き?)モードになります。ここで、欲しいフレームを指定して、静止画キャプチャを選択すると、指定された枚数の画像が現れます。そこから、1枚,1枚手作業でjpegファイルを作っていきます。・・・それをSiriusCompで合成して仕上げます。

夏の大三角に刺さる雰囲気が気に入っています。

どの流星も動画では緑色が出ているのですが、比較明合成では白とびしてしまいます。撮影開始コマに流星の残像だけだと、緑い色だけ写ります。