大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

邯鄲の枕 御岳山にて60回記念 2015年

2015-09-06 17:41:08 | イベント
2015年9月6日 曇り後雨
スッキリとしない週末でしたが大山鹿さんは邯鄲を愛でに御岳山へと行って来ました。邯鄲は邯鄲の枕、邯鄲の夢などの古事から名前を貰った20mm位の小さな虫です。以前も古事を紹介しましたから、邯鄲を簡単に紹介します。趙の都である邯鄲に金儲けを夢見て出かけた若者が、粟粥が出来るまで枕を借りて寝ましたが、若者はその成功した一生を夢に見ました。しかし、夢と気付いた時は粟粥さえ出来ていないほんの短い間と気がつき、どんなに成功する一生も短い夢に過ぎないと悟って、故郷に引き返したと云う話ですね。こんな古事に名前が由来していますから、単調な低い鳴き声で、悟りを開いたような響きでした。御岳山は邯鄲の生息に適しているようで、この邯鄲を聞く会は今年で60回を迎えました。邯鄲を25分位で短く紹介してくれた矢島稔先生は5回目以降の講師を努めて頂いて、今年85歳になられたそうです。矢島先生は60年間の昆虫学者としての集大成となる「観察の記録 60年 (平凡社)」を出版なされ、動物学教育賞を昨年受賞されています。実は引きの強いツレがジャンケンに勝って、この貴重な矢島先生のサイン入の本を一番にゲットしました(結果として、参加者に行き渡る分がありました)。 (つ´∀`)つ マァマァ、雨も降らずに素晴らしい夕方でした。
先ずは、葉っぱで鳴いていた簡単です。この邯鄲を自宅で飼育されている方が見つけて呉れました。


そして、御岳山ではビックリが多いですが、その方がコップでその邯鄲を簡単に捕まえて見せて呉れました。


こちらの邯鄲は矢島先生の講演会場に展示してあった邯鄲ですね。カラス瓶を通しての撮影なので余りピントが合いませんね。


邯鄲を聞いた御岳山の夜景を2-3紹介しましょう。先ずは東京都心へ向かった眺めでえすね。手前は青梅辺りと思います。


天空の世界に広がる御岳山の夜景です。宿坊の灯りと赤く煙っているのは山頂にある御嶽神社辺りです。こんな風景を楽しみながら邯鄲の音色を聞いていると時間の経つのも忘れてしまいました。


さて、宿坊となった「蔵屋」さんは天空のお風呂がある処で中々良かったですよ。夕飯は邯鄲の会60周年を記念してお赤飯がでました。




鮎の塩焼きも美味しかったですよ。


鳥と野菜の味噌焼きもご飯に良く合って美味しく頂きました。矢島先生の講演前だったので名水「澤乃井」は頂きませんでしたが、きっと澤乃井にピッタリのお品書きでした。


そして、朝はサッパリと刺身コンニャクと湯豆腐で頂きました。




宿坊の「蔵屋」さん大変お世話になりました。また、邯鄲の会を催されている青梅市の皆さん本当にお世話になりました。締めは秋のススキを見付けたのでアップします。


ほな、Good Eveningですね。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よかったですね (nampoo)
2015-09-06 20:36:57
こんばんは。
邯鄲の鳴き声が聞けて本もいただけてよかったですね。邯鄲はコオロギの仲間らしいですね。
鳴き声はYouTubeで聞きました。
大山鹿様のおかげで鳴き声を聞くことができました。
御嶽神社周辺の写真幻想的ですねえ。
nampooさん (大山鹿)
2015-09-06 21:15:28
こんばんは
鄲は北方系の虫のようで、900mの標高の御岳山が生息域として残ったようです。静かな山で静かな音色を楽しめた週末は最高でした。
カンタン (そよ風)
2015-09-07 07:10:08
大山鹿さんは活動的な方と思ってましたが
ラン栽培といい 中々風流な趣味をお持ちなんですね
御嶽山からの夜景も素晴らしく 宿坊の幻想的な灯りがなお風情を誘います
こちらは夜な夜な鳴くコオロギに秋を感じています
そよ風さん (大山鹿)
2015-09-07 20:41:56
こんばんは
虫を飼育するほどの根性は有りませんが、花鳥風月を楽しみたいですね。処で、邯鄲は北方系の虫の様で暑いところが苦手のようですね。残念ながら関西では邯鄲の声を聞けないでしょうね。(つ´∀`)つ マァマァ、コオロギで我慢してください。

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