砂漠

　いや～、さすがに今年から晴れてガラスの十代に突入するお子様とプールではしゃいだら、晩メシで１滴も呑まなかったのに、ベッドに倒れ込むようにして沈没…当のご本人自体は、晩メシの後半にはレストランで沈没していましたが＾＾

 昨日は、4WDなランクルを借り切っての砂漠ツアー。ほんと砂砂砂の世界で、道無き道に突っ込んでいったり、ガケを直滑降のごとく滑り降りたりのドライバーのパフォーマンスに、ちょっとした絶叫マシン状態になって、車内でワーキャーやってました。

　もちろんせっかく来たので、観光ラクダに乗るなんて事もしましたけどねｗ

　お楽しみに出かける前にはちゃんと勉強しなさいとのお父様から言いつけがあり、MUが勉強を見ることに…「○○（MUの学生時代のニックネーム）ってさぁ、全国あちこち行ってるから地理に詳しいよね？」ってことで、お父様にまんまと言いくるめられてしまいました。

　なんか表側に写真とヒントが、裏に地名の答えと詳細情報が載っているカードを使ったんですが、お父様が言うには「海外生活してても、日本の常識は覚えられるよう、いくつか教材を買って持って来た」ってことでしたが、学生時代のヤツにそこまでの常識があったのか？？？とツッコミは入れませんでしたがｗ

　なんかカードの中身は30年近く前から全然変わってそうもない内容のものもあれば、さすがに近年できた関空やアクアラインなんかも入っていたり…

　砂漠ツアーから帰ってきて、遅い昼メシを食べ、MUがPCで写真整理やメールをチェックしていたら、○馬くんが寄ってきて「○○さん、水着持ってますか？」って聞かれたので、「持ってるよ」って答えたら、「ボク、プール行きたいんだけど」なんて言われたら、二つ返事で「じゃあ行こうか！」って言わざるを得なくなって…＾＾

　じいちゃん・ばあちゃんほど甘くはないものの、完全に親戚のおじさん程度にはなってしまったのかと＾＾；

　でも、この人にものを頼んだりおねだり上手なのはお父様の血筋なのか？…なんか、○馬くんが友達から餞別代わりにワンピースの１～３巻をもらったらすっかりはまってしまい、食事の姿勢をいつも注意されていたおばあちゃんに対しておねだり作戦をして、まんまと４～１０巻をEMS便で送らせたとか…まずは姿勢を直しているのをお母さんに報告させ、それから自分で「ごほうびに欲しい」なんてメールを送ったんだとか＾＾

　ってことでセレブな住宅街の一角にあるクラブハウスにあるプールへ…日本で２人だけで歩いていたら「あそこに誘拐犯が…」なんて言われていたかもしれませんが＾＾；

　年甲斐もなくはしゃいでいるうちに、うっかり「ゆうま～」と呼んでしまったなんてことは絶対にありま…まあ、革命DVDの見過ぎってことにしておいてください＾＾；

　飛び込み台からの飛び込みでバック転風に飛び込めないか特訓してみましたが、やっぱり怖いとのことで…某事務所への道は険しいようですなｗ

　家に戻ってきたら、子守のお駄賃として貴重なコロナビールを振る舞ってもらいましたとさ＾＾

　日が暮れてからスーク（市場）へ…かつてはあまりにも何も無さ過ぎて「世界一退屈な国」なんて表されていた国ですが、最近では一応お客を呼び込もうと、昔ながらのスークを少しおしゃれに改造中とか…そんな路地をあちこち曲がって、今夜はモロッコ料理の店へ…モロッカンなものと言えばタジン鍋…そのお店もズバリ名前がTAJINで…って日本でもブームになったタジン鍋を最初見たときに、他人丼と同じジャンルな鍋かと思ってしまったなんて事はとても言えませんが＾＾；

　そんなスークを歩くときに、今度はMUの手につかまってくる○馬くん…歩きながら「イカチュミ～」とか「魚を食べてはイカン！」とつぶやく○馬くんを見て、「ったく、○○、変なこと教えないでよ～」とお父様に怒られてしまい…前日の夜に中東料理を食いながら、インドネシアの暮らしを話していたときに、簡単なインドネシア語の覚え方ということで、MUが編み出した語呂合わせを紹介したら、ややオヤジギャグが好き系な○馬くんは一発で覚えてしまったようで…「ダジャレ隊」にでも入りますか？ｗ

　と、食事後半には沈没した○馬くん同様、MUもだいぶ疲れが溜まってあとは家へ…と思いきや、奥さんのほうがせっかく街に出て来たので用事を足したいと…ってことで、別なスークへ…そこは布関係のお店が入るスークで…敬虔なイスラムの女性ですと全身黒ずくめの目だけを出しているなんて方も全然珍しくないところで、誰がこんなド派手なドレスを着るんだ？なぁ～んて思いつつ…

　さて、今日はホスト一家はもうネタ切れだということで、MUにもっとも似つかわしくない美術館行きなんだそうです。