アラブの生活

　無事、中東某国へと到着…別に名前を伏せるほどアブナイ国に来ているわけではありませんが＾＾；

　とりあえず１時間だけのフライトだったのに、意地でも機内サービスをするって感じでちゃんとお皿に載った機内食を食べつつ…着陸直前まで砂漠が広がり、首都の空港に降りるはずなのにいったいどこに来たんだろうって感じでしたが、直前になって街並みが広がり一安心しました。

　外国人も多く住むというエリアの一軒家に落ち着き…ちゃんと客用のベッドルームや風呂トイレもあって、快適に暮らしています。

　家族を連れては８月上旬から住み始めたとのことで、ちょこちょこと家の中を直すところがあるみたいでそんな業者の人が出入りしたり、まだ船便で送った荷物が届いてないとのことで、多少殺風景な中、久々の四方山話に花を咲かせ…なんか引っ越し業者の担当が何度催促しても返事があいまいだと思ったら「まだ送ってませんでした」的な対応にブチ切れた話を聞いて、こちらも某東京海上日動の自動車保険一時中断の時に色々苦労した話とかをして、海外に住みながら色々とやりとりする大変さを分かち合ったりとか…

　それから日も落ちた頃、街へ食事へと…ドバイほどではないにしろ、こちらでもオイルマネーをつぎ込んだ開発をやっていて…途中、この国は平らなのにわざわざ土を盛って丘を造って山の手な住宅街を造るなんて所も見たり…あとはベイサイドにマリーナとマンションと高級ショッピングモールを開発中の所も散策したり…マリーナでは加山さんも目を丸くするような、見たこともない大きさの豪華クルーザーがバンバ～ンと停泊していましたね＾＾；

　そして夕食は中東料理のお店で…お酒に厳しい国で、唯一お酒を出してくれるレストランらしく…まあ、事前情報から、もしかして某国滞在中はアルコホール抜きになるかと思って、ドバイでは十分呑み溜めをしていた←ってことにしておいてください＾＾；…ちゃんと生ビールに、ワインで再会を祝した乾杯をすることができました＾＾v

　ラムチョップに舌鼓を打ち、ワインをゴクゴク飲んでいるうちに周りのテーブルでは白い衣装で頭に輪っかを乗せた皆さんが、シーシャ（水タバコ）を吹かしながら談笑中…こちらではそうやっていつまでも話しているのが男性陣のコミュニケーションだとか。

　ってことで、アラブらしくMUもシーシャに挑戦…フレーバーを色々選べてMUはアップルを選択…ズズズと煙を吸ってみるとほのかアップルっぽいフレーバーを感じつつ、ちょっとだけ頭がボォ～っと…今までほとんど普通のタバコも吸ったことはありませんでしたが、禁煙に失敗する人が酒の席でついつい吸ってしまうって感覚が少し分かったのかもしれません＾＾；

　そんな感じで、今日はこれから砂漠へ…９時出発に合わせて起きるつもりが、腕時計はドバイとの時差を直したのに、携帯の時差が直してないままアラームをかけてしまい１時間早く起きることに…

　ってことで、トルコの続きも…

　さて、カッパドキアではまあ定番のオプショナルツアーな気球でご来光を拝むイベントに参加…まだ暗い４時頃から出かけましたが、まあ本当に絶景を眺めながらの空中散歩は格別でしたね。

　準備中の気球。

　だいぶ明るくなった大空へとテイク・オフ！

 

　パイロットは腕を見せるために、木の上ギリギリの所まで降りてみたりします。

　さあ、日が昇ってきました！

　太陽と気球のコラボ！

　ギョレメ村の眺め…絶景かな！絶景かな！

　1時間の空中散歩を終え、お子様とかはチェリージュースで、オトナはシャンパンを足したもので乾杯！

　実際に洞窟住居に住まわれている方のところにお邪魔してのティータイム。

　こんな感じで生活されてますが、世界遺産なのでまったく現状に手を加えることができな上に、定期的なチェックも受けるとのこと。

　そんな世界遺産を警備してるのかと思いきや、招き猫状態？

　野外博物館は、かつて迫害されたキリスト教徒が隠れて教会を掘った穴に造ったという遺跡。

　そして、昼食後には同じくキリスト教徒が隠れ住んだという地底都市も見学し、一路首都アンカラへ…

　途中、巨大な塩湖で夕暮れを迎え…

　塩の結晶の上に映るMUの影…足長いでしょｗ

　この周辺はメロンの産地でもあるらしく、道ばたに積んで売っていたところでバスを止め、ガイドさんの計らいで切ったばかりのメロンにかぶりついたりも…そんな感じで５時間近いバスの旅も終え、首都アンカラへ…ガイドさんは「つまらない街」なんて言ってましたが…

　ツアー最終日を迎え、なんとなく皆さん打ち解けてきた頃で、晩メシを食いながら色々話にも花が咲き…そんな中、３人の大変元気なOLさんたちは、同期入社の友達同士だとか…一人はカメラ女子でかなり良いカメラを持っていて、メンバー同士を取り合いしていても、たまに３人揃ったところを撮りたいときにはなぜかMUに声がかかり…まあ、MUも安い入門型のデジタル一眼を持っているからそれなりに心得はあるだろうと言うことで声をかけたとのこと…もちろん、MUも誰かにとってもらうときには、まずはそういうのをチェックしますけどね＾＾

　そんな感じで旅行好き同士だし、色々これまで言ったところとかの話もしつつ、MUがインドネシアからやって来たこと、そして来るときには世界最大の旅客機に乗ってきた話なんかにも食いついてくれましたが、エミレーツの話になったらそのカメラ女子の方が「私、この前札幌に嵐を見に行ったら、その時に並んでた人が、エミレーツのCAでドバイから来てた」なんて話を始めて…

　うっかり、嵐のバックは見ましたか？と聞いてしまいそうでしたが、そこはグッとガマン…もちろん嵐では誰が？なんてことも聞かずに、全くの一般人を装って…それに、そんなにヲタな方じゃないかもしれないし…って札幌まで行くくらいだからやっぱり？そして、実はバックを目当てに行ってた？…なぁ～んてことは無いとは思いますが＾＾；

　ってな感じで、盛りだくさんだったツアーも最終日を迎え、あとはアンカラからイスタンブールに戻り、MUが夕方に一番早く出発する便だったのであとは空港へ…高速の最後のサービスエリアでお土産を買ったらお財布には0.35リラ（約130）円しか残らず…それ以上100ドル札は崩したくなかったのであとは空港内をウロウロするだけ…最後に自販機でチェリージュースがちょうど0.35リラで全てトルコリラを使い尽くしてドバイへ…

　では、そろそろでかけるじゅんびをしないと！