堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

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戦争法案は、廃案へ!

2015-06-07 23:12:19 | 日記
今、国会で審議されている「戦争法案」。
「安全保障法制」などと言われていますが、現実には、日本を「戦争できる国」にしようとしている法律です。
先週の衆議院の憲法審査会においては、3人の憲法学者の皆さんが、揃ってこの法案を「違憲だ」と言いました。
この法案は、もう廃案にするしかないのではないでしょうか。
ぜひとも皆さん。この憲法違反の「戦争法案」を、廃案にするために、声を大きく広げていこうではありませんか。

この憲法法案を政府は、「平和安全法制」などと呼んでいますが、一体、どこが「違憲だ」と言えるのかについて、今日は、お話させていただきます。

それは、何よりも、憲法9条に違反して、自衛隊が戦場で武力行使ができるという点にあります。

今回の改悪により自衛隊は戦闘地域にも行くことが可能になります。

安倍政権は、このことについて、「現に戦闘がないと見込まれる場所」に、自衛隊を派兵すると言っておりますが、今、戦闘が行われていないからといって、その地域全体が戦場なのですから、いつ攻撃されるかどうかもわからないわけです。
戦闘に巻き込まれる危険性が全くないとは言えません。

実際に国会では、安倍総理が、自衛隊が攻撃される可能性について「100パーセントないとは言えない」と、はっきり答えているんです。

では、その戦闘地域で、仮に、自衛隊が攻撃されたら、どうするか。
その場合は武器を使用すると、安倍首相は答弁しております。
これは、まさに、武力行使そのものでありますが、政府は、これを「自己保存のための武器の使用」だから、憲法のいう「武力行使」には当たらないと、説明しているのであります。

でも、国際法上、どこをどう見たって、この政府の言う「自己保存のための武器の使用」なる概念は、どこにもありません。

ですから、この戦争法案によって、自衛隊は相手から攻撃される危険性のある戦闘地域に行くことができるようになり、そこで戦闘に巻き込まれれば武力も行使する。
つまり、憲法9条に違反することが明らかになっているわけであります。
だからこそ、憲法学者の皆さんも、自民党推薦の憲法学者の方でさえ、国会で「違憲だ」と、はっきり言っているのであります。

こんな憲法違反の法律は、なんとしても、廃案に追い込まなければいけません。

廃案めざして、全力で、私も、頑張る決意です。(^-^)/
写真は、NHKの世論調査。今国会での成立反対が、世論の多数です。(^-^)/

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