九州建設アスベスト訴訟福岡高裁判決。建設現場でアスベストを吸い込み肺がんや中皮腫になったとして、国や建材メーカー12社に合わせて10億円あまりの損害賠償を求めた裁判で、福岡高裁は、国と企業のどちらにも賠償を命じた。1審の福岡地裁は、国のみに賠償を命じ、原告と国の双方が控訴していた。今日の控訴審判決で、福岡高裁の山之内裁判長は、建材メーカーはアスベストの危険性について警告する義務があったと指摘し、1審判決を変更し、国と建材メーカー4社に対し賠償を命じた。また、1審で認められなかった個人事業主「一人親方」に対する国と企業の賠償責任も新たに認めた。
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