【ほんごう通信・・・第３９号（０９年４月）】

　　

この度、『ほんごう通信第３９号』の原稿を完成し、印刷屋さんに入稿しました。４月上旬には皆さんのお手元に順次配達できると思いますが、ブログを見ていただいている皆さんにはいち早くお知らせいたします。
　なお、現物のＰ１、Ｐ４のＰＤＦも　【ほんごう通信 バックナンバーPDF版はこちらから】よりご覧ください。　　　　　　　

　　　　　　　　

　　　　『議員歴10年になりました』　　　　本郷 隆　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　つい先だって新年を迎えたと思いきや、あっという間に季節は移り、高・中・小学校の卒業式を過ごし、やがてこの『ほんごう通信』を皆さんのお手元に配達する頃には、ここ女川の地にも桜の花が咲き始め、それぞれの入学式が行われていることかと思います。
　時の経つのは本当に早いもので、今春で議員生活満10周年を迎えることとなりました。その間、３度の選挙を経たわけですが、その際に皆さんにお配りした挨拶状になぞらえながら、私なりにこれまでの活動を振り返ってみようかと思います。
　まずはご挨拶から、
【皆様方の暖かいご支援とご指導により、この10年間のすべての本会議に１日も休むことなく出席し、町政全般にわたって一般質問を行い、また各定例会後には皆さんに会報にて活動報告をするなど、真に充実した議員活動を過ごすことができました。ここに改めて感謝と御礼を申し上げます。
今後とも、私は『このかけがえのない古里・女川』が子供からお年寄りまで、だれもが明るく豊かで住みがいのある町になりますよう、一生懸命がんばりますので、なおいっそうのご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します】

　具体的な活動目標として掲げたものの中で、
①　情報公開条例の制定については、私が議員となった初年度の平成11年にさっそく議員提案され、もちろん私も賛成の一票を投じて、全国的にも早い時期での制定となりました。
②　住民バスについては、平成18年９月より新多目的交通システム「シーパル号」の運行が始まりました。
③　相当数の議員定数の削減については、二期続けて２人ずつ４人を削減し、20人から16人になりました。
　現在も議会内に『議会改革調査特別委員会』を設置し、議員定数については今年の９月議会までに結論を出す予定になっています。
本年も『議会・住民懇談会』を５月に行いますので、議員定数に対する皆さんのお考えを、ぜひ聞かせて欲しいと思います。
④　町立病院の経営安定については、この10年間、常に目指し続けてきましたが、なかなか効果が上がりませんでした。この度、『女川町立病院改革プラン』が策定されましたので、病院・行政そして議会のすべての関係する人たちが力を合わせて取り組み、今度こそ実現していかなければならない、と考えています。
　　
　　　　　　　　　　＊　　　　＊

　10年前の平成11年、私は42歳でした。ちょうど金曜会を卒業し(その２年前に商工会青年部を定年退会した)、３人の子供たちが通った女川一小のＰＴＡ会長を終了した年で、その４月に町議会議員選挙に立候補し、初めて議員とならせていただきました。
　この年は、10年間の議員生活の中でも、本当に濃密で多忙な１年間でした。
６月に５期目の当選を果たした須田町長が８月に急逝され、９月にその年２度目となる町長選挙が執行され、現在の安住町長が誕生しました。
　またいわゆる「オーテック問題」で異例の１００条委員会が設置されました。
さらに９月30日には、茨城県・東海村でＪＣＯの臨界事故が発生しました。

　これまでの議員生活の中で、皆さんからはもちろんのこと、議会や行政からもさまざまなことを学ばせていただきました。
この先どれほどの期間、議員として活動できるかは分かりませんが、『初心を忘れず！』かつ、これまでの経験を活かして、少しでも皆さんのお役に立てるよう、努力していきたいと考えています。
　どうぞ皆さんの厳しい目で私の言動をみつめていてください。そして毎度のお願いなのですが、何かにつけて気づいたことを、気軽に話してください。