『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』第6話
「家族だからといって優先はできない」と、容態の急変した祖母を白石にまかせて
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ヘリ出動する藍沢。
「たったひとりの家族があんなことになっても動揺することなく淡々と業務を遂行している。」と感心し“いたずらに(患者に)感情移入をしない”藍沢に自分がそうありたかった医師の理想像を重ねる三井。
祖母が自分を孫の耕作だとわからなくなってしまっていることに気づく前の「俺だよ」の言い方が自然でよかった
白石に認知症はもっとも身近な身内が付き添ってあげることで好転するといわれ、
「俺のことか?むこうにとって身近な存在じゃない」とちょっと寂しそうに拗ねる。
暴れるばあちゃんをやや乱暴にベッドに押し倒し、押さえ込む二の腕の筋
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不謹慎にもエロティックなものを感じる
祖母に傷つけられた頬の傷を白石に手当してもらう間されるがままになっていて、じっと自分の手を見ている。
これまでも内心の動揺を表すカットとして握った右手の人差し指を親指の先でこする場面があったが、今日のこのシーンで、爪を噛みたいのを我慢しているのかなと思った。
寂しいこども時代、こうちゃん(
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藤川)は爪噛みをやめられなかったのだろう。
たったひとりの肉親に自分を忘れられた上、泥棒呼ばわりされて物をぶつけられケガをした(ほっぺのバンソウコが可愛い)藍沢に緋山が「泣くけどな、あたしなら」といって去ったあと、耕作はちょっと泣きそうな顔をしていた。
眠った祖母の抑制帯をほどき、ベッドの柵にすがりつくようにしゃがみこみ目を閉じる耕作。ここで涙を流すかと思った。
優しい声音で「わかったよ。じゃ、今から一緒に行こう」
「たべれないだろ?こんなに買っても」(すこし舌足らずな“ら抜き言葉”)
心が壊れてしまった人の狂気に辛抱づよくつきあう切なさ。
不謹慎にも、ちょっとヤンデレ萌えに近いものを感じる
「耕作にいっぱいお菓子を買ってやるって約束したんだよ。あの子はひとりでがんばってるんだよ」
真っ赤な目をして涙をこらえる耕作。
「ばあちゃんにはこんなことしかできないんだよ。あの子は一人ぼっちでがんばってるんだよ」という祖母の背中に取り付き、抱きしめて
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こどものように泣きじゃくる耕作が愛おしくてたまらない。
このドラマで藍沢の涙が見られるとは思っても見なかった。
冷たい人間と思われている藍沢がいきなりではなく、エレベーター、「泣くかも」
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病室、「泣きそう」
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売店、「我慢しないで泣いていいんだよ
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」と、三段階になっていたので説得力があった。