ホメオパス片上敦子’blog

自然療法【ホメオパシー】愛好者さまへ

花粉症のレメディーまとめ

2009-02-24 18:00:41 | 花粉症関連
花粉症のことを書いてからアクセスがとても多くなったのでうれしくなり、もっと情報をまとめてみようと思いました。

スプリングKセットは毎日水ポーテンシーで取ることを基本にするのは以前に書きました。
これにプラスして、その都度、各種症状がひどいときに取るレメディーの特徴についてまとめてみました。

●鼻水とくしゃみ:

ARS(アーセニカム)・・・水っぽい鼻水、涙が出て皮膚がただれ、ヒリヒリする、夜中に症状が悪化する。冷たい食べ物で下痢をしやすい。潔癖症。

Nat-M(ネイチュミュア)・・・しょっぱい卵白状の鼻水、しょっぱい涙、塩からいものが好きで水をたくさん飲む。太陽を見るとくしゃみが出て、日光じんましんが出たりする。便秘ぎみ。人に頼るのが苦手な頑張り屋。

All-C(アリウムシーパ)・・・皮膚にヒリヒリと刺激のある鼻水と涙。夕方、暖かい部屋で症状が悪化。スギ花粉だけでなくブタ草のアレルギーがある人にもよい。

Puls(ポースティーラ)・・・鼻水は透明だったり、白かったり、黄色だったり、緑だったりと変化する。プリンやソフトクリーム、ケーキなど甘いこってりしてものが好き。あまり水分をとらない。甘えん坊。

Merc(マーキュリー)・・・低気圧が近づくと症状が悪化。気圧の変化に弱いので特に明け方に鼻が詰まったりする。水っぽい鼻水だったり、緑色の鼻水だったり。燃えるような刺激性の涙、体が非常に冷たく冷え症だが、夏の暑さにも弱い。舌の両脇に歯型がついてブヨブヨしている。非常に疑い深い人。下痢をしやすい。

Dulc(ダルカマーラ)・・・黄色っぽい鼻水、冷たい雨や雪など冷たい湿気で鼻が詰まり、鼻血混じりのかさぶたができる。目は野外で大量の水っぽい涙が出る。下痢をしやすく、寒さで悪化するため、ひん尿でもある。家族に対して横柄でおこりんぼう。

Lach(ラカシス)・・・頻繁なくしゃみを伴うぜんそくのようなせき、鼻水も大量だが、かむと鼻血も出る。においに敏感。顔も体もむくみ、循環器系が弱い。月経前になるとすべての症状が悪化し、月経が始まると好転する。便秘で嫉妬深い人。

Hep(ヘパソーファ)・・・冷たい風がふくと鼻水とくしゃみが出て、そのあとでねっとりした黄色い分泌物が鼻の奥からのどへと落ちる(後鼻漏)。鼻をかむと鼻血も出て、かさぶたができる。空気が冷たいと鼻が詰まる。皮膚が化膿しやすい人。

Kali-Bi(ケーライビック)・・・鼻が詰まって鼻で呼吸できない。鼻水はどちらかというと鼻の奥からのどへと落ちる後鼻漏が多い。まぶたの腫れとかゆみ。副鼻腔炎がある。ビールが大好き。

●鼻、目、のどのかゆみ:

Sabad(サバディラ)・・・特に鼻の穴と目がかゆいが、頭皮や皮膚の毛孔、目、口の中、肛門など、体中の穴という穴がすべてかゆいかんじ。痙攣性のくしゃみで鼻水が流れ出る、匂いにとても過敏でニンニク臭に耐えられない。

Apis(エイピス)・・・顔、体全体がむくみ、尿の出が悪い。目は赤く腫れ、熱い涙が出てまぶしい、かゆいような痛いような。冷水をひたしたタオルなどを当てると気持ちがよい。鼻の先は先端が冷たく、内側の粘膜は腫れて炎症を起こしている。目をこすりすぎて結膜(白い部分)がブヨブヨしてしまったときもこれで治ります。口蓋やのどのかゆみにも。

His(ヒスタミン)・・・Apisのさらに上をいく症状に。過去に花粉症の市販薬などに含まれる抗ヒスタミン剤をたくさんとってきた人。目、鼻、口、のどなど粘膜という粘膜が炎症を起こして腫れて、痛がゆいような熱を持っている状態に。

Euphr(ユーファラジア)・・・特に目のかゆみに。大量の涙または黄色の分泌物。日中は鼻水が出るが夜になると詰まる。朝にひどいせき。便秘でひん尿。

Rhus-T(ラストックス)・・・大量の涙と目のかゆみ、赤く腫れ、朝起きると黄色の眼やにがいっぱい。口唇ヘルペスができやすい。湿気のある日に悪化する。体を動かすことが好きでがんこな性格の人に。

Puls(ポースティーラ)・・・つい目をこすってしまうかゆみや焼けるようなかんじ。結膜炎や中耳炎になりやすい人。大量の涙、または刺激性の黄色いねっとりした分泌物。

以上のレメディーにプラス、重要なレメディーがありました。

*Acon(アコナイト)・・・これは急劇な症状のNO.1レメディーです。急にくしゃみが止まらずに呼吸困難なほど出たり、急にのどや目や鼻のかゆみが強くなったときなどにとりあえず・・・というかんじで取るといいですよ。100%症状が消えなくても、これを持ち歩いていると、急な症状で困ったときに少し余裕ができます。

ポーテンシーはすべて、できれば200cがいいです。理由は先日書きましたね。

次回は花粉症レメディー以外の花粉症対策について少し書きたいと思います。

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