「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

野球旅まだ第1日目 塩谷ホームラン!(6.25 6-0中日)

2005年06月25日 | オリックス・バファローズ
今日のスカイマークスタジアムは、親子ゲームというやつで一軍戦が終わった後に二軍戦が行なわれる。
本来二軍戦を前座にして、真打ちの一軍戦をナイターで行なうのが日本人的な考え方かと思うが、一軍戦の試合開始時刻を固定するほうが重要ゆえこのような形になっているのだろう。
一軍戦終了後、次々に球場を後にする人たちに「あんたも好きねぇ~」という視線を送られている気もしたが、確かに好きなのだから仕方がないだろう。
というわけでいつものように。

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朝「B-WAVE」でフィールドチケットを購入した時、
「この券で二軍戦も見られるんですよね」
「はい」
「同じ席で見られますか?」
「はい、大丈夫ですよ」
というやりとりがあって二軍戦込みのつもりで6,000円を出費したのだが、どうもいったんここを出てなければならないらしく、しかも抽選に当たらなければこの席には戻ってこれないらしい。
理不尽を感じつつも抽選の列に並び、何とか当たりをゲット。
運よく再びフィールドシートに戻ることができた。

4時半の試合開始予定だったが、一軍の試合の影響で15分ほど遅れてプレイボールになるらしい。
ほどなくスタメン発表がはじまったが、両チームのメンバーを告げるその声は去年まで大阪ドームで聞かれていた女性のもの。
「ああ、お元気だったんですね!」
と嬉しくなったが、今年は大阪ドームでもDJアナウンスになっているから、この女史は普段は二軍戦オンリーなのだろうか。
ほんと、合併っていろんな人の在り方を変えてしまった。

サーパス先発は高木。
いつだったか、一軍のバファローズで先発した時はまったくストライクが入らずあっという間に交代させられてしまっていたが、二軍では相手を見下ろして自信を持って投げているように見える。
それは2番手で投げた相木も同様で、状態が上がってきているというより二軍擦れしてきてしまっているのでは、とかえって不安になる。
二軍擦れといえば、4番には塩谷が座っている。
打席に入るときにはひときわ大きな拍手が送られ、本人も気をよくしたかホームランを放っていたが、このままでは二軍の大将になってしまうのでは寂しすぎる。
内野手には比較的恵まれているチーム事情を考えると、やはり外に出た行ったほうが…

中盤、ちょっとフィールドシートを出て球場を歩いてみる。
この球場は私がよく行く東京ドームや神宮と比べると格段に野球が見やすいが、それでも席によって差はある。
ブルペンが極端にグラウンドに出っ張っている構造のため、内野席の前方に陣取ってもブルペンの壁が視界に入ったりする。
フィールドシートもグラウンドレベルで観戦できることは素晴らしいが、外野に向かってわずかながら死角があるし、見やすさという点では必ずしも一番ではない。

外野席を散歩していると、ライト側のサーパス応援団がバッティングマーチメドレーをはじめた。
懐かしい近鉄の選手の曲が流れたかと思うと、今度はセリーグの曲がはじまったりする。
すると、レフトスタンドの中日応援団とロッテ応援団の残党が、タオル踊りをしたりもする。
意味はわからないが(そもそも意味なんかきっとない)、なんだかほほえましい光景だった。

一軍に引き続き、サーパスも完勝。
2試合も見たくせに何だかまだ見足りない思いがする、心地よいスカイマークスタジアムだった。

野球旅第1日目 相変わらず安定感抜群の吉井(6.25 9-2ロッテ)

2005年06月25日 | オリックス・バファローズ
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昨晩の「寝台急行銀河」にて関西へやってきた。

4、5月と結構働いたおかげで、今月末の私は代休消化モードに入っている。
代休よりもお金でもらったほうがありがたいと言えばそうなのだが、まあせっかくもらった休みなので楽しみたい。
もともとフラフラと出掛けるのが好きな性分だが、今回は思うところあって野球観戦を主題に旅に出ることにした。

久々にやってきた関西はどうも空気がぬるく、関東よりも梅雨の存在を強く感じる。
寝台列車ではさほど熟睡ができず、寝ぼけ眼のまま三宮の「B-WAVE」へ向かい、奮発してフィールドシートの当日券を6,000円で購入。
かつては当日でも3,000円で購入できた気がするのだが、気のせいか。
今日は試合終了後菊地原と平野がここでサイン会をするらしく、参加券目当てのお客さんが10時の開店前から並んでいた。
私はヒマ人なので、早く着いてしまっただけだったが。

三宮駅近くにある二宮温泉で一浴してからスカイマークスタジアムに行きたかったが、午後から開店らしくまだ閉まっていた。
しかたがないのでちょっと早いが球場へ。

今日はとにかく暑い。
球場についた頃にはなおいっそう暑くなっており、これは今年の最高気温だろうと安易に察しがついた。
フィールドシートには屋根がなく陽が当たりっぱなしなので、これはキツいと思っていると隣の席にはおばあちゃんが座っている。
暑さと打球の速さにやられなければよいのだがと、ちょっと心配になる。

午後1時プレイボール。
日焼けしながら試合を眺めていたが、相変わらず今日も吉井の出来がよい。
何というか、自信を持っているがゆえに力が抜けて楽に投球できている感じだ。
ゆったりとしたフォームから、たまに笑みを浮かべながらボールを投げ込んでいく。
7回途中でマウンドを降りたが、球数もそう多くなくその気になれば完投も可能だったろう。
打線も平野、ガルシア、北川が猛打賞で、見ていて贅沢にも物足りなさを感じてしまうくらいのワンサイドゲームで、まさに完勝だった。
ロッテは8回に小宮山が登場し、「魔球シェイクが見られるか」と周囲も盛り上がっていたが、今日は見られなかった。

交流戦では広島相手に満員になっていたスカイマークスタジアムなので、今日もかなり入るかと思っていたのだが、日なたの席を中心に結構空きがあった。
それでも22411人だからまずまずではあったのだけれど、ロッテ戦より広島戦のほうが多く入るというのは、やはり交流戦としての注目度は馬鹿にできなかったということか。
緑の香りが気持ちよく、何度も深呼吸をしたくなるスカイマークスタジアムであったが、試合が終わった頃にはすっかり腕も顔も黒くなっていた。