「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

光原4勝目(5.27 8-6巨人)

2005年05月27日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
あの悪送球はともかく、よく投げた光原に久し振りの勝ち星がついた。
6回と2/3を6失点ではさしてよい結果とは言えないかもしれないが、オリックスが試合の主導権を握るまではしっかりと抑えており、印象の面ではよく投げたという感じがする。
光原は、ビシッと相手をゼロに封じるというより、試合を壊さない程度にノラリクラリと投げ込んでいくタイプなのだろう。
ロッテの久保も頑張っているが、勝ち星で上回ればこちらにも新人王の声がかかってくるに違いない。

そして何より、大久保の存在である。
今年は1イニング限定で使われている分、新人だった01年より投球に安定感がある。
山口が冴えないために、最近まで吉川や菊地原が日替わりで抑え役を務めざるを得ない状況が続いていたが、大久保が戻ってきてからはそんなこともなくなった。
交流戦に入ってからチームは好調だが、相手がセリーグうんぬんより、とにかく大久保がいることによって勝ちパターンが確立されたことが一番大きい。

今日の大阪ドームは観衆23821人で、普段のパリーグ相手に戦っている時よりは入っているが、巨人ファンには不入りと言われてしまうだろう。
しかし4月の神宮球場でヤクルト対巨人を観た時も、レフトスタンドの閑散ぶりに驚いたものだった。
まだ本拠地東京ドームではある程度動員できているにせよ、ビジターでの巨人人気はかなり落ちている。
故障の癒えた高橋由伸に代わり、巨人では珍しい叩き上げで売り出し中の矢野が二軍落ちした。
そしておそらく二軍落ちしない「メジャー契約」を結んでいるであろうキャプラーが一軍に居座った。
こうした、どことなく会社の延長線上のような理不尽なやりとりをたかが娯楽のプロ野球で見せられてしまうと、サラリーマンプロ野球ファンは何だか萎えてしまうのだ。
適性よりもとりあえず若い投手から順番に起用し、失敗すると罵倒される抑えの件もそうだが、巨人の選手は相手チームより身内の理不尽と戦っているように見えてならない。
こういう悪い意味で人間くさいチームを、わざわざ球場まで応援しに行く気にはならないものだ。

インボイス社長、西武買収あらためて意欲(日刊スポーツ)
意味合いは違うが、西武もまた相手チームとの戦いに専念できない状況になりつつあるのではないか。
何かあると西武のフロントは球団所有し続けるとコメントを出してくるが、選手に「心配するな」「現状維持だ」と言っておきながら、陰でダイエーとの合併話を進めていたロッテのケースもある。
合併などというまっぴら御免な事態にはならず、おそらくインボイスが買収することになるだろうが、現状選手やスタッフは不安を持っているだろう。

だんだんオリックスから話題が外れてしまったが、明日は吉井?