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グランピング

2016年07月07日 19時37分08秒 | 車キャンプ・釣り
最近のキャンプは装備が過剰になり、テントやタープも巨大になって、もはやキャンプではないと思っていた。数年前から設備のととのっているキャンプ場、シャワーや露天風呂、果てはウォシュレットのあるところでなくてはダメだという風潮にもなっている。何十年も前からキャンプをやっている身としては、違和感がつのるのだ。

そんなところに『グランピング』ということばを目にするようになった。備えつけのテントの中に設置したベットで眠り、食事だけ外でバーベキューなどやるらしい。もちろん用意してもらったものを焼くのである。後片付けももちろんない。手軽にアウトドア気分を味わいたい人たちに受けているようだ。

以下は7月5日の日経新聞の記事である。

 LIXIL(リクシル)グループが設立した公認財団法人LIXIL住生活財団は、放送作家の小山薫堂氏が社長を勤めるオレンジ・ハートナーズなどと組み、北海道十勝地方にある大樹町に高級アウトドア施設を開業する。約18万5000平方メートルの敷地で1日8組限定、1泊3万~5万の宿泊ブランを提供する。
 施設名は「メム アース ホテル」で、同財団の研究施設「メム メドウズ」にある建築家、隅研吾氏監修の7つの建物を飲食施設などに使う。宿泊には敷地内のテントを利用する。オレンジ社がプロデュースし、静岡県下田市のキャンプ場運営会社ビレッジインクが運営する。
 自然の中で地元の食材を使った食事やこだわりの建築、インテリアを満喫できる。最近人気が高まっているぜいたくなアウトドアレジャー「グランピング」の需要を取り込む考えだ。(一部略)

これからはキャンプとグランピングで分かれるのかもしれない。でも、キャンプ場のトイレは汲み取りししかなかったころからキャンプをしている身としては、違和感は消えない。キャンプは非日常の、不自由さをたのしむものだと思うのだが、それは古いのか。ワイルドではないとキャンプではないと思うのだが。





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