野島崎灯台を出発する。先月にくらべるとバイクが多くなった。あたたかくなってシーズンが到来したのだ。今年はじめて見るモンシロチョウもとんでいた。
相浜にある目当ての店を見てゆきたいが、そこを通らずに館山にむかってしまった。相浜方向は県道なのに国道をすすんでしまったのだ。その店を下見するのは諦めることにした。
ホーリー・ウッズのある久留里に北上してゆく。地場のスーパー、オドヤに入ってみるも焼肉用の肉がない。どうなることかと心配したが、上総湊の昔ながらの肉屋で、和牛カルビを150グラムを手に入れることができた。
ここでメガネを網元に忘れてきたことに気づく。電話してみるとやはりそうだった。痛恨の失敗だ。明日は銚子方向に北上しようと思っていたが、また千倉まで南下しなければならなくなってしまった。

ホーリー・ウッズに到着した。受付で手続きをするが、バイクのソロ・キャンプの料金は2200円だ。高いと思うが、雑木林をそのままキャンプ場にしているここは人気があるので、利用したいとおもっていたのだ。

場内は4月とは思えない賑わいぶり。キャンプのマニアたちが集まっている感じ。道具マニアが多い印象で、若いファミリーが主流だ。道具にはこだわらない私もさっそく設営を開始した。

地面には落葉が積もっているからテントの下はふかふかである。これは寒さを防ぐ効果もあるだろう。一方で地面はやわらかいので、バイクをとめる場所をえらぶのがたいへんだった。

ホーリー・ウッズにはいろいろと独特のルールがある。いちばんは中性洗剤を使えないことだろう。アウトドア・ショップで売られている洗剤も使えるのかわからない。界面活性剤の含有率が5パーセント以下のものだけ使用できるそうだ。その洗剤は売店で250円で売られているが、食器を洗わなければよいので買わなかった。そんなところが自然派たる所以である。

和牛カルビを焼きだす。今日の夕食はこの肉と酒だけだ。最近は飲むとほとんどたべなくなったので、ほんとうは肉もいらないのだが、何もないとキャンプが盛りあがらないので、あえて買ってきた。味つけは塩コショウのみだが美味かった。

暮れてきた。ランプがともってよい雰囲気である。ファミキャン、グループ・キャンプがおおく、にぎやかだ。バイクのソロキャンはほかにふたり。ふたりとも静かに自分の時間をすごしている。

ひとりで飲んでいてもたのしい。夜の森、暗い野外にすわって飲んでいるのがたまらなくたのしいのだ。なぜキャンプはこんなにたのしいのだろう。
上を見上げれば森のこずえはダーク・ブルーだ。

手元のテーブルにランプをおき、ラジオとまわりのキャンパーを肴にして酔っていった。
相浜にある目当ての店を見てゆきたいが、そこを通らずに館山にむかってしまった。相浜方向は県道なのに国道をすすんでしまったのだ。その店を下見するのは諦めることにした。
ホーリー・ウッズのある久留里に北上してゆく。地場のスーパー、オドヤに入ってみるも焼肉用の肉がない。どうなることかと心配したが、上総湊の昔ながらの肉屋で、和牛カルビを150グラムを手に入れることができた。
ここでメガネを網元に忘れてきたことに気づく。電話してみるとやはりそうだった。痛恨の失敗だ。明日は銚子方向に北上しようと思っていたが、また千倉まで南下しなければならなくなってしまった。

ホーリー・ウッズに到着した。受付で手続きをするが、バイクのソロ・キャンプの料金は2200円だ。高いと思うが、雑木林をそのままキャンプ場にしているここは人気があるので、利用したいとおもっていたのだ。

場内は4月とは思えない賑わいぶり。キャンプのマニアたちが集まっている感じ。道具マニアが多い印象で、若いファミリーが主流だ。道具にはこだわらない私もさっそく設営を開始した。

地面には落葉が積もっているからテントの下はふかふかである。これは寒さを防ぐ効果もあるだろう。一方で地面はやわらかいので、バイクをとめる場所をえらぶのがたいへんだった。

ホーリー・ウッズにはいろいろと独特のルールがある。いちばんは中性洗剤を使えないことだろう。アウトドア・ショップで売られている洗剤も使えるのかわからない。界面活性剤の含有率が5パーセント以下のものだけ使用できるそうだ。その洗剤は売店で250円で売られているが、食器を洗わなければよいので買わなかった。そんなところが自然派たる所以である。

和牛カルビを焼きだす。今日の夕食はこの肉と酒だけだ。最近は飲むとほとんどたべなくなったので、ほんとうは肉もいらないのだが、何もないとキャンプが盛りあがらないので、あえて買ってきた。味つけは塩コショウのみだが美味かった。

暮れてきた。ランプがともってよい雰囲気である。ファミキャン、グループ・キャンプがおおく、にぎやかだ。バイクのソロキャンはほかにふたり。ふたりとも静かに自分の時間をすごしている。

ひとりで飲んでいてもたのしい。夜の森、暗い野外にすわって飲んでいるのがたまらなくたのしいのだ。なぜキャンプはこんなにたのしいのだろう。
上を見上げれば森のこずえはダーク・ブルーだ。

手元のテーブルにランプをおき、ラジオとまわりのキャンパーを肴にして酔っていった。
めちゃめちゃ行きたくなりましたですっ
キャンプ、なんであんなにたのしいんでしょう。不思議です。