

国道362号線にでて北上し、水川川にそってのびる水川林道の入口についた。ここもTMにのっている林道でピストン林道である。

水川川の右岸をゆくのだ。

住宅がならんでいる奥にすすむとダートになった。

出だしは走りやすい道だ。

しかしすぐに道は陥没していて、車は通れなくなっている。この先は荒れていた。

岩がくずれて道をふさいでいる。

ここは横をぬけることができた。

その先では倒木が横たわっていた。バイクも走っていないようだ。

木を持ち上げると、腐っていて折れてしまった。相当の期間このままだったようだ。ただ後になってみると、誰かがこの先はゆくべきではないと、この木をおいたのかもしれないと思ったりした。

その先では木の枝がたれさがっている。

木の枝の下をくぐってすすむと、路面は苔むしていて、一面に枝がちらばっていた。そんな状態が先までつづいている。ここまでダートがはじまって1キロだ。

林道はこの先5キロほどつづいているようだが、おなじような状況だろうとかんがえて、引き返すことにした。こういう道が好きな人にはよいのだろうが、私は廃道はこのまないのだ。

つぎは先程入口のわからなかった、本城林道を別の入口からはいってみることにした。青部駅で地図を確認する。駅の南から林道ははじまるのだ。

林道の入口をさがすと、本城線1工区現場へ、の看板をみつけた。

ここを入ってゆくと林道本城下泉線とあり、今日は休工で通行可となっていた。

林道は舗装林道の急坂でスタートし、2、1キロでダートとなった。

8キロ先が工事現場と看板がでている。

ここをダンプカーが走るんだなと、感心しながらすすむ。

森林帯がつづく。

ダートを2、3キロゆくと丁字路にでた。上の画像の手前からきていて、

丁字の右が本城下泉線で、工事現場まで6キロとある。

丁字の左の看板には『富士城』方面にゆけるとあるが、富士城がどこにあるのか地図をみてもわからなかった。ただここをゆけば通行止めだった文沢林道に接続するのだろうとおもう。

林道本城下泉線をゆく。

2キロほどゆくとY字路がある。工事現場は右とあるのでそちらにむかった。

するとすぐに路上に枝がおかれている。これは工事関係者がこの先は入るなという意味で設置したものだとおもわれるので、引き返すことにした。丁字から2、3キロ地点だった。

Y字にもどって左にゆくと急坂の下りだ。バイクが1台走った跡がある。クレバスもあるがどこかにでられそうだとおもっていると、展望ポイントにでた。

展望ポイントの路面は良好で、この下に茶畑がひろがり、農家が見えた。これでどこかにぬけられるなと確信した。

農家の横をぬけてゆくと道の悪いところもあるが、伐採作業の現場がある。

その先は狭い舗装林道の急なくだりだ。180℃のカーブの連続するジグザグのルートで、先程上りかけてやめた道ににているなとおもったら、そうだった。

数時間前にここではないだろうと判断して引き返した、神社の横をはいってゆく道だ。ここは道幅がせまいから、神社の私道のように見えるのである。Y字からここまで4、5キロだった。下ってゆくと地元の方の掃除はまだつづいていて、話をした方もおり、手をあげて通過した。

これで今回の林道探訪はおわりだ。道の駅にむかうと塩郷の吊り橋がある。写真をとろうとすると機関車トーマスがやってきた。

グットタイミングだ。まわりの皆さんもカメラをかまえている。

併走するバスにもトーマスのような顔がついている。

客車にのった人たちはニコニコ顔で手をふっているから、私もふりかえした。気づいたら私も笑っていた。笑顔や幸福感は伝染するのだ。

道の駅川根温泉にもどってきた。

バイクを積み込んで帰る準備をする。

明日は仕事なので昼で切り上げたのである。

道の駅川根温泉は第2駐車場があるから車をとめやすい。風呂もあるし食堂もおいしいから、また来ることになるとおもう。付近にたずねたい林道はまだまだたくさんあるのだ。

12時に出発して、セブンイレブンのとみ田監修のデカ豚ラーメンで昼食にする。これがおいしいんだよね。その後第2東名で自宅にむかった。
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