3日目。道の駅よつくらの朝。7時に起床した。トイレでピントはずれの掃除のおばさんにあい、閉口して出発した。個室にはいったらドンドンと扉をたたくのだ。なんなのかと思ったら、トイレットペーパーだけ交換させてくれと言う。こんなことを言われたのははじめてだ。余裕があったからオーケーしたが、ペーパーを代えだしたら、空いている女性側の多目的トイレをつかってくれと言い出したので、拒否した。女用なんてつかえるわけがない。それに割り込んできたくせに、その上で他にいけって言う? どんだけ自分本位な仕事のしかたをしているんだよ。
今日はいわき市北部にある林道群をはしりにきた。TMに林道天国と記されているゾーンである。去年もきているが、走行できなかった林道があるので、またやってきたのだ。
国道49号線沿いのパーキングに車をとめてセローをおろす。食堂の跡地で、磐越自動車道のいわき三和IC近くである。
まず三大明神林道にむかう。目印は『モトスポーツランドしどき』である。モトクロスコースの手前に林道の入口はあるのだ。
三大明神林道は3分の2は舗装されている。未舗装路はフラットなジャリダートだ。
この日は26℃まで気温があがるとのことで、スリーシーズンのジャケットにダウンのセーター、夏用のグローブである。
三大明神林道の出口についた。丁字路にぶつかって右の椚合折松林道(くぬぎあいおりまつーと読むようだ)にはいる。
椚合折松林道は風力発電の工事がはいっていて、大型車がとおれるように道をひろげ、ジャリがしきつめてあった。
また丁字路にぶつかる。進行方向の右は行き止まりと去年はしってわかっている。左にすすむ。
大型車がデコボコにして、水たまりのおおいダートをゆく。
伐採現場があった。
5キロほどで折松林道との合流点にでた。進行方向(バイクのむいている方)の右はこの先でY字になっていて、去年はどちらも通行止めだった。そこで昨年は進行方向の左で山をくだり、別のルートでこの先の林道にアクセスしたのである。林道は刻々と状況がかわるものなので、まず通行できなかった進行方向右のようすを見にゆくことにした。
1キロゆかずにY字にでた。去年はしった感じでは左が本道にみえたので、こちらにすすんでみる。
Y字から下りである。やや荒れたダートをすすむ。
去年は丸太で道をふさいであったが今年はなくなっていた。
昨年の通行止め地点の先は道が一気にわるくなる。
すぐに道は行き止まりとなり、伐採現場にでた。
この先に道はない。
作業用の道だったのだ。ここでバイクを押してUターンするが、セローの軽さが光った。重いバイクはこんなときに死ぬほどたいへんなのである。
昨年の通行止めポイントにもどってきた。ここに丸太がおいてあったのである。
Y字にもどって右にゆくと上りがつつぎ、大規模な伐採現場にでた。展望がひらける。
去年すでにここの伐採はおわっていて、この右の森の奥で木を切りだしていた。今日は工事はお休みのようだ。
クレバスやヌタ場もあるダートをゆく。軽トラ、軽バンとすれちがった。
通行止めはなく、硯石林道にでることができた。Y字から4キロである。去年の通行止め地点は、硯石林道との合流点のすぐ手前で、道路に問題があったようにも見えないから、伐採工事の都合でロープをはっていたのではないかと思われた。なんだよとおもう。
硯石林道をゆく。道はずっとのぼりである。
鶴石山林道との分岐にでた。右の鶴石山林道にすすむ。
休業中のいわき鶴石牧場の横をとおりすぎてゆくとピークをこえた。展望ポイントである。
ピーク付近は道がひろくジャリが入っていた。
この先は大規模な工事中だった。大型車がふみかためたダートをゆく。
ジャリダートを下ってゆくとジムニーとすれちがった。
やがて日渡高野林道との分岐にでた。
上の画像のバイクの奥は国道49号線へと下ってゆくルートだ。こちらは昨年走りつぶしている。
反対側が日渡高野林道でこちらにすすむつもりだ。
ここで昼食とした。ファミリーマートで買ってきたおにぎりである。このエリアに食堂はないから用意したのだが、国道49号線にくだり、北の長沢峠にゆけばドライブインがあると、後になってから気がついた。次回はそこを利用しようとおもう。
Fukishimanです。
セローを購入されてから、精力的に林道を走り込んでおられるようですね。
林道で困るのは、行き止まり、勾配が急激に変化すること、そして急に路面状態が悪くなることだと思います。
しかし「セローならいける」という記載の通り、軽さと扱いやすさで難なくやり過ごしておられますので、このバイクがいかにオフロードで高性能なのかが良くわかります。
続きを楽しみにしております。
お気をつけて。
では。
セローを導入してから林道ツーリング、トランポツーリングはセローになりました。なにしろ軽くて、足つきがよく、ギヤ比がローギヤなので、ダートではとても扱いやすいです。それにとてもスムーズで素直な操縦性。新しいバイクはちがいますね。気むずかしいDRも大事にしているのですが。
事故のないように気をつけて楽しみたいとおもいます。
コメントありがとうございます。