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2022渡良瀬サイクリング DR650RSをみつけた

2022年08月31日 17時50分11秒 | サイクリング


8月7日。日曜日。栃木県にある渡良瀬遊水池を一周するサイクリングにでかけた。自宅から自転車を車につんでゆき、渡良瀬遊水池の右岸、コウノトリの人工巣がみえる堤防の駐車場からスタートする。



時計回りで遊水地をまわることにした。



堤防をゆけば遊水池を一周できるものとおもっていたが、道はとぎれていた。今回の相棒はロード・レーサーである。今はロードバイクとよばれるが、この自転車を組んだ35年前は、ロード・レーサー、もしくは、クルスルート(趣味性のたかい快走車)、とされるのが一般的だったのでそのように記述している。



遊水池沿いにゆけないので、国道4号線、県道261号線とつないで茨城県古河市の市街地をゆく。



この付近は栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県の県境地帯で、めまぐるしく県をまたぐのである。



長谷観音の看板にひかれて見にゆくと、古い日本家屋が保存されていた。



古河藩の家老で蘭学者でもあった鷹見泉石という人物の記念館だそうだ。



別棟の建物は奥原晴湖という女流画家の画室だった。この人物も古河の出身とのこと。



長谷観音にもたちよった。



観音様はご開帳されていなかった。



古河をでると埼玉県にはいった。国道の横の遊水池の堤防をはしれるようになり、遊水池がよくみえる。



北上してゆくと、道の駅きたかわべの手前で、遊水池の中を道がはしっていた。



たくさんのランナーや自転車がゆきかっている。遊水池の中心にある島までいってひきかえす。ここは栃木県だ。



遊水池の先に古河の町と高層マンションがみえていた。



堤防沿いを北上し、藤岡から県道11号線にはいる。



遊水池をはなれて国道50号線の先、静和までゆく予定だ。



県道をはしっているとバイク・ショップがあった。オフロード・バイクがたくさんある。通りすぎようとしたが、見慣れたフォルムにきづいてもどると、私が長年乗り続けているバイクと同型の、スズキDR650RSがあった。



ラリー仕様に改造されているが、もう何年もうごいていないようだ。



ノーマルのオイル・クーラーは大型のアルミ製にかえられている。ワンオフのパーツだろうか。



シートはシングル・シートにされている。エジプト・エアーとファラオ・ラリーのステッカーがはられているから、ファラオ・ラリーを走ったようだ。



ハンドルの上にはラリー用のマップホルダーが装備されていて、マフラーもかえられていた。



シートカウルの中は予備のガソリンのタンクだろうか。



店の方と話がしたかったが、昼休みなのかだれもいなかった。DR650RSはオーナーズ・クラブでしか見たことはなかったので、なんだか縁をかんじてしまった。



昼食に予定していたラーメンショップは休みだった。ラーメンショップは利用したことがないので、たべてみたかったのだ。残念。



しかしすぐ先に昭和レトロな食堂があったのでここに入ることにした。食事処なかむらだ。



たのんだのは天丼とそばのセット950円。



天丼の天ぷらは浅草の老舗のように真っ黒だ。見た目のとおりの濃い味つけ。



そばは手打ちで細切り、且つ繊細。味も喉越しもよく、量もたっぷりだ。なかむらは地元の人の利用する人気店だった。



食事をしておいてよかった。この先に店はない。県道252号線で南下する。渡良瀬遊水池をおおきく一周しているのだ。



水田と畑作地をゆく。



県道50号線で間々田方向にすすみ、野木方面に転進する。



車までもどってきた。



走行距離は47、8キロ。かかった時間は4時間4分だった。自転車ではしるのは気持ちいい!

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2 コメント

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Unknown (1938goo)
2022-09-08 08:13:16
おはようございます。
クルスルート、始めて聞きました。スポーツ車に興味を持ったのは20年程前ですが、既にロードバイクと言う呼び方だったと思います。アメリカ発祥ではないでしょうか。
タイヤを糊で貼るのを忘れて客が事故を起こしクリンチャータイヤ、フォーク先端の脱落防止の突起など、皆アメリカ人が悪いと聞いたことがあります。
オートバイの雑誌でオフロードバイク、ロードバイクなんて書かれているのを見たことがあります。

関係ありませんが、ロードバイクに乗る者をローディーと呼んだりしました。マウンテンで街乗りしかしない者を蔑視する意味だったようです。国営放送でチャリダーなんて番組をやっていましたが、好きになれない言葉です。
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Unknown (朗報)
2022-09-08 18:09:31
ナガシマさん、こんにちは。
クルスルートは40年以上前に、当時あったニューサイクリングという自転車の雑誌でつかわれていた言葉です。フランスの自転車が珍重されて時代で、彼の地の呼び方なのだとおもいます。
当時はサイクルスポーツとニューサイクリングの二誌しかなくて、ニューサイクリングの権威は絶対的でした。いまでは考えられないですよね。

チャリンコにチャリダー、私もきらいです。
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