毎年地元の桜が終わった後で、遅れて開花する花を群馬県の山間部に見にゆくことにしている。今年はセローの慣らしをかねて出かけることにした。
4月18日の日曜日。まず秩父鉄道の小前田駅で休憩した。
小前田があるのは埼玉県深谷市で、ここは今年のNHKの大河ドラマの主人公、渋沢英一の出身地である。
埼玉県神川町にある金鑽神社(かなさなじんじゃー金へんに賛だが字がない)にたちよる。これまで何度も前を通過していたが、お参りしたことがなかった。
参道脇には重文の多宝塔がたつが、多宝塔は神道ではなく、仏教の建物ではなかろうか。なんだか不思議な感じだった。
武蔵野の国の二の宮とあるが、五の宮ともいわれるそうだ。
裏山がご神体とのこと。400メートル先に天然記念物の鏡岩があるとのことで歩いてゆくが、急な階段をかなりのぼった。
かなりへばって鏡岩に到着。スキーでいためている膝がおかしくなった。
鏡岩は見上げるような大岩だ。
帰りの下りでも膝にきてしまった。
昼食はおにぎりなど。
木陰で食事をした。
神流町の旧万場地区にはいってゆくが、今年は桜が終わってしまっている。例年はGWまでのこっているのだが。
旧中里地区まですすんでも桜はなくて、上野村までいってやっと残っているのをみつけた。神流川のほとりである。
川沿いは気温が低いのだろう。
群馬県から埼玉県にはいると、秩父で八重桜がさいていた。それにしても今年は花が終わるのがはやい。なんだか不完全燃焼の1日。それでもセローの慣らしはおわった。