
6時に目をさますとテントの中はオレンジ色だった。日がでてテントの中がフライシートの色に染まっているのである。外には霜がおりていた。夜から朝にかけて冷え込んだが、シュラフに入っていれば快適だった。

キャンプ場内を散歩してみた。まだ皆さん寝ている。

たくさんのテントがたっていた。

スタイルは多様だ。

私のテント・サイト。

ここは草が深いキャンプ場だ。

朝食はコーヒーとカップめん。

となりのスクーターの人は朝から焚き火をおこしている。

昨夜もずっと焚き火をして飲み食いしていたが、今朝も熾き火に鍋をかけていた。

焚き火が目的なのだろう。ここはそんなことができるキャンプ場だ。彼は炊き上がった米を口にふくんで味をたしかめると、ひとりでうなずいていた。同じ年くらいの人だった。

今日も快晴だ。