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喜多方の郷土料理屋 田舎家

2016年08月01日 17時42分43秒 | グルメ東北


2016年のGWに喜多方を旅した。喜多方と言えばラーメンで、何件かたべたのだが満足感が得られなくて、郷土料理をためすことにした。具沢山の汁物、こづゆを味わいたいと思っていたので、市役所前にある田舎家さんにはいった。



こづゆをたのむのは決まっていた。問題はメインを何にするのかで、GW限定のランチメニューを見ると、馬ロース漬け丼1200円がある。これにしたが、その上にある馬刺し定食1600円を見落としていた。漬け丼も美味しかったのだが、馬刺し定食はふたつの部位の馬刺しだそうで、後で気づいて少々残念な思いをした。

家内は揚げだし豆腐500円をえらぶ。それにこづゆ500円をふたつお願いした。私の馬ロース漬け丼定食には味噌汁がついているのだが、こづゆをたのんだので外せるのかたずねると、OKとのこと。これで定食は100円引きとなった。



まず馬ロース漬け丼がやってきた。料理は会津漆器に盛られていて、とてもきれいだ。漆器はとても軽いのもよい。馬ロースはワサビともみじおろしをつけてたべると、さっぱりとしていて美味しい。馬肉は浅い漬け加減で刺身のような感じだ。その分味はうすくて、しょう油をもうひとたらしかけたい気持ちもした。



馬ロースのまわりにはシソやミョウガ、セリなどがとっぴんぐされていて、この苦味と歯ざわりがアクセントになっていた。



揚げだし豆腐はふつう。ボリュームはあり。



たべたかったこづゆ。ホタテの貝柱の乾物でだしをとり、細かくきざんだ野菜類がたくさん入っている汁だが、箸をつけるとやめられなくなるほど美味しかった。滋味豊かで、しみる味。貝柱をのこす場合と、とりだすこともあるそうだが、ここではが入っていなかった。いずれにしてもとてもレベルの高い一品で、喜多方はラーメンじゃなくて、こづゆや馬刺しだと思った。



接客は気持ちよし。会津漆器もとてもよい。田舎家さん、夜に飲みにもきたいお店だった。





会津 田舎家郷土料理(その他) / 喜多方駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7


コメント
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