「おひさま」第6週。いよいよ陽子の松本女子師範の入学試験です。単語帳を見ながら試験会場へ急ぐ陽子の背景には松本城が。そのとき兄・春樹に「陽子、そっちじゃないよ。こっちだよ」と呼び止められます。背景はあがたの森文化会館・・・。現実にはこんなことは起こりません。合成でしょうか?
さて、陽子の入学試験会場は、春樹が通う旧制松本高校跡(現・あがたの森文化会館)でロケされています。以前、陽子が親友たちと松高を訪れたときには西側の正門、今回は東側から撮影されています。
さて、陽子は無事、師範学校に合格、東京女子大に不合格だった育子は家出、お嬢様・真知子も「自分の人生は自分で決める」と『独立宣言』をします。もっとも真知子の『独立宣言』も失敗に終わるのですが・・・。
そこで現在の陽子(若尾文子)が意味深な発言。「真知子と春樹兄さんのことはもうちょっと置いとくわ」・・・真知子の婚約者は昭和14年に欧州の鉄道経営を学ぶため渡欧、「帰国してから正式に婚姻を」(「信濃毎朝新聞」の記事。長野県民にはお馴染みの「信濃毎日新聞」ですね^^)・・・昭和14年4月といえば1939年。半年後にはヨーロッパで戦争が始まります・・・。何か激動の予感を感じさせる第6週でありました。
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