KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

バタフライ・エフェクト

2012-01-30 19:59:08 | 映画・ドラマ

 小さなチョウの羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすこともある・・・。「通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象」(Wikipediaより)を、バタフライ効果(butterfly effect)といいます。タイム・スリップものの映画や小説などでは、過去を少しでも改変してしまえば、現在(未来)に大きな変化を及ぼすという意味合いで使われます。

 この「バタフライ・フェクト」をそのままタイトルにしているのが、2004年アメリカ公開のThe Butterfly Effect(邦題「バタフライ・エフェクト」)。

 時折、記憶を失うという「病気」だったエヴァンは、治療のために訪れた病院で日記をつけることをすすめられます。この日記は彼が成長するまで書き続けられ、彼は記憶を失うことなく大学生生活を送れるまでに回復。

 あるとき彼は、古い日記を読むと過去に戻れることを発見し、記憶の断片を探したいという思いから過去へと旅立つのでした。そして、不幸な境遇にある幼なじみのケイリーを救いたいという思いで再び過去へ・・・。少年・エヴァンが失っていた記憶が、成長したエヴァンが過去へ戻ることによって一本の線でつながるシナリオはなかなか巧妙にできています。しかし、わずかに過去を変えただけでも現在に大きな変化を生み出すことに。そして最後にエヴァンがとった行動とは・・・。

 この「バタフライ・エフェクト」、「2」「3」もDVD化されています。「2」「3」と銘打っていても、まったく別の作品です。どちらも、それなりに楽しめる作品ではありますが、第一作目には敵わない。ラブ・ロマンスがお好きな方には「2」を、ミステリーがお好きな方には「3」をおすすめします。

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