KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

詭弁を弄する

2012-01-27 19:01:36 | 日記・雑感

「詭弁を弄する」
道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論

 と、本題に入る前に余談を・・・

 10日ぶりに愛車が「退院」してきました。自分の不注意とはいえ、痛い出費。人身事故でなかっただけでもよしとするしかないかぁ~(;;)

 愛車を修理に出していた板金屋の社長さんと話になったのが、消費税の増税。私も「端数はおまけでいいよ」とサービスしていただいたのですが、消費税分をいただけない場合が多いとのことです。自動車の修理は高額になりますから、消費税も高額になります。露骨に「消費税分はまけてよ」というお客さんもいらっしゃるとか。「小さな工場は増税が死活問題なんだ」とご立腹でした。

 職場に戻るとテレビが国会中継を映し出していました。質問していたのは共産党の志位委員長。社会保障と税の「一体改革」が、庶民の暮らしをドン底につきおとすだけでなく、日本の経済も財政もめちゃくちゃにしてしまうという話は、板金屋の社長さんの言葉にも通じます。多くの国民が共感できる質問だと感じました。

志位委員長の質問は28日付の「しんぶん赤旗」に掲載されます→こちら

 さて、「こんな人には、もう任せておけない」と思ったのが答弁に立った野田首相。「消費税10%への大増税も、米軍普天間基地の辺野古移設も、国民への公約を裏切るものだという自覚と反省はあるか、という志位氏の質問に、「任期中は上げないというのが公約。だから公約違反にはあたらない」と開き直りました。

 「詭弁を弄する」とは、まさにこのこと。たしかに次の総選挙まで税率は5%のままかもしれません。しかし、増税へのレールを敷くこと自体が増税と同じ意味を持つことはいうまでもありません。

 2009年の総選挙のとき「任期中は消費税を上げません」「増税するときは国民の信を仰ぎます」といっていたのが民主党。その言葉どおりにとれば、「向こう4年間は増税しないんだな」「増税が必要なときは選挙でその是非をきめるのだな」と考えるのがふつうでしょう。こんな国民をだまし討ちにするようなやり方には、国民の手で審判を下すしかありません。

 ところで、志位氏は増税でも、社会保障切り捨ててでも、アメリカいいなりでも「自民党以上に自民党的だ」と民主党政権を批判しました。まったくその通りだとおもいます。

 そもそもいまの民主党は、2003年に自由党と民主党が合併してできたのですから、文字通り「自由民主党」なんですよね。

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