NHK連続テレビ小説「おひさま」も、いよいよ最終回。いろんな意味で楽しませてくれた作品でした。個人的には現代の真知子と育子には登場して欲しくなかったですが・・・。
最終回だけあって、これまでのシーンが伏線になっていた(?)場面も。
日向子に入学祝を届けた富士子が帰ろうとするときに陽子や和成、徳子が咳払い。それを見た運転手の神倉さんが仮病の演技・・・およそ7年ぶりの「大芝居」でしたね。相変わらず大根役者でしたが^^;
茂樹兄さんは無事、医大へ合格。しかも日向子と同じ年に大学生になるなんて・・・。「日向子と同級生になったりしてね」という陽子の予言が的中しました(笑)。ところで「私が生きている間には合格できるんだろうな」と言っていた良一は、茂樹の合格をみることができたのでしょうか。
さて、岡田惠和さんが脚本を書いた「ちゅらさん」の最終回はオール・キャスト勢ぞろいでしたが、「おひさま」も主要な登場人物は、しっかり最終回に登場していましたね。「帝王」と村上堂のご夫婦が出ていなかったのが残念でしたが、このほうが自然でしょうね。
そして・・・入学式に向かう陽子、和成、日向子が振り返り手を振るシーン。それに手を振り返す真知子や育子たち・・・。テレビの前の私たちに手を振っていたと感じたのは私だけでしょうか。
さて、最後の「あら捜し」を。「百白花」の開店はおそらく昭和25年、最終回は昭和28年。そしてラスト・シーンで陽子が太陽に向かって「おはよう、お母さん」と言うシーンは、昭和30年代はじめだと思うのですが、壁に貼ってある「お品書き」の値段は、ず~っと同じでした。
とあるサイトによると、昭和24年当時のそばの値段は15円、昭和28年には20円です。昭和34年には35円とあります。
http://chigasakioows.cool.ne.jp/ima-ikura.shtml
そして「おまけ」。「白紙同盟」の三人の会話。これまでずっと「育子」と呼んでいた陽子が「育子さん」と呼んでいました。たしか携帯に電話がかかってきたときは「育子からよ」と言っていたと思うのですが・・・
ところで、陽子が房子に「『続く』よね」と言っていましたが、「おひさま2」は特番で放送されるんでしょうか。札幌へ行った房子のもとを育子が訪れ、後日談を語るというのはどうでしょうか・・・。
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