8月15日は、終戦記念日
広島では、8月6日(水) は、
69回平和の日(原爆の日)でした。
8月6日に、お参りするのは、久しぶりです。雨が降りましたが、9時には、止んでいました。
安倍総理や、ケネディ大使も来られ、
雨に降られましたが、意義ある式典でした。ビニールカッパの中の、ケネディ大使の、沈鬱な顔が印象的です。
映画「JFK」や、「プラトーン」のオリバー・ストーン監督が、広 . . . 本文を読む
「車椅子からの子育て」を読み、感動しました。
「抜萃のつづり」は書籍や雑誌、新聞から心に残る文章・記事を抜粋し、まとめた書物です。創業者の熊平源蔵が社会への感謝、報恩のために昭和6年に創刊いたしました。 (クマヒラ公式HP)
熊平製作所は、CSR(企業の社会貢献)に熱心に取り組んでいる会社ですね。
財団法人熊平奨学文化財団では、昔は苦学生、今は、主に、留学生に奨学金を提供しています。
「 . . . 本文を読む
「ローマ人の物語」
塩野七生著「ローマ人の物語」を愛読している。
現在単行本の「ローマ人の物語Ⅸ 賢帝の世紀」、
5賢帝の時代の、トライアヌス帝の章を読んでいる。
ただ、つらいのは、シリーズものを読み始めると、
それが面白ければ面白いほどその本の虜になってしまうことだ。
まさしく、「ローマ人の物語」の奴隷状態だ。
ここ何ヶ月も、他の新刊本を読んでいない。
しかし、良い点は、通史を読むと、俯 . . . 本文を読む
伊坂幸太郎さん:ゴールデンスランバー、直木賞選考を辞退
伊坂幸太郎は過去5度、直木賞候補に選ばれている。
なぜ今回だけ選考を辞退したのか・・?
今回はどう見ても本命だった。
他の候補者が弱い。
直木賞は作品が一番だが、それプラス、作家の功績、
に対して与えられる要素が強い。
芥川賞は作品重視の選考といわれている。
“15日に選考会が開かれる第139回直木賞で、
人気作家の伊坂幸太郎さん . . . 本文を読む
『八日目の蝉』角田光代
蝉は地中に出てから7日間しか生きられない―――
8日目まで生き残ってしまった蝉が
見る世界は―――
地獄か、天国か・・?
八日目の蝉は、
ただの抜け殻になってしまうのが現実だが・・。
“どうしょうもない男に、不倫の果てに捨てられて、
それでも一目その男の妻が生んだ赤ん坊を見て帰るつもりが
つい誘拐をしてしまい、そこから始まる逃亡生活・・。”
☆5つ、文句なしに . . . 本文を読む
第137回 直木賞、芥川賞候補作
HP 文学賞メッタ斬り!
本屋さんをいつものようにぶらぶら歩きしていたら、
手書きで、137回 直木賞ノミネート発表!と
大きく書かれていた。
手書きは、切迫感があっていい。
いま、発表がありました・・・。
しかし、ノミネートは、アカデミー映画賞で、
直木賞の場合は、候補作品決定!なんだろうけれども・・。
http://homepage1.n . . . 本文を読む
「文学賞メッタ斬り」
「プロフェショナル 仕事の流儀、 装丁家 鈴木成一」を見た。
いい仕事をすることが一番だ。
NHK プロフェショナル 仕事の流儀 装丁家 鈴木成一
DVDレコーダーに録画していたので、もういちど見てみた。
鈴木成一は、プロフェショナルだと思う。
「文学賞メッタ斬り」
“ブックデザイン……鈴木成一デザイン室/装画・天明屋尚”
大森 望、 豊崎(とよざき)由美 . . . 本文を読む
『夜は短し歩けよ乙女』
第4回本屋大賞の発表があり、早速、本屋に、『一瞬の風になれ』を買いに行った。
本屋大賞 受賞作の帯が欲しかったからだ。
4/5の夜に発表があったので、まだ帯は出来ていないかと思ったが、
何とか間に合ったみたいだ。最近の印刷は早い。
1位が、『一瞬の風になれ』(475.5点)が圧勝すると思っていたが、
2位の、『夜は短し歩けよ乙女』 (455点)で、大激戦だった。 . . . 本文を読む
『一瞬の風になれ』
第4回本屋大賞(2007年)の候補作が発表された。
佐藤多佳子に受賞してほしいが、
『一瞬の風になれ』 は、三冊(三部作)なので、
店員さんが、売りにくいか・・?
「本の雑誌」2006年ベスト10第1位にもなっているし、
本命だと思う。
対抗は、『陰日向に咲く』?
もう十分売れていると思うが、
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 』の前例があるので、
可能性は高い . . . 本文を読む
「魂萌え!」桐野夏生(毎日新聞社)
ミステリー作家としての桐野夏生の本は、たいてい、読んでいる。
ただ、「残虐記」の後は、しばらく休んでいた。
桐野の毒気に当てられたからだ。
その毒気が少し抜けてきたので、久しぶりに「毒気」に当たりたくなった。
その作品が「魂萌え!」だ。
最近、通勤快“読”で、読み終えたところだ。
(毎日の電車通勤にかかる時間は、貴重な読書タイムで、
かけがえのない時間でも . . . 本文を読む
宮部みゆき「名もなき毒」
「誰か」の続編だ。
杉村さんが様々な事件で垣間見た、「名もなき毒」の正体とは?
ブログ内記事
「オトシモノ」には(車霊)がつきもの!?
「オトシモノ」といえば、先日、電車の網棚に置いていたバッグが、
盗られてしまった。
電車では、いつも、本を読んでいる。
(いま 読んでいるのは、宮部みゆき「名もなき毒」)
面白いので本に夢中になり、ついつい周りが見えなく . . . 本文を読む
森絵都「風に舞いあがるビニールシート」(文芸春秋)
―この短編集は、えこひいきなく、お薦めだ。―
7/15付けの朝日新聞{ニュースがわからん! 芥川賞、直木賞はなぜ脚光?}
を読んでいたら、面白いことが書いてあった。
“ A. 「芥川賞、直木賞は、実質的に文藝春秋が主催しているけれど
新潮社系では、三島由紀夫賞、山本周五郎賞、
講談社では、野間文芸新人賞、吉川英治文学新人賞がある。
. . . 本文を読む
「きいちゃん 」
31p 21cm(A5)
アリス館
山元 加津子【著】・多田 順【絵】
楽天ブック
こんな短い本で、こんなに長く泣かされたのは初めてだ。
ふと立ち寄った古本屋さんで、
他の小説を買ったついでに、手にした本だった。
"絵本"になるのだろうか・・・?
著者 ・・山元 加津子は、養護学校の教員をしていて、
そこで出会ったきいちゃんのことを、実話として、
描いている。
きい . . . 本文を読む
重松清の「流星ワゴン」
ショッピングモールの本屋さんをぶらぶらしていた。
すると、書棚の横で、小学4年生くらいの男の子を睨み付けている男がいる。
よく見ると父親らしいが、ただ睨み付けているだけである。
子供は恐縮しながらも、気を付けの姿勢で立っている。
怒らない父親が多い時代に、
なんとも珍しい光景だなと、思いつつ
素通りをする。
ふと、重松清の「流星ワゴン」を思い出した。
(本屋の平積 . . . 本文を読む
映画 「陽気なギャングが地球を回す」
第三回本屋大賞
ノミネート作品(一次投票通過11作)※五十音順
大賞発表は4月5日ですが、
いつもの癖で、大賞の予想をして見ました。
本命◎
対抗○
『県庁の星』 桂望実(小学館)
『告白』 町田康(中央公論新社)
○『サウスバウンド』 奥田英朗(角川書店)
○『さくら』 . . . 本文を読む